魔弾！㊦

「へへへ。さっき呑ませたばかりだけどよ、いくらチ×ポしゃぶらせても飽きねえんだ」
美女の艶っぽい鼻声を聞きながら、太棹全体を甘美な唾液でクチュクチュ粘っこくこすられる快感ときたら。このまま東京へ着くまで奉仕させていたい気分だが、道中いろいろとやることがあった。
ドクンドクンと極太の血管をふくらませた怒張が、豊富な唾液でたっぷり潤うと、江里子の後ろ髪をつかんで顔を引き起こした。
「さ、覚えた口上を言ってみろ。そうだ。おまえは根っからのマゾだからな。オナニーしながら言うんだ。どうせあそこをぐっしょり濡らしてやがるんだろ」
「…………」
江里子は絶句した。
やがて妖しく濡れた目をチラリと戸張へ注いでから、くっきりと濃い赤で塗られた唇をわなわな震わせて、屈辱に満ちたセリフを復唱しはじめた。
「ああ……恩田さんと戸張さんのお二人に、あれほど……江里子の、オ、オマ×コやア、アナルを……可愛がっていただいたのに、恩にそむいて逃亡したことを……心より、命をかけてお詫びいたします」
江里子は、左手でピンク色のパンティ越しにいやらしく花唇を愛撫して、つっかえつっかえしながら言う。右手は、自分の浴びせた唾液でヌラヌラする男根をせっせとしごいている。
戸張は満悦至極の表情だ。高速道を百五十キロで飛ばすクルマのなかでこんな淫靡な光景が繰りひろげられていると、誰が想像しうるだろうか。
「これから、一生死ぬまで江里子は……お二人の奴隷としてつくします。いついかなる時でも、アアン……御主人様の命令どおり……お、おチ×ポを、お口でおしゃぶりして全力で愛し抜きます。そうして聖なるザーメンを、身体中、どこの穴にでも毎日、欠かさず悦んでオ、オマ×コを……ヌルヌルにして、受け入れます」
「それから？ まだ残ってるだろ、馬鹿め」
「ご、ごめんなさい……ああっ、絶対服従の証しとして……江里子は……」
そこでとうとう、つかえてしまった。その後のセリフはまともな神経では到底口にできない代物だった。
すかさず戸張が罵声を浴びせ、パーンと頬を平手打ちした。
「アアン……絶対服従の証しとして、江里子は、いつでも御主人様に命令されれば、オ、オマ×コの、毛を剃り落とし、恩田さんと戸張さんの名前を、アアン、刺青にして入れる覚悟ですわ。それから……ええとそれから……生徒たちの前で、いつでも股をひろげて、そのオ、オマ×コの刺青を、見せるつもりです。本当ですわ。だからどうか、江里子を許してください。そして、お二人の……ミルク呑み人形として死ぬまで飼ってくださいませ」