催眠術で欲望のままに過ごすうちに、夢に現れた謎の少女・真中愛。
夢では子供の僕と親しげな彼女のことを、なぜか思い出せなかった。
失われた記憶を探しに向かった先は、始まりの地・祖父の家。
そこで、愛との禁断の過去、催眠能力のルーツの深淵を知ることに!
北条こころ、南マイ、西武レイン、東方すのう、身体を弄んでいたはずの
四人の純粋な好意に気づかされる時が訪れ、催眠で昏く染まり切った青春に終幕が──
Webで長年愛された本格催眠ノベル、全話完全書き下ろしで真エンドへ!
第一話 真中** 童貞喪失編
第二話 真中** 日常性処理編
第三話 真中** 精液浸食編
第四話 真中愛 導入編
第五話 真中愛 無意識発情編
第六話 真中愛 無邪気露出編
第七話 真中愛 強制欲情編
第八話 真中愛 性交遊戯編
第九話 真中愛 最愛再会編
私立冷菜学園生徒ファイル・真中愛
第十話 東方すのう
私立冷菜学園生徒ファイル・東方すのう
第十一話 西武レイン
私立冷菜学園生徒ファイル・西武レイン
第十二話 南マイ
私立冷菜学園生徒ファイル・南マイ
第十三話 北条こころ
私立冷菜学園生徒ファイル・北条こころ
第十四話 真中愛
後話 東西南北中 御花見編
本編の一部を立読み
第一話 真中** 童貞喪失編
あれは俺が、まだ何も知らない僕という子供だった頃。
なくしてしまった誰かとの思い出があって、とっても大切なものだった気がするんだ。
そんな忘れてしまった、幼い頃の記憶を、まだ探し続けている。
いつかの夏の暑い季節に、僕は実家に帰った。
おじいちゃんの家に行っても面白くもないけれど。
いつもなら同い年くらいの友達がいっぱいいたのに、今回は一人も来ないらしい。
父さんと母さんの後ろをついていきながら、実家の門をくぐった。
「お義母さん、お久しぶりです」
「いらっしゃい。ふふ、元気にしてましたね」
出迎えたのはおばあちゃんだ。
皺が増えているのにとても美人だったのがわかるくらい上品な人だ。
実家はいつの時代だというくらいに古い家だがとても広い。
なにせ蔵が三つもあるのだ。庭も駆け回れる。
「挨拶なさい」
「……こんにちは」
「はいこんにちは、おっきくなったねぇ」
僕は撫でられて照れ臭くなって逃げた。
子供扱いはやめてほしい。
前を見ずに歩き出して、一瞬の寒気に僕は立ち止まった。
「ぅ……」
「なんだ……」
おじいちゃんだった。
僕を見下すような強い眼光は怖いが、逃げることはできない。
逆らったらダメという感触が全身を伝った。
「お義父さん、孫ですよ。忘れちゃったんですか?」
「あぁ、そういえばお前も子を産んでいたな」
「もう……あれ、お義父さん少しやつれました?」
母さんがおじいちゃんに親しく話しかけている。
あれだけ恐ろしいと感じているのに、どうしてか女の人はおじいちゃんと仲がいい。
隣にいる父さんも緊張で固まっている。
「今日はお盆ですから皆集まってくるんですよ。ほらいとこの……」
「面倒だな、蔵を片付けなきゃいかんか」
おじいちゃんはそう言って蔵の一つに歩き出した。
僕がほっとしていると、ふと目が合った。
ビクンと、蛇に睨まれたように僕は泣き出しそうになる。
「あ……あ……」
おじいちゃんが獲物を見つけたように睨んできていた。
僕は動かないまま、ふいに肩を叩かれた。
「うわぁああっ!」
「きゃっ……!」
後ろにいた女の人に気づかなかった。
「ご、ごめんね。なんだか様子が変だったから……」
女の人は僕より一回り上の年頃で、とても可愛かった。
黒髪の長いロングがさらさらで、目がくりくりで綺麗に思う。
少し幼さが抜けきっていないのに、大人だとわかるくらいに落ち着きを感じた。
