香里と美月
本販売日:2018/04/23
電子版配信日:2018/05/18
本定価:897円(税込)
電子版定価:990円(税込)
ISBN:978-4-8296-4295-5
「香里先生が隠しているマゾ性を暴いてあげるよ」
ベッドに縛り付けた女家庭教師を見下ろす真也。
きつい物言いで叱り、男を見下してきた25歳を、
裸に剥き、乳房を揉みしだき、肉茎をえぐり込む。
知的な分だけ感度も高く、理性を裏切る肉体。
香里を慕う女子大生までが悪魔の毒牙にかかり……
●もくじ
第一章 クールな女家庭教師に下克上姦
第二章 眼鏡の下に隠されていたマゾ顔
第三章 25歳に仕掛けられた悪魔の色罠
第四章 婚約者と後輩の前で嬲られる体
第五章 狙われたエリート国立大学生
第六章 被虐に溺れていく二匹の牝
第七章 奴隷化されていく20歳
第八章 倒錯の絆に目覚める香里と美月
第九章 花嫁に浴びせられる白濁液
第十章 汚されたウエディングドレス
かおり(25歳)家庭教師
みづき(21歳)女子大生
本編の一部を立読み
「見てみろよ」
いやがる香里の髪を引っ張り、正面を向かせた。
香里はメガネの奥の瞳で、自分の変わり果てた姿をとらえ、小さく悲鳴を放つ。
ストレートの髪はほつれ乱れ、顔は別人のごとく淫らな上気を帯びている。
白のブラの残骸から乳房がこぼれて、真也の両手がそれを淫猥に揉み立てている。
大胆なカーブを描くウエストラインの終点で、女っぽく張り出した腰が切なげに悶えている。ケバ立った淫毛が汗に濡れ光っているのも、抽送を受けて太腿がピクピク震えているのも、香里には耐えがたい眺めだろう。
「すごくきれいだよ。姉さんのヌード」
背後から真也がにやつきながら、鏡の中の香里へ話しかけた。
「ほっそりしてるのに胸が大きくて、おまけにくびれも深いし。こうして見てると、また惚れ直しちゃうくらいだぜ」
「いやよッ。アア、もういいでしょう」
「目をそらしちゃ駄目だ。俺たちが結ばれた記念の姿を、しっかり焼き付けておくんだ」
それからストロークのピッチを上げた。ペニスと一体化して巻きつく膣襞を突き破っては引き返す。その速度を上げることで、子宮口を含めた全身へ揺さぶりをかけた。
「ンああぁぁ。いやァァ。真也君」
「ずっと鏡を見てろ。目をそらすな」
鏡の中では香里が、黒縁メガネの理知的な顔立ちをはかなげに歪め、色白の裸身を激しく悶えさせている。
かつてこの部屋で、厳しい家庭教師として君臨していた面影は微塵もなく、肉奴隷に成り下がってしまっている。肉棒をぶちこまれた股間と、内腿のあたりのもどかしそうな動きがエロチックだ。
「感じてるんだろ、姉さん。またよくなってきたんだろ?」
「うっうう……」
「俺もそろそろイクからな。あんたも遠慮しないで、思いきり声を出せばいい」
そう告げて、蜜壺へ速射砲のように速い回転でシャフトを叩きつけていく。
「あ、ああっ、中で出さないで!」
我に返った香里が叫ぶのもかまわず、真也は快美にひしめく膣襞を突き抜け、ひたすら秘奥をめざした。
「駄目よ。外で、外で出して」
さらに狼狽の声を上げる香里だが、そのスレンダーな裸身を強く抱きすくめる。子宮口から勢いよく雁首をグリグリ出し入れすると、抑えていた欲情が爆発した。
「出るぞ。アッアッ。出る!」
「いやあ──。んああうぅぅ」
真也は咆哮を放ちながら、ガクガク震えてしゃがみ込もうとする香里を引き起こし、二弾、三弾と白濁を打ち込んだ。
香里が啼いた。中出しされる不安とくやしさと、それらをはるかに凌ぐエクスタシーの境地を表現して、喉を絞るようにして淫らに啼いた。