本販売日:1992/12/23
電子版配信日:2011/01/27
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0466-3
「ご開帳だ。美都子の××を拝ませてもらおう」
「あああ、いやです! 見ないで……ああン」
縛られた女体が、羞恥の源泉から菊蕾まで晒される。
美しい、悩ましい、処女のような恥部だった。
これから淫鬼の生贄となる美都子、二十三歳。
綺羅光、渾身の凌辱巨篇はまだ始まったばかり!
みつこ(23歳)その他
ゆり(18歳)その他
じゅんこ(28歳)人妻
本編の一部を立読み
「よしよし、お嬢はいい子だ、ほらこっちもしゃぶるんだよ」
やがて狂二は、反りかえった怒張を指でブルンと前へ押し倒してみせ、下腹にくっついていたペニスの表側の部分まで、舌で清めろと命令する。もうその頃には美都子はすっかり相手のペースに巻きこまれてしまい、やや腰を持ちあげ気味にして、せっせと舌を走らせて、たちまち肉茎の裏も表も甘い唾液でしっとり濡らすのだった。
「ちくしょう。俺もあんなふうにしゃぶらせてみてえなあ」
「狂二のガキめ、ぷっくりと気持ちよさそうにオッ立てやがって、本当に運のいい野郎だぜ」
「おい狂二、こんな絶世の美女のフェラチオはまた格別だろうよ」
いつしか二人のまわりには、男たち全員が詰め寄って、かぶりつきで一世一代ともいえるこの見世物を見物している。なんともサディズムを疼かせる変質的な光景がそこに繰りひろげられて、千野も含めた誰もが、身内がひりつくような興奮を覚えていた。
えらそうに股間を大きく開いたデブの狂二。その凶棒へ、あの城戸美都子が、ほつれ乱れたアップの髪を揺すりながら、一途に愛撫を注いでいるのだ。目を閉じ、甘い鼻息さえもらして行為にふける美都子の表情の悩ましさ。それに愛撫のたびに、きつく縄で絞りだされた豊満な隆起が妖しく揺れて、パンティに包まれた腰部がくねくねする。
「今村さん、もう時計をスタートさせていいです。ああ、あんまり気持ちよくて、すぐに出しちゃいそうで……とても三十分なんかもちそうもねえや」
狂二は、わざと美都子に聞かせるように呟いた。しかしその顔には余裕たっぷりの笑いが浮かんでいる。射精を自在にコントロールできる特異体質に加え、すでに今日は三発も抜いているのだから、長持ちできないはずがなかった。
公平さを装うため、美都子にすぐ見えるところに大きめのデジタルタイマーが置かれ、三十分間のカウントダウンがはじまった。
美都子は、六郎を救うため、城戸珈琲を守り抜くため、悲壮な決意とともに朱唇を開いて、極太の肉棒を受け入れにかかる。
「狂二のデカ魔羅が、あの可愛いお口にすっぽりおさまるのか?」
「へへへ。ディープスロートの要領は、富樫にこってり教えこまれてるはずだぜ」
「しかし指が使えず、口だけでシコシコやらなきゃならねえとは、美都子も不運だな。このところ色事ともご無沙汰らしいしよ」
そんなギャラリーの囁きが聞こえているのかいないのか、美都子は美貌を火照らせ、次第にフェラチオ奉仕に没入している。雁首の縫い目に沿って小刻みにレロレロと舌を動かしたり、かと思うと王冠の溝にぴたりと寄せて、甘く小突きながらぐるりと一周する。それを粘っこくつづけるうち、狂二が、「ウウウッ」と快楽のうめきをこぼした。