「あらつかさちゃんじゃない。もう実家に来ていたんですね」
「こんにちは、実家が近くにありますので」
「あれ、でも大学に行っていると聞いたけれど」
「ふふ、もう来年には卒業ですよ。必須科目も終わってもうロスタイムみたいなものです」
つかさお姉ちゃんは母さんと機嫌よく話し続ける。
僕のいとこらしい。よくわからない。
気がついたら、おじいさんはどこかに消えていた。
*
実家に行っても楽しいことはない。
僕は持ってきたゲームもお預けされて、暇を持て余して歩いていた。
「まぁ、つかささん、卒業と同時に結婚するのですか?」
「はい、健一さんってすごく面白い人なんです。今日だって送り迎えまでしてくれて、心配性なんだから」
親戚同士が話をしているのを遠くで聞きながら、僕は靴を履く。
もう外で散歩でもしようと思ったのだ。
「あっ、どこ行くの?」
つかさお姉ちゃんが、僕に気づいて話しかけてきた。
「外」
「じゃあ私も行こっかな」
「なんで?」
「大人の人たちと話してると疲れるから……ダメ? あと『女はこの家じゃ男の許可なしに勝手に家の外に出てはいけない』から、君となら外に行けるかなって」
つかさお姉ちゃんが目線を合わせて僕に尋ねる。
この話し方は子供をお守する大人のやり方だ。
外に出れないルールは知っているが、それをだしに使われるのも嫌だ。
「だめ、僕一人で行く」
「近所のお菓子屋さんでアイス買ってあげてもいいよ。あそこケーキも売ってるしおいしいんだよ~」
「…………」
僕は口には出さず許可した。
つかさお姉ちゃんは軽快にぴょんと跳ねて僕の隣で靴を履く。
スカートだったため、少しひらりと舞った。
「どうしたのかな?」
「行く」
「待って~」
僕は偉そうに言って先を歩いた。
つかさお姉ちゃんは足が速いのか、余裕で追いついてきた。
実家の門をくぐって、お菓子屋さんに向かう道を決めて、
「あ、つかさ!」
「健一、待っててくれたの?」
「ああ、この子は?」
大きな大人の男と遭遇する。
つかさお姉ちゃんの言う通りなら、健一という名前なのだろう。
「うちのいとこ。アイス買ってあげるって言って一緒に出てきちゃった」
「そうか、じゃあ俺が買ってあげるから一緒にいこっか」
健一は大きくて強そうな男だが、しゃがんで僕に笑いかける。
僕は少し面白くなかったので、言葉に棘を乗せた。
「おっさん誰?」
「俺は健一。つかさの婚約者……って言えばわかるかな?」
「ふーん」
婚約者。この言葉の意味は僕でもわかる。
僕はどうでもよくて、アイスを買いにサッサと歩き出した。
*
アイスを買ってもらって、僕は少し機嫌がいい。
健一が色々話しかけてきたが、僕はあまり答えなかった。
つかさお姉ちゃんはそんな様子を笑って眺めていた。
しばらく歩いて、また実家に帰ってくる。
僕は先に門をくぐって、付いてこない二人に気づいた。
「……つかさ、お盆明けの予定は大丈夫?」
「うん、今週だけ実家にいなきゃいけないけど、それが終わったらしばらく一緒にいられるよ」
「そっか、じゃあ約束通り温泉にでもいこっか」
「うん、うん! 初めて二人での旅行だね……」
二人はまだ入り口の方で話し込んでいた。
僕はちょっと気になって覗き込むと。
つかさお姉ちゃんは、健一とじっと見つめ合っていた。
何か会話するわけでもないのに、瞳は潤み、頬が赤く染まっている。
「健一……」
夏の、ただの実家の入り口なのに、その二人の周りだけ別の空間みたいだった。
僕はそんなつかさお姉ちゃんを見たときに、ドキリとした。
いとこのお姉さんというだけだった彼女の表情が、とても美しかったのだ。
つかさお姉ちゃんが美人なのはわかる。
