青と白の獣愛

著者: 綺羅光

本販売日:2021/06/10

電子版配信日:2021/06/25

本定価:1,049円(税込)

電子版定価:1,049円(税込)

ISBN:978-4-8296-7685-1

学園のマドンナが歪愛の標的に!
キャンパス中の男を惹きつける美貌と気品。
瑞々しい色香漂う高嶺の花に迫る淫鬼の魔罠。
拘束セックス、学内の奴隷売春、露出調教……
20歳&21歳、清純女子大生が堕ちる黒い青春!

●もくじ
青の獣愛
第一章 生贄マドンナ
第二章 憤辱の二穴責め
第三章 密室の嬲姦
第四章 ゼミ室での試練
第五章 見張られた私生活
第六章 淫界の罠
第七章 報復の代償
第八章 隷嬢無惨

隷嬢天使
第一章 蛇の性宴
第二章 紅い姦計
第三章 記憶の刻淫
第四章 偽愛魔術
第五章 闇の蜜情
第六章 狙われた憂愁
第七章 魔転牢の愛
第八章 獣に寄せる抒情
第九章 淫麗なるお披露目
第十章 堕淫天使

登場人物

かすみ(20歳)女子大生

まりこ 女子大生

まなみ 女子大生

ゆり(21歳)女子大生

あずさ(21歳)女子大生

本編の一部を立読み

「そうか、そうか。へへっ。芦原果澄は本当はこんなふうにしてハメられるのが大好きだったんだ」
「アア。こうして俺に姦られたら、室町なんかじゃ物足りなくなるさ」
 果澄を見おろして男たちはサディズムの悦楽に浸る。
 M大学で知らぬ者はないキャンパスの名花も、今はあまりに無残な姿をさらしていた。麻縄で後ろ手に緊縛されたうえに下肢を開脚縛りでM字に固定され、井場のピストン攻撃をかわすこともできない。
 ぐらぐら揺さぶられるたびに、曲線美の際立つ肢体が切なげにうねり、ぼってりと充血したピンクの乳首が跳ねた。
「アー、すげえ。こんなすげえマ×コ、初めてだぜ。室町の奴、いつもこんないい思いをしていやがったのかよ。許せねえ。あんなクソ野郎が」
 温かくヌラヌラする粘膜に甘く怒張全体をこすられ、井場は有頂天の唸り声をふりまいている。
 まったく、これほどの快楽が存在するのが信じられなかった。温かな膣襞はぴっちりと肉茎を巻き包んで、抜き差しをするたびにまるで長い間恋人同士であったごとく濃密な収縮をかえしてくるではないか。
「おまえも俺のチ×ポが気に入ったんだろ、果澄? こんなに濡らしてよ」
「いやよ。ああうっ、いやよう」
 女っぽい肩先をくねらせ、果澄はおぞましそうに泣き叫んだ。艶やかな黒髪が火照った顔先に流れ落ちてくる。
 圧倒的なまでの被虐美を放つその姿を見つめつつ、井場は抽送のピッチをあげた。果澄に寄せる熱い想いそのままにペニスは極太にぷっくりふくれて、複雑に折りたたまれた肉襞をめくりかえしていく。
 果澄の横に添い寝する古屋が、意を決してキスしようとする。恐れ多い気がして今までためらっていたのだ。
「いいだろ、果澄」
「やめて、古屋君。アア、あなた、そんな人じゃないはずだわ。お願いよ」
 果澄は首を左右に振って逃れようとする。
 古屋に対しては、親愛の情を抱いていた果澄であった。純朴で飾らない性格が好きで、本当の友だちだと思っていた。そんな古屋とキスをするのは、井場に辱しめられた時とは違った意味でまた恥辱だった。
 ぴたりと口をふさがれてしまい、古屋の舌が入りこんで、果澄はくぐもった声で無念の呻きをもらす。
「好きだよ、果澄! なあ、わかってくれよ。俺、おまえが大好きなんだよ。ずっと室町が羨ましくて仕方がなかった」
 感きわまった声で告げてはキスを繰りかえす古屋。美女の口はしっとりと甘く官能的で、チューチュー吸いながら激情がこみあげてくるのだ。
 対する果澄は嫌悪も露わに眉根を寄せて、隙あらば口をふりほどこうとしている。
「おまえを本当に愛してるのは俺なんだ。果澄のためなら死んだっていいんだ」
 柔らかな乳房をきつく握りしめては揺さぶり、古屋はなおも愛の告白をつづける。
