姦ぱにい――こちら野獣商会 未亡人・雪奈の部屋

著者: 綺羅光

本販売日:2011/06/23

電子版配信日:2012/06/01

本定価:681円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1792-2

亡き夫と過ごした思い出の部屋が、野獣どもの巣窟に――

33歳の空閨に忍び込む、悪徳不動産屋の狡猾な罠。

守り通した貞操を、夫が愛した屋敷もろとも奪われて、

M調教を施された軟禁生活は、雪奈を未亡人奴隷へ……

野獣どもの欲望が気品に満ちた柔肌を黒く塗り替えてゆく。

魔弾の照準に定められた女はもうどこにも逃れられない!





<もくじ>



1 こちら野獣商会

2 淫猥きわまる十の扉

3 屈辱のお屋敷ストリップ

4 麗しき未亡人の秘液

5 濡れ地獄のエクスタシー

6 血涙の紅唇奉仕

7 M調教で妖しく燃えて

8 淫縁の訪問者

9 肉人形の待つ館

登場人物

ゆきな(33歳)未亡人

あき(26歳)OL

本編の一部を立読み

(あなたっ。ごめんなさい。まさか、こんなことになるなんて……)

征一郎との愛を育んだこの寝室で、他の男──しかもこんな汚らわしい男に、女性器を舐められているのだ。雪奈にとってそれは二重、三重の耐えがたい責め苦だった。

外陰唇を舌が這う。きわどい部分にぬらり、ぬらり、おぞましい感覚が走り、夫人の口から悲痛な呻き声がこぼれる。

太腿を閉じようにも、二人の男にがっちり押さえつけられてどうにもならない。

と、須賀沢がラビアを口に含んだ。

鋭敏な花弁をチューチュー吸われ、舐めまわされる。

「やめてやめて。やめてええ」

恥辱がはじけ、脳天が真っ赤に染まるようだ。

「あう、うう……犯罪よ、これは。あ、あなたたち三人、必ず警察につかまるわ。わかっているの?」

「だから、れっきとした不動産取引の一部なんだよ、これは。あんた、どんな要求にも応じるって契約書にサインしたんだろ」

恩田が奥目を鋭く光らせ、すごんだ。

「モミモミしてやるから機嫌直せよ、奥さん。ほらほら」

戸張が乳ぶさをいやらしい手つきで揉んだ。

美麗な肉丘が悩ましく揺れはずむのを見て、社長の恩田も片方の乳ぶさをごつい手で握りしめた。

「縄で縛られて、ぐっと感度がましてきたんだろ。乳首なんか今にもミルクが出そうに突きだしてるぜ」

「うっう……」

夫人の端整な顔が激烈な嫌悪に歪んだ。

ふっくらとした頬は恥辱に真っ赤で、つんと形よく伸びた鼻先から悲憤の吐息があふれだす。

「ほっほう。濡れてきた。すごい敏感なんだな。ねっちょり濡れてきたぞ」

股間に顔を突っこませた須賀沢が、得意気に告げた。

「ああ。よくも……よくも、こんな……」

呻くたびに紅唇からのぞく白い歯がまばゆい。首を振るたびに、こしの強い黒髪がツーッと額へ流れ落ちて濡れ輝く光沢を放ち、それがいっそうの被虐美を放つのだ。

そこで雪奈は小さな悲鳴を発し、ガクンとのけぞった。

須賀沢の舌が体内に入りこんできたのだ。

なんという汚辱だろうか──。夫でもない男に、秘所の内側まで吸われるとは。

気味の悪い爬虫類が粘膜を這いずりまわるような不快感と不潔感。そして須賀沢がたえず洩らす高ぶった唸り声が、不快感を倍加させる。

(征一郎さん、どうか助けて……)

雪奈は夫の遺影にすがりついて泣きたい気分だった。

おぞましい舌の動きがどんどん加速する。

恐ろしいくらいに舌が伸びて、膣肉をまさぐってくる。粘液のはじける音が、ピチャピチャから、ヌチャッ、ヌチャッと粘っこい音色に変わって、雪奈の羞恥心をねっとりあぶった。

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