叔母・二十五歳

著者: 鬼頭龍一

本販売日:2015/04/23

電子版配信日:2015/08/28

本定価:682円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-4075-3

「真之くんに初めてを教えるのは私だから……」

薄着で体をすり寄せる奈緒子から漂う甘い媚臭。

上品な美貌、深い胸の谷間、白い太もも……

受験の特別授業が淫らなレッスンへ変わるとき

叔母と少年は理性を捨てて美獣になった……

ひと夏の青い体験を描いた禁断小説の傑作!



●もくじ



第一章 乱れたネグリジェの下には……

第二章 叔母の手で痙攣する肉茎……

第三章 真昼の浴室に忍び込んだ男に……

第四章 生の太腿にさわれる快感……

第五章 便座の上で開いた淫唇……

第六章 叔母の割れ目にめりこむ勃起

第七章 別れの朝、貫いた後ろの穴……

第八章 感じない女体を嬲る夫の魔手……

第九章 黒いショーツがくいこむ狭間……

第十章 夫に見られていた背徳の現場……

第十一章 辱しめを受けても濡れる裸身……

本編の一部を立読み

「待って……」

真之が制止し、背にまわしていた右手を自分の顔の前に近づけた。少し白くにごった粘液でぬるぬるになった二本の指を鼻の頭にこすりつける。

「奈緒子さんの……アソコの匂い……」

目を閉じ、鼻を鳴らして嗅ぐ。

「いい匂いだ! こってりして、蘭の花の匂いだ」

言うなり真之は、その二本の指を口に咥えて、蘭の蜜を吸いとった。

「……真之のおバカさん」

奈緒子は胸がキューンとなって、股間がなおさら熱く疼いた。

「いや、もう駄目!」

あせり狂ったように女陰を勃起にこすりつけると、いきなりドスンッと腰を沈めた。

「アーッ!」

一瞬のうちに、真之の肉棒は奈緒子の熱く煮えたぎった肉のぬめりのなかに、根元まで埋まりこんだ。二人とも目をつむり、まじわり合った部分に体の全神経を集中させた。

微動だにしないのに、肉棒を包んだ肉のぬめりは、吸いつき、しぼろうとするかのように、うごめきつづける。

奥深くにおさまった肉棒が熱く脈打ち、さらにきばっていく感触が背筋から脳天にまで甘く貫く。

「……ど、どう? これが……これが女よ……女のからだよ」

こみあげてくる嗚咽、乱れる息の合い間をぬって、それでも奈緒子は自分を見失うまいと言いつのった。

「こ、これが欲しかったんでしょ? 真之は。アーッ……いいのよ……いいの、たっぷり味わっていいの、あきるまで……たのしんで……女のからだ」

「な、なおこさん……ぼく……」

しぼられ、出てしまいそうになるのを必死にこらえながら、真之は奈緒子の体を思いきり抱きしめた。まるで本能に駆られた獣のように、真之はその時突然、右手で奈緒子の左の二の腕の裏をつかみあげ、腋の下を開かせると、そこに鼻をこすりつけていった。深いくぼみはねっとりと濡れ、たまらないほど甘い匂いを発散させていた。

奈緒子もこらえきれないように、自分のほうから腋の下を真之の顔に押しつける。真之に開発された秘密の性感帯だ。

結合したまま、真之は奈緒子の腋の下を嗅ぎ、舐め、そして吸った。

女陰を貫かれながら、まるで同時に女陰を吸われ、啜られているような甘美な感覚に、奈緒子はめまいし、右手で真之の首に必死につかまったまま、いつの間にか熱く疼いた腰を動かしはじめていた。

真之も本能のままに腰を突きあげていた。肉の締めつけに酔い、腋の下の甘い匂いに酔い、真之は身も心も恍惚境をさまよった。

このまま、永遠にこのままでいたい……。

二人の思いは同じだった。だが、幼い勃起はこらえ性がなかった。

「ウウッ!」

硬直したこわばりは、生まれてはじめての女の体のなかで、熱く潤んだ肉の締めつけのなかで、激しくほとばしった。一回、二回、三回、四回……何度も何度も間歇する。

真之の間歇を引きつぐかのように、奈緒子の女陰が脈動する。やがて萎えていく勃起を惜しむかのように、膣が何度もピクッピクッとやさしく締めつけた。

「これがセックスよ、あなたがしたがってたセックス。これが女の体よ、あなたが欲しがった女の体……わかったでしょ。だからもうバカなことは言わないの、いいわね」

薄れた意識のなかで、奈緒子はそうつぶやいていた。

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