東京蜜猟クラブ

著者: 綺羅光

本販売日:1997/12/23

電子版配信日:2009/04/03

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0788-6

細胞まで吸い啜られそうな熱い口辱奉仕

弾力に富んだ上質な膣肉の得も言われぬ収縮

眉根を寄せ甘え泣きしながらイク、謎の麗女・美沙王

Sが、Mが、倒錯者たちの性欲を叶える美肉調達人に

忍び寄る魔の手----その実弾が最高の女体と性戯

美沙王の目的は何か?……蜜猟クラブ、狂熱の夜

登場人物

みさお その他

えみ(22歳)その他

るな(26歳)人妻

りこ(20歳)その他

さとみ(22歳)その他

本編の一部を立読み

「もっとよ。もっとたくさん絞りとってあげる」

妖しい笑みをにじませて立ちあがり、パンティを脱いだ。

柔らかな丸みを帯びた下腹部の底を、いくらか濃いめの繊毛がふんわり夢幻的に覆う。美紗王は上づきらしく、生赤い陰核の先端が茂みのなかから顔をのぞかせている。

「とうとう、ひとつになるのね、私たち」

ソファに座るモーリの膝の上へまたがりながら、美紗王の声は心なしか震えている。死んだ兄とのセックスのイメージをだぶらせているのかもしれない。

向かい合わせになった女体を抱きかかえ、モーリはインサートした。

美紗王が淫らに熟した乳ぶさを揺すり、激しく喘ぎながら身を沈める。ぐいぐい結合が深まっていく。

「すごくいい……うふん、ああ、思ったとおりだわ」

「おまえのいやらしい身体も最高だよ」

弾力に富んだ上質の膣肉がぴっちり吸いついて離れないのだ。濃厚な口唇奉仕で勢いのついたモーリの肉棒は、唸りをあげるようにスライドし、狂熱的な抽送に入った。

美紗王は感度も抜群だった。たちまちエクスタシーに達してしまう。

頂上から舞いおりると、うっとりと余韻に浸りながらキスを求めてきた。最初のキスとは違い、もう遠慮なくモーリの口腔を隅々までまさぐる。

互いの舌腹でネバネバと唾液をまぜ合ったり、深々と吸い合ったりするうちに、美紗王の吐息は荒くなり、細腰が再び熱っぽく回転しはじめた。

「どうしたんだ。フフフ。おい美紗王」

「あーっ、ねえ、ああーっ、私、またイッちゃうう」

眉根をきつく寄せ、甘え泣きしながらイク時の表情は、男の胸を緊めつけるような愛らしさが漂うのだ。

ヒロ川崎に縄で縛られ、背徳の交合を強制されて、それでも悲しく昇りつめていってしまう少女の面影がそこにあった。

「すごい敏感なんだな、美紗王って。びっくりしたぜ」

「いや。い、いつもは違うわ。こんなに感じるの、とても久しぶり。本当よ。あ、ああ、また感じてきちゃう」

「ほんと。キュッキュッ締まってやがる」

「動かさないで。ねえ、こうしてつながってるだけでも、アアン、たまらないの。お願いよ。ゆっくり噛みしめたいのよ」

そう言って美紗王はしがみついてきた。 モーリは抽送のピッチをゆるめた。代わりに、牛の角のようなカーブを描くエロチックな乳ぶさをこってり揉みしだいた。

美紗王は、阿片でも吸ったような陶酔の顔つきで「好きよ。大好きよ」とモーリへ向かい、熱く囁きつづける。

「ゆっくり会いたいのよ。ねえ、今度の日曜日、いいかしら? うれしい。私、あなたならなにをされてもいいわ。どんな命令でも聞くから」

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