けどそれがなんだと思っていた。
ただ僕が見たことない、僕に見せることのないつかさお姉ちゃんの姿に見とれた。
「…………」
二人は何もしない。だがゆっくりと距離が縮まる。
僕はそんな様子を見て心臓が高鳴った。
なんだろう、胸が締め付けられるような気持ちだ。
つかさお姉ちゃんは、健一という男の前でだけ見せる表情。
「……あ」
僕は何を思ったのか、二人に向かって声をこぼした。
途端にその空気が割れたように二人の空間が崩れた。
お互い恥ずかしそうに顔を逸らして、気まずそうにしている。
「さ、帰ろっか」
つかさお姉ちゃんが、いつもの顔で僕に笑いかける。
僕はちょっとがっかりした。
顔こそ赤くなっているものの、つかさお姉ちゃんはいつもの顔だ。
あんな表情を見れることが、とても羨ましくてしょうがなく思える。
「…………」
そんな様子を、おじいちゃんも見ていたことに気がついた。
*
なんだろう、ぼおっとする。
僕は何をしていたんだろう。
アイスを食べた後にまた少し暇をつぶして、夜ご飯を食べて……覚えてない。
でもここに来なきゃと思って、気がついたらここにいた。
「起きたか。とはいえまだ夜なんだがな」
おじいちゃんの声だった。鼓膜に響く、重い声だ。
僕が左右を見渡すとそこは蔵の中を改装した一部屋だった。
物置に近いが、やたら綺麗なベッドが一つある。
「おじいちゃん?」
「ああそうだ。『オレのことはそんなに気にしないでいい』。ただ話は聞いていろ」
「はい……」
おじいちゃんの声はいつも耳に届いて自然を受け入れてしまう。
いつだってこの人が正しいから。聞かなきゃいけない。
僕はぼんやりとした思考のまま、意識ははっきりとする。
「なに、気を張るんじゃあない。オレもたまには孫を可愛がってやりたくてな。ちょっとしたプレゼントを用意したんだ」
「プレゼント?」
「まあじじいのプレゼントなんてのはちょっと的外れなもんだ。ただ流行り廃りに疎いオレでも確実にお前が喜ぶものを与えられる自信がある」
おじいちゃんが歯を見せて笑うと、蔵の扉が開いた。
僕はなぜか目を離せず、開けた人が誰なのか確認する。
「つかさ、お姉ちゃん?」
「…………」
つかさお姉ちゃんが、蔵の中に入ってきた。
寝る前だったのか、インナーのシャツにショートパンツという薄着だ。
だが様子がおかしい。
まるで力の抜けた人形みたいに、ぎこちなく、ふらついて歩いている。
口は開きっぱなしで、肩がだらんと垂れ下がっている。
瞳はどこかうつろで、どこも見ていなかった。
*
「つかさお姉ちゃん、どうしたの?」
「なに、元々オレが残しておいた楽しみだったんだが、一度も使う機会がないままここまで育っちまった。まぁどうせならかわいい孫に初物を捧げてやろうと思ってな」
おじいちゃんが歪んだ笑みを浮かべる。
僕はその言葉をよく理解できなかった。
だけど、どうしてかそのつかさお姉ちゃんの姿に釘付けになった。
ドキドキと、心臓の音がうるさく鳴る。
「つかさお姉ちゃん、動かない……返事もしない」
つかさお姉ちゃんはふらふらと僕の前に立って、立ち止まった。
ぼおっとしていて、僕も見ていないお姉ちゃんの姿。
なんだろう。
気がついたら自分の唾を飲んでいた。
「つかさお姉ちゃん。どうしたの、動けないの?」
「…………」
「触ってみたらどうだ?」
おじいちゃんのことは気にならないのに、その声だけが異様に届く。
僕は言われた通り、ふるえる手を伸ばした。
寝る前だったのか、インナーのシャツにショートパンツという薄着のつかさお姉ちゃんの手首を握って、揺らした。
つかさお姉ちゃんは人形みたいに揺らされているだけ。
