美姉妹・檻のなかの快楽
本販売日:2003/12/23
電子版配信日:2007/08/01
本定価:713円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-1241-5
これほどの美女が牝奴隷に堕ちきった顔を見たい……
雪白に輝く乳房を蹂躙され、淡紅色の秘唇を穢されても、
気高さを失わない美貌、色あせない瑞々しい艶香。
媚態の裏側で智沙が抱いていた、最愛の妹奪還計画に、
淫鬼たちが気づいた瞬間、新たな悲劇の幕があがるとは!……
ここは隷辱の肉舎――翼をもがれた天使を美獣に変える檻!
ちさ(26歳)女子大生
みま(22歳)妹
りょうか 水商売・風俗嬢
本編の一部を立読み
相変わらず、しんと音を吸いこんでしまうほどの美貌である。この三日の間にやつれて頬の肉がいくらか落ちてはいるが、そのぶん魅惑の黒瞳の輝きがまして、かえって妖美さをましている。
「……静波智沙が、私の本名です。今まで名前や身分などすべてを偽り、皆さんをだましてきたことを深くお詫びいたします。本当にすみませんでした」
フロアに膝をつくと智沙は土下座した。
と、驚くほど張りのある乳ぶさも形よく伸びた太腿も、そして優美な生えっぷりの陰毛さえも丸見えになり、女たちは嫉妬まじりの冷笑を浮かべた。
「智沙は、こ、これから、最低の奴隷として、地下室で死ぬまで暮らしながら、お店のスタッフの皆様、そしてお客様、すべての方々のために喜んで働かせていただきます。ラウンジ・ガールの方々はラウンジでお客様にサービス接待をなさいますが、智沙は、最低の奴隷ですから……フロアで、皆様の前で、できるだけ大勢のお客様のエキスを吸い取るのが務めです。そんな時は、ど、どうかご遠慮なく、奴隷の智沙を厳しくしつけてくださいませ」
さらさら流れ落ちる黒髪に表情が隠れ、どれほどの憤辱を噛みしめているのかはホステスたちから見えない。それでも剥きだしの雪白に輝く肩先がピクピク震えて、智沙の感情が乱れていることは明らかだ。
「へー。奴隷だって。スリーRで胸を触られてキャアキャア騒いだくせに、大した変わりようだわ」
「どうせまたお客にちやほやされたらエラそうに振る舞うんじゃないの。まるで貴族のお嬢様みたいに」
「そうしたらビシビシしつけてやるのよ。そう本人が頭をさげて頼んでるんだからさ」
とても今の挨拶ぐらいでは溜飲がさがらないらしく、古株のホステス連中は口さがない。
なにしろサン・ヴィセンテでは異例のスピードでラウンジ・ガールに昇格し、客たちの指名が殺到している智沙だ。どれほどこの間、自分たちはくやしい思いをさせられたことか。
主任がふたたび前へ進みでた。
「よし、智沙の奴隷としての新しい門出だ。みんなで愛のムチとして、好きなところを叩いて祝ってやってくれ。ほっぺたでもケツでも頭でも、どこでもいいぞ」
智沙はフロアに四つん這いになっている。いつしかホステスがまわりをぐるりと取り囲んだ。
「あら、お尻になにか入ってるじゃない」
「キャア。いやだ。なによ、あれ」
その格好だと超ミニからあられもなくヒップがはみだして、肛門にオレンジ色のアナル・プラグが刺さっているのが見えた。
智沙の顔が激烈な羞恥に赤く染まった。
「智沙はケツが性感帯なんだ。とにかくそこになにか咥えこんでないと物足りないんだよ」