新妻供出

淫獣上司に狙われて

著者: 綺羅光

本販売日:2016/03/23

電子版配信日:2016/05/20

本定価:815円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-4141-5

奈穂の幸せな結婚生活は〝あの夜〟から暗転した!

酔い潰れた夫を送ってきた悪魔上司に目をつけられ、

脅され犯され、肉体の隅々を味わわれ、開発される。

盗聴器での寝室監視、留守中の調教、媚薬セックス……

「奥さん、夫のためだって言いながら濡れてるぜ」

連日の快感責めに新妻は眠っていたM性を暴かれ……



●もくじ



第一章 好色上司が牙を研ぐ



第二章 年上妻の悩殺下着ショー



第三章 白い肌に迫る黒い罠



第四章 凌辱はワイン色に濡れて



第五章 悪夢は淫靡に甦る



第六章 犯された寝室



第七章 輪姦ナマ痴獄



第八章 そして他人棒の虜にされていく



第九章 旅の夜は恥辱にまみれて



第十章 妻という名のM娼婦

登場人物

なほ(34歳)人妻

本編の一部を立読み

「謙也が見たら腰を抜かすぞ。くくく。出張してる間に、こんな展開になってるとは夢にも思わないだろ」

相羽がわざとそう言うと、くわえた肉棒を吐きだし、奈穂は切なげにいやいやをする。

「もう言わないで、夫のことは。どうか、お願いです」

濃厚な愛撫のせいで美貌全体が火照っている。そしてマスカラをつけて抒情性のました瞳を注いで、相羽の興奮を倍加させた。

「わかった、わかった。へへっ。おしゃぶりに集中したいんだな? せっかくいい気分でしゃぶってるのに悪かったよ」

にやけきった顔で告げると、すぐにフェラチオに戻った人妻のたわわな双乳をわしづかみにした。

むっちりした柔肉のなかへ深々と指をうずめる。上下の胸縄できつく締めつけられた双丘の弾力が悩ましく、うっとりとして相羽は揉み心地に酔いしれる。

奈穂が甘美な嗚咽をふりまき、唇をヌラヌラ巻きつけてくる。

口腔の濡れた粘膜が、絶妙のピッチで太棹をしごきあげる。最初はあれほど手こずっていたのに、コツをつかんだのだろう、今では怒張の根元近くまで受け入れたりもする。

(謙也の野郎、こんな気持ちいいこと、毎晩してもらってやがるのかよ。ああ、畜生。癪に障るなんてもんじゃねえや)

沢本奈穂のような美女の奴隷奉仕は、ペニスに伝わる快感も素晴らしいが、それだけではなかった。さわさわ揺れる黒髪の眺めや、勢いよく突きだした乳房の感触、そして官能味をたたえた吐息──。すべてが男の性感を熱くこすりあげるのだった。

規則正しくスロートする奈穂が、時おり眉をピクリとさせている。

相羽がどろりとして苦みの強い彼特有のカウパー腺液の塊りを噴いているのだ。

本人もその感覚がよくわかっていて、分泌するたびに得意そうに唸り、人妻の表情の変化をのぞきこんでみたりする。

「ほら、また出たよ。ごほうびだぞ、奈穂」

「ああぅぅ」

「これがちょろちょろ噴き出すから、俺は長持ちするんだよ。おまえだって、一度でたっぷり二回分の精液を呑めるからお得だろ」

そんなおぞましい言葉を平然と放つ。

確かに相羽の興奮がつのるにつれて、奈穂の口なかでばらまかれる先走りの粘液が多くなっていた。それでも相羽は平然と豊乳を押し揉みながら「こんな気持ちのいいフェラは久しぶりだな」「奈穂のいやらしい口、最高に気に入ったよ」などとささやいて、奈穂が羞恥にあえぐのを愉しむのである。

濃い男性ホルモン臭をずっと嗅がされたためだろう、きちんと正座して奉仕する奈穂のセクシーな腰部が、微妙にうねりだしている。

雪白の下腹部に咲いた上品な繊毛が汗で濡れ光り、しなやかな太腿がさも切なげにヒクヒクしている。

大いに気をよくした相羽は「謙也のよりおいしいだろ。なあ奈穂?」「おまえ、ほんとはでかいチ×ポが好きなんじゃないか」と話しかけ、人妻の眉毛が無念そうにたわむのを観察した。

それでも奈穂は愛撫を中断せずに、ストレートの黒髪を打ち振り、規則的に顔を上下動させて、ひたすら肉棒をしゃぶりあげている。

「こいつをマ×コにくわえたらすごく気持ちいいぞ。マジでもう謙也なんか相手にするのが馬鹿らしくなるよ」

「いや──。アアン、いやです」

「俺はくやしいんだよ、なあ奈穂。くやしくてたまらねえよ。なんであいつがおまえのこの身体、独占してやがるんだ? この口、しゃぶらせ放題にしてザーメン呑ませてんだ?」

「もう言わないで。相羽さん、お願いします。ねえ本当に……私、こんな事するの……ああっ、今日だけですから」

キュウと眉目をひそめ、奈穂は懇願する。艶のある黒髪が一筋、はらりと垂れかかって、妖しい色香が濃厚に漂う。

「わかってるって。ちゃんと約束は守る。だから今夜だけは俺の言いなりになってもらうぞ。いいな?」

そう言って乳房を揉む手に力をこめた。

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