父兄の視線を独占する麗しき美術教師・川原真祐子。
情熱的な美貌に抜群の肢体を誇る短大生・津島麗実。
二人の運命は肉魔の手でズタズタに切り裂かれた。
強制口唇奉仕、緊縛オルガスム、悪夢の露出ショウ。
最愛の恋人からも引き離され魂まで塗り替える性調教。
理性と聖性を蝕む魔悦から二人はもう逃げられない!
●もくじ
プロローグ
第一章 兄弟とその美しい恋人たち
第二章 引き裂かれる若きカップル
第三章 肉魔の洗礼
第四章 ストーカー父兄の魔手
第五章 女子大生モデルが舞うエロ・ショー
第六章 女教師に仕掛けられた色罠
第七章 驚愕の対面と、地獄の奴隷奉仕
第八章 凌辱の連鎖に堕ちて啼く
第九章 美女たちの悪夢は永遠に
まゆこ(25歳)女教師
れいみ(20歳)女子大生
さほ その他
本編の一部を立読み
「もう許して。どうか。ああん、さっき……お口で、相手をしたじゃありませんか」
「あれはほんの前戯さ。子供じゃないんだから、わかるだろ。俺と身体をぴったりひとつにしなくちゃ、麗実の借金はチャラにならないんだよ」
「待って! ああっ、古市さん、ど、どうか少し……少しだけ、待って下さい。あ、ああ……いやあっ……」
古市の長い顔と裸体が近づいてきた。同時に、異様に熱い勃起がこすりつけられる。
ゾゾッと鳥肌が鋭く走った。その勢いで麻縄をはじき飛ばせないかと願ったのだが、叶うはずもない。
体重をかけて古市は真祐子を押さえつけ、ぐいぐい勃起を突きだしてくる。その間も大きな出目を気味悪くネバつかせ、こちらのいやがる反応を観察して悦んでいる気配が伝わってくる。
崇生の優しい目とはまるで違う、変質者そのものの目だった。
ああ、こんな卑劣な男に──。いくら観念しようと思っても、どうしても相手を許せず、身体を打ち振って真祐子は無駄な抵抗を試みてしまう。
「おい。じっとしてろってば」
荒々しく呼吸を乱して古市は、せっせと下半身を動かしながら、その切っ先で真祐子の中心部をこじあけにかかる。
「ここかな。真祐子先生。アア?」
「あっ、ああう。駄目っ。いやよ」
執拗なクンニを受けた秘口はたっぷり湿り気を帯びて、いくら粘膜をきつく閉ざそうとがんばってみても、卑劣漢の侵入を許してしまうのだ。
「うっ──ン、ンくくぅぅ」
入口の襞をめくられ、剛柱が押し入ってくる。その灼けつく汚辱感に真祐子は、豊熟の裸身をのけぞらせた。
「やった。やったぞ!」
勝ち誇った古市の咆哮が響いた。
いったん先端が埋め込まれると、あとはなだれを打ったように太い砲身が、潤んだ膣道へ襲いかかった。
繊細な粘膜が無理矢理引き裂かれていく。しきりに痛みを訴える真祐子に、古市は「もう処女じゃあるまいし」とせせら笑った。
真祐子は優艷な面差しに生汗を噴き、レイプ同然のピストン運動を受け止めさせられた。
ズブリと深く突き破られるたび、官能的な唇をめくらせ、ひとしきり苦悶の呻きを洩らすのだが、すぐに奥歯をきつく噛みしめた。そうすることで気持ちを強く持つよう、自分を仕向けているのだ。
(こんな男に負けないわ、絶対に。こんなことで私は、屈したりしないから)
体内深くまで入り込んだ不潔な男根で、秘苑の隅々を汚されながら真祐子はひたすら自己暗示を繰りかえしていた。
目を閉じていると、勝者の気分に酔いしれる古市の唸り声が聞こえ、荒い息づかいが顔にかかる。何といういやらしさだろうか。しかもその手でさっきから我が物顔で乳房を揉みまわしている。
「信じられないよ。俺はとうとうモノにしたんだ、あの川原真祐子先生を」
「……う、うああ」