何も知らない黒髪聖女は悪徳司教に抱き潰される2

著者: 月見ハク

電子版配信日:2024/11/22

電子版定価:880円(税込)

何度抱き潰しても、清純さを失わない黒髪の聖女マイ。
聖女を手に入れようと迫るゴーゼ司教の魔手を、俺は周到な罠で迎え撃つ──
すべてはマイを守り、独占し続けるために。
今日も俺は大司教の名のもと、儀式と称して無垢な女体を堪能する!
罪深すぎる快楽に溺れる中、次第にマイの態度も変化してきて……
WEBで超人気の溺愛ファンタジー! 
書き下ろし特別編収録。

目次

第一話 聖女たちの湯浴み

第二話 二度目の嘘

第三話 求める口づけ

第四話 ネズミ捕り

第五話 聖域での雌雄

第六話 聖女の秘儀

第七話 四度目の処女検査

第八話 第一王子の儀式

【書き下ろし】下町の視察と雨宿り

本編の一部を立読み


「大司教さま、あのっ……」
 揺れる瞳が何かを訴えかけてくる。何かを求めるような上目遣いだ。
 言葉がなくても分かってしまう。
 彼女の表情、仕草のすべてが口づけを欲していた。
 だが朦朧とする思考の中で、いい口実が見つからないようだ。わずかに開いた唇を俺に向け、その先端が震えている。
「マイ、舌を出しなさい。粘膜を通して詰まりが取れたかを確かめよう」
 彼女は小さく息をのむと、舌先をちろりと出した。
 その可愛らしいピンクの舌に、ゆっくり舌を重ねる。
「ぇぁ……ん、ぁっ……」
 すぐにマイの舌が絡みついてきた。開いた唇が密着し、その閉じられた口内で舐め合う。
 散々にイったせいか彼女の舌が溶けそうなほど柔らかい。小さい口内は熱く、漏れる吐息も温かかった。
「んっ……は、ぁっ、んむっ……ん、んっ……ぁぁっ」
 くちゅくちゅと唾液の混ざり合う音に、脳内が蕩ける。彼女の求めるようなキスがとんでもなく気持ちいい。
 お互いの舌先をすくうように舐め合ってから、ゆっくりと密着が解かれていく。
「大司教さま、どう……ですか?」
 鼻先が触れ合う距離で、絶世の美少女が物足りなさそうに俺を見つけた。
 心臓が跳ね、肉棒にドクドクと血が巡ってくる。
「ああ、魔力の流れは正常だ。だが最後に私のもので確かめる必要がある。……いいね?」
 密着しているマイをさらに抱き寄せ、硬くなった股間を彼女の下腹部に押し付ける。
「はい……」
 マイは切なそうな顔で小さく返事をした。
「そこの木に手をつきなさい」
 手を伸ばせば届く位置に生えている木へ、視線を送る。
 彼女は素直にうなずき、太い幹に両手をついた。
 俺のほうへ控えめに差し出しされたお尻を一撫でし、スカート部分をめくり上げる。
 マイの丸くて白い尻が月明かりに淡く照らされる。彼女の秘所からは蜜液があふれ、きらめいていた。
 その美しくも淫らな光景に、思わず唾を飲み込む。
「よく濡れている。私のものがすんなりと入りそうだ」
 ズボンを下ろし、先走り汁にまみれた肉棒を濡れ口にあてがう。
「マイ、挿れるぞ」
「んっ……」
 物欲しそうなマイの膣口に、亀頭を浸していく。ぬちゅと卑猥な水音がしたかと思うと肉棒が吸引された。
「くっ」
 気づけば肉竿が熱い膣内に包まれ、きゅううっと圧迫されていた。腰が浮かび上がるような気持ちよさだ。
 実際には俺が突き出したのだろうが、まるでマイの膣に飲み込まれたような感覚に陥る。
「あぁっ……んッ、ぁっ……大司教さまの、入ってっ……」
「マイの中はすごいな。私のものをつかんで締め付けてくる」
 幾度も絶頂を繰り返した彼女の膣内は、まるで溶ける寸前のように熱くうねっていた。
