猟辱(上)

薔薇の淫香

著者: 綺羅光

本販売日:1993/12/23

電子版配信日:2009/05/29

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0526-4

美人課長が俺の××をフェラチオしている。

縄の間から柔肌を晒し、朱唇と舌で奉仕する。

木築絵美子29歳、抜群の肢体をもつ超インテリ美女だ。

課長さん、待ってな。今すぐ仮面を剥いでやる……。

どんな美女も理性を捨てて牝犬になる――

最高の香水を手に入れた伊能の猟辱が始まった。

登場人物

りか(23歳)OL

ふたば(19歳)その他

えみこ(29歳)課長

ゆき(20歳)女優・アイドル

本編の一部を立読み

量感たっぷりの隆起をブルンブルンとこねまわしながら、裾野のあたりへ指を食いこませては押し揉み、それからローズピンクの乳首を軽くつまむ。一連の動作を繰りかえすうち、甘美な涕泣はぐっと高まる。

「いいぞ絵美子。へへへ。おまえのイキのいいおっぱいが、手のなかで飛びはねてらァ」

「あーん、ああーん」

「ウム、気に入ったぞ。これからデパートの催事で、課長自らモミモミショウで客寄せしたらいいじゃないか」

言葉でいたぶると、密壺のなかで前後の膣壁がぐぐっと狭まり、ペニスをきつくサンドイッチするのだ。合わせて肉孔がキュッ、キュッと根元を食い締めてくる。

「おうおう、すごく締めつけちゃって。俺みたいな下品な男は大嫌いなくせに、どうだろ、このザマは」

「ヤン……いやン、ああ、いじめないでっ」

そうして絵美子は狂乱のなかでまた昇りつめていった。

最初のオルガスムスに達するまでは時間がかかるが、一度いくと癖になって、たてつづけになんかいでもいくというタイプの女がいる。木築絵美子がまさにそれだった。

(たまげたなあ。丸王の美人課長サマは、こんなにセックスが激しかったとは)

伊能の肉棒はうれしい悲鳴をあげている。柔らかな肉層で快美にしごかれ、さっきから何度か一緒に引きずりこまれそうになっていた。そのたびに丹田に力をこめ、どうにかふみとどまっているのだった。

そうして騎乗位で三度気をやらせて、結合をほどかずに対面座位へと移行した。簡易ベッドは安定が悪いので、伊能は床へ足をおろしてベッドの縁へ座り、女体を膝の上へのせて貫いている。

「ああっ、本当にすみませんでした。伊能さんに向かって失礼なことばかり言って。絵美子、心からお詫びしますわ」

伊能の胸へ悩ましい巨乳をぐいぐい押しつけながら、絵美子はしきりに詫びるのだ。ついさっき目尻を吊りあげ、その下品さをののしった女と同一人物とは思えないしおらしさである。

「へへえ。いやらしいことを言うから、俺が嫌いじゃなかったの?」

「いいえ、違いますっ。あ、ああ、大好きです。本当にごめんなさい。どうか絵美子を許して」

狂おしく伊能の肌へキスを注いでくる。胸板から喉、首筋一帯にかけて、まるで三日ぶりに御主人様に会えた人なつっこい柴犬のように、ペロペロ、ペロペロとしつこく舐めまくって、唾液でぐしょ濡れにする。

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