「……ねぇ、お姉ちゃんってば」
僕は強く揺らしてみるが反応しない。
つかさお姉ちゃんは強く揺すられて、さらに左右にバランスを崩す。
ふと、おっぱいが僕の目の前で揺れた。
僕は背がまだ低くて、揺れるおっぱいが顔に当たりそうだった。
「…………お姉ちゃん」
僕は心臓が跳ね上がりそうなほど緊張した。
いくら手を揺らしても動かなかった。
だからあえて左右にバランスを崩すように揺らす。
つかさお姉ちゃんがたたらを踏んでバランスを取ろうとするたびにおっぱいが揺れた。
「ねぇってば!」
僕はどうしてかもっと揺れてほしいと思っている。
いつの間にか膝を曲げて身体を低くして、おっぱいに釘付けになった。
「あっ!」
僕はどんと彼女を押してしまう。
つかさお姉ちゃんは大きくバランスを崩して後退した。
その時に足を持ち上げてバランスを取ったせいだ。
ショートパンツの隙間から青色の下着が、僕の目に映った。
「気になるなら、触ってみたらどうだ?」
「……う、ん。起きないなら、いたずらしても大丈夫だよね」
どうしてか、僕はもう耐えられなくなった。
ゆっくりとつかさお姉ちゃんに近づいて、ショートパンツの裾に手を伸ばす。
一度お姉ちゃんの顔色を窺う。うつろで何も見ていない。
意を決して、ショートパンツをずり下げた。
「……青色の、ぱんつだ……」
つかさお姉ちゃんの下着が見えた。
僕はどうしてか下半身に力がこもって、前かがみになる。
「な、なんだろ……」
女の子のパンツなんて一度も見たことがない。
初めてしたことで、心臓のドキドキが止まらなくなる。
なぜだろう。パンツなんて別に何でもないのに。
触ってみたくなった。
「…………」
開いた左手でパンツに手を伸ばして人差し指をつんとした。
「……あっ」
「っあ、おねえちゃ……」
その瞬間に、つかさお姉ちゃんが声を漏らした。
僕は心臓が爆発しそうなほどドキリとして、顔を上げる。
だが、声を漏らしただけでお姉ちゃんは何も言ってこなかった。
その事実に、腰のあたりでキュッとした感触がのぼって、
「う、うわぁっ!」
気がついたら僕はズボンの中でおしっこを漏らしていた。
おしっこが止まらなくて、ドクドクと波打ちながら出ていく。
「あ、あぁ……っ」
僕は困惑と情けなさで固まってしまう。
でも気持ちがよくて、なんだかドキドキがスッキリしたような気もした。
「ほぉ、これが初めてか」
「お、おじいちゃん……」
「なに気にすることもない。汚れたら面倒だ全部脱いでしまった方が良いな。後で女共に片付けさせるからそこにでも置いておきなさい」
「は、い」
僕はおじいちゃんに言われるまま服を全部脱いで、蔵の端に置く。
言われてもいないのに、そのまままたつかさお姉ちゃんに近づいた。
「うわ……チ×コがおっきくなって……」
僕は初めて自分のチ×コがでかくなったのに気づく。
まるで別の生き物みたいにビクビクしていて、ちょっとグロい。
「気にすることはない。正常な反応だ。どれ、つかさも手伝ってあげなさい。上を脱げ」
「……はい、上を……脱ぎます」
つかさお姉ちゃんが初めて答えた。
僕は意識が戻ったのかと思って慌てたが違った。
命令された通りに、上着を脱いでしまったのだ。
「え、おねえちゃんが脱いで……」
上着を脱ぐと、お姉ちゃんはパンツと同じ色のブラジャーを着けていて。
僕はそれに釘付けになって、またドキドキしだした。
「はぁ……はぁ……」
「つかさの裸が気になるか? 手伝ってやってもいいぞ」
おじいちゃんに言われて気づいた。
僕はつかさお姉ちゃんの裸が無性に見たかったのだ。
理由はわからないけど、見れたらとても気持ちがいい気がした。