 粘っこく口を吸われるうちに、やがて果澄も抵抗を諦めた。なんと言っても女の急所には井場の剛棒を埋めこまれているのだ。深々と舌を差し入れてはペロペロ愛撫する古屋のされるがままになり、流しこまれる唾液さえ嚥下する。
「やっと俺の気持ち、わかってくれたのかい、果澄?」
「……もうやめてっ、古屋君。もうこれ以上、私を苦しめないで」
「苦しめるつもりなんかないよ、果澄。アア、おまえを悦ばせてやりたいんだ。頼むから好きと言ってくれ」
「あ、あなた、狂ってるわ。こ、こんなことされて、好きになれるはずがないじゃない」
 果澄はハアハアあえぎつつ言った。あまりの恥辱と興奮に上品な顔立ちが熱く火照って、それがかえってなまめかしく映る。
 二人のやりとりを眺めていた井場が乾いた笑いを響かせた。
 いかにも古屋らしい不器用な愛の告白であった。相手を罠にかけて気を失わせ、レイプしておきながら、いくら好きだと打ち明けたところで理解してもらえるはずもないのだった。
「どうせ口説くなら、おまえがオマ×コする時のほうがいいぞ、古屋」
 しきりに憤慨している古屋をなだめ、井場は今度は自分が果澄とキスをかわす。
 べったり舌と舌をからませ、ヌチャヌチャと淫靡に粘液感を楽しみ、あるいは激しく舌を吸いあげながら、結合させた下半身を小刻みに揺さぶる。
 これまで濃厚ないたぶりで責めまくられて、すでに性感を溶かされている果澄は、たまらず鼻を鳴らしてしまう。
「いいぞ、果澄。くくく。どんどん締まってるぞ」
「ああン、いや……」
「オマ×コ感じるんだろ? わかってるんだよ。恥ずかしがらずにもっと泣けばいい。室町には内緒にしといてやる」
 キスの合間に耳を舐めなめ、囁きかける。
 そうして深奥まで合致させた男根で巧みに蜜壺をかきまわすと、果澄はなんとも艶っぽい音色でシクシクすすり泣く。
 ここぞと井場はストロークを叩きつけた。
 自身の興奮も極限にさしかかっているが、果澄の甘ったるい嗚咽を耳にすると抑制がきかず、高速回転で媚肉を貫く。
「ああうっ、いやン、あンン」
 その表情にムンと官能味を漂わせ、果澄はよがり泣く。
 凌辱されて感じてしまう屈辱は女でなければわからないだろう。口惜しげに唇を噛んでもすぐにまた涕泣があふれでてしまい、顔面が真っ赤に染まる。
「へえー。果澄がこんな淫乱だったとは驚いたな。このビデオを室町に見せてやったらなんて言うかな」
 交わる二人に煽られ、古屋もつられて欲情し、果澄のすぐ眼前で自分の勃起を激しい勢いでしごいている。
 天上の人だった芦原果澄の弱点を見つけたことがうれしくてならないのだった。これでもうコンプレックスを感じずに果澄を抱くことができそうに思えた。
 これ以上醜態をさらすのがよほどつらいらしく、果澄は「やめて」「もうやめて」と切迫した様子で懇願する。しかし井場は容赦なく男根を子宮近くへ叩きつけるのだ。
 縄掛けされた濃艶な裸身にピーンと緊張が走り、ややあって絶叫がほとばしる。
「ああん、いやっ、うあっああっ」
「イクのか、そらそら、イクのかよ」
「やったァ。果澄がイッちゃうんだ」
 いったんオルガスムスの発作がはじまると、もうとまらない。血を吐くような口惜しさにまみれつつ果澄は下半身を淫らに震わせる。
 美女の狂態を見つめ、オナニーする古屋が熱く呻いた。
 勃起の先端から糸を引いて白濁が放たれる。
 次々に飛び散る粘液の塊りで、果澄の美しい顔がぬるぬるに汚される。
「出るぞ、果澄、ウオオ、出る!」
 収縮する襞肉にキュッキュッと絞りこまれ、ついに井場も噴射を開始した。
「ああ、すげえっ、すげえぞ」
「だめえ……やめてえ……」
 体内に精液を注ぎこまれる衝撃に、一瞬狼狽した表情を見せる果澄だが、すぐに魔的な快楽の渦に呑みこまれてしまう。

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