座敷牢の美囚
本販売日:2017/06/23
電子版配信日:2017/07/21
本定価:784円(税込)
電子版定価:880円(税込)
ISBN:978-4-8296-4235-1
「……精子、呑ませてください。錦田さん」
屈辱の口上を述べ、肉袋の縫い目を舐め上げる舌。
怜悧な美貌を歪ませ、口技を使う相手は部下!
罠に堕ち、暗い檻の中で前後から貫かれる肢体。
股縄勤務、オフィス姦、奴隷島への〝出張〟……
31歳の美しき女社長がたどる牝娼婦への道!
●もくじ
第一章 美人社長に迫る淫牙
第二章 絶対絶命の肉罠
第三章 恥辱に濡れた謝罪キス
第四章 性隷の刻印を注ぎ込まれて
第五章 檻の中の奴隷調教
第六章 宿命の紅唇奉仕
第七章 粘液にまみれた3P痴獄
第八章 オフィスで肉便所にされて
第九章 中出し地獄の奴隷娼婦
えりこ(31歳)社長
ゆきえ その他
本編の一部を立読み
「そんなっ──ああ、待って下さい。こ、困ります」
「うるさい!」
「いやああ。駄目よ。入れないで」
うろたえる瑛理子の表情がたまらない。白い胸乳が勢いよく揺れ、とがりきった肉厚の乳首が鮮やかなピンク色をふりまいた。
蔵原の先端が秘口にめりこんだ。きつい肉孔を力まかせにこじあける。
それだけで瑛理子の裸身はガクンと跳ねて、痛みを訴えた。
少なくとも一年以上、未亡人はセックスとご無沙汰のはずで、痛みはそのせいもあるのだろう。かまわず蔵原は腰を動かし、複雑に折り畳まれた肉襞を切り崩しながら、結合を深めてゆく。
ついに高浪瑛理子を犯したのだ──。ウオオと雄叫びが口をついて出た。
とろりと甘く潤んだ粘膜へ肉棒をこすり合わせ、蔵原は快美な勝利感に包まれた。初めて瑛理子と会って以来この三年余り、どれほどこの瞬間を待ちわびたことだろう。
「おおう。入れてやったぞ。瑛理子の中に」
「う、うっ……痛っ。痛い。うああぅぅぅ……」
痛みと屈辱感にまみれ、瑛理子は白い喉を突き出し、あえいでいる。乱れたセミロングの黒髪が、まばゆい光沢に輝いて顔先を覆う。
「くやしいか、俺にヤられて? 恨むなら横領した山井部長を恨めよ。くくく」
肉棒を半分以上埋め込んで、一息つくと蔵原は、ネチネチからみだした。お椀形にふっくらした胸乳をつかんで柔らかな弾力を味わいつつ、細い目を光らせ、瑛理子の反応を観察する。
子供を産んでいない膣はよく引き締まっている。シャフトを激しく動かさなくても濡れた肉襞が吸いついてきて、蔵原に快感をもたらした。
「いいぞ。素晴らしいマ×コしてるじゃないか。これを一年も使わなかったなんて、勿体なさすぎるぞ」
歪んだ口元から唾を飛ばし、淫猥な言葉を浴びせる。
「あン……ああんっ」
膣から抜き差しされるたびに瑛理子は紅唇を開き、無念さをにじませて啼いた。
「おまえたち、夫婦生活はどうだったんだよ。高浪は、週に何回ぐらいこの身体を抱いたんや?」
「……」
「答えろ。俺が訊いてるんだ」
居丈高に言い、埋め込んだ勃起でグイッ、グイッと奥まで突き上げた。
瑛理子は小さく悲鳴を放ち、首を振った。肉体を蹂躙されるだけでも耐えがたいのに、心理的にも嬲られ、切れ長の目尻を涙が伝いだしている。
なおも蔵原は大きなストロークを繰り出し、いやがらせをした。
「う、うあうっ──。あ、あんまりです、蔵原会長。どうか主人の事は、もう言わないで下さい」
「おっと、そうか。すまん、すまん」
蔵原はわざとらしく苦笑した。
「いつも二人が仲良さそうにしていて、羨ましかったんだ。瑛理子のような女房をもらった男は、毎日ムラムラして仕方ないんじゃないかって、いらん心配してたもんだからな」
「ああうン……いやああン……」
首筋を舐められながら粘っこい口調でささやかれ、瑛理子は嫌悪感を隠せない。自分たち夫婦のことを蔵原は、いつもそんないやらしい目で見ていたのかと思う。