 肉棒をさらに膣奥へと埋め込むために、股間で彼女の尻を突く。
「はぁッ……あぁんっ――ッ」
 パンと小さな音が鳴り、マイが体をくねらせた。抽送の性感だけで絶頂したらしい。
 俺はそのまま彼女の背中に覆い被さり、胸元に片手を伸ばす。重力で垂れる豊乳を手のひらでたぷんと揺らし、先端の乳首を指でつまむ。
 もう片方の手はマイの股ぐらへと這わせ、ぷくりと膨らんだ花芽に触れた。
「マイ、これは君が味わったことのない刺激だ」
「ぇっ……?」
 俺は後背位で挿入しながら、指先に魔力を込めた。
「あッ……あ゛ああぁぁぁっ――――ッッ!」
 彼女が雷に打たれたような絶叫を上げる。乳首とクリトリスを魔力で愛撫され、さらに挿入の快感まで掛け合わさったのだ。最近まで無垢だった少女が耐えられる快楽ではない。
 彼女の性感帯を愛撫しながら、小刻みに腰を動かしていく。
「あ゛ぁっ、あッ、あんっ……んッ、んぁっ、あッ、ん゛ううぅぅっ――ッッ」
 ヌチュ、ヌチュと肉棒を出し入れするたびにマイがくぐもった悲鳴を上げる。
 魔力を込めて愛撫をしている乳首はさらに硬くなり、クリトリスも膨らみを増していく。
 肉棒を咥えこんだ膣の中が広がったかと思うとぎゅっと締まり、その繰り返しで肉竿が圧迫され、尻奥から強烈な射精感がこみ上げてくる。
 手加減しようと思っていたのに腰が勝手にピストンを速めてしまう。ズチュズチュと膣内へ突き入れ、愛液をかき出す。抽送のたびに乳房が大きく揺れ、逃がすまいと鷲掴みにするとそのたびにマイが背中を丸めるようにビクついた。
「ん゛っ、ひぐっ、あ゛ぁっ、ああッ……あっ、はぁっ……んあぁっ、あっ、いやぁッ」
 淫らな水音と、肌と肌がぶつかる音が響く。マイは前のめりに倒れそうになっていて、木の幹へと伸ばした細腕で辛うじて体を支えていた。下を向いた巨乳の重量に上半身が引っ張られているように見える。彼女の顎先から、涙か汗か涎れか分からない雫が垂れ落ちた。
 最高だ。王国で一番神聖なこの場所で、聖女を――マイを好き勝手に穢している背徳感に恍惚とする。
 理性が消え、本能のまま猿のように腰を振り続ける。うねって絡みついてくる名器に搾り取られるように精液が上ってくる。
「ぐぅっ……マイ、出すぞ」
 膣奥を押し込むように腰を埋める。股間を突き上げるような深いピストンだ。
「ひっうぅッ、あぁっ、ああっ……中がっ、溶けっ、溶けちゃっ……ぅっ、んうぅうううっ――――ッッ」
 膣がぎゅうっと締まり、凄まじい快感が肉棒から脳天まで突き抜けた。
 その瞬間、
「ぐっあぁぁっ……!」
 ついに鈴口が決壊して精が放たれた。ドビュルルル、ドビュルルと尿道を熱い濁流が駆け抜けていく快感に頭が真っ白になる。
 脳髄が蕩けるような快楽。ドビュッ、ドビュッと彼女の最奥に射精するたびに太い快感に襲われ卒倒しそうになる。足がガクガクと震えまともに立っていられない。
 マイの背中に押し潰すように体重を掛けると、彼女の全身が痙攣しているのを感じる。
 やがて互いの体からふっと力が抜け、繋がったまま地面に倒れ伏した。
 四つん這いになった俺の下で、マイがうつ伏せになって荒い呼吸をしている。今この瞬間、彼女は俺だけのものだという実感に酔いしれる。本能的な達成感と愛おしさが押し寄せ、多幸感が止まらない。
 精巣内をすべて放出するように肉棒が脈動し、ドクドクと精を注いでいる。
「はぁっ、はぁっ、ぁッ……大司教、さまっ……」

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