「上を脱がなきゃダメなんだよね……それは、脱がないの?」
「…………」
「僕が、脱がしてあげてもいい?」
誰も答えない。
でも気がついたら僕はつかさお姉ちゃんに近づいて、おっぱいに手を伸ばしていた。
ブラを外そうと、下から手で捲ろうとして、
「うぁ、柔らか……」
手に広がったのは、おっぱいの柔らかい感触だった。
というか、いくらやってもブラが外れない。
引っ張っても取れないし。
「くそっ……どうすれば……」
僕はブラを外すしぐさをしながら、手で何度もお姉ちゃんのおっぱいに触れた。
ふにふにと、ブラ越しからも伝わる感触がとても気持ちよくて。
またチ×コがドキドキして大きくなる。
「くそっ、くそっ!」
僕は悪態をつきながら、強く胸を揺らすことが目的になりつつあった。
ただ、ブラの細いところを引っ張り続けたからか、何かがぱちりと外れ、
「あっ……」
目の前でつかさお姉ちゃんのブラが外れて、おっぱいが揺れた。
ぷるんと、プリンのように柔らかくて、まるい。
またチ×コがドキドキしている。
「おっきいおっぱいの先っちょに、乳首があるんだ……」
つかさお姉ちゃんのおっぱいの先端に指を沈める。
とても柔らかくて、またチ×コがドキドキする。
僕は反射的に逃げて下を見た。
「し、下を脱がしたら、もっとドキドキするのかな」
僕はそんなことを思って、パンツに手をかける。
グイっと、手を下におろしたら、お姉ちゃんのパンツも脱げてしまった。
「うわ、これ……」
初めて見た。
女の人にチ×コが付いていないのは知っていたが、見るのは初めてだ。
「なんだろ、つるつるの肌に線? みたいなのが」
「あっ……」
またつかさお姉ちゃんが反応した。
どうやらここに触れると声が出てしまうらしい。
僕はいつの間にか触るのにも躊躇うことをしなくなっていた。
「つかさお姉ちゃん。すごく暖かい……すべすべで気持ちよくて……ドキドキする。なんでだろう」
僕は気がついたら両手を伸ばして、つかさお姉ちゃんに抱き着いた。
お互いに裸で、肌と肌がざらざらとこすれ合う。
チ×コがもっと熱くなった。
「つかさお姉ちゃん……お姉ちゃん!」
僕はいつの間にか尻を振ってチ×コをこすっていた。
そうすると気持ちよかったのだ。
つかさお姉ちゃんの太ももにチ×コがこすれて、ドキドキしている。
「な、なんだろこれ、これ」
「つかさ、射精を手伝ってあげなさい」
「はい……手伝い、ます」
「えっ、……うわぁああああっ!」
つかさお姉ちゃんの手が動いて、僕のチ×コを握った。
柔らかい指先でしゅこしゅこして、キンタマがきゅっと締まる。
腰をのけぞらせていたら、またチ×コが耐えられなくなっておしっこを漏らした。
「あっ……ぁあっ……!」
びゅーっと勢いよくおしっこが飛んでいく。
つかさお姉ちゃんはその間も手を振って、チ×コにおしっこが残らないよう搾る。
両足が筋肉痛になったみたいに震え出して、止まらなくなった。
「はぁ……はぁ……なんだよこれ……」
僕はわけがわからなかったが、
「きもちいい……なんだよ」
それがとても気持ちのいいことはすぐにわかった。
もっとやりたい、やってほしい。
「つかさお姉ちゃんを見ると、おしっこがでちゃうんだ……」
理由はわからなくても、どうしてそうなるのかはわかった。
僕は答えを求めてつかさお姉ちゃんを見るが、動かない。
「それは女が男を気持ちよくするための身体になっているからだ」
「……おじい、ちゃん?」
「教えてやるよ。女の使い方」
おじいちゃんが、僕のことを見て笑っていた。
まるでおもちゃを見つけた子供みたいだった。
でも僕も笑っていた。
すごく気持ちのいい楽しみを見つけたからかもしれない。