密かに想いを寄せていた真面目で剣道一筋の幼馴染がクズ男に喜んで股を開いてこんな下品な格好でアヘ顔晒すわけがない。

著者: 水龍敬

電子版配信日:2022/06/24

電子版定価:770円(税込)

武道一直線の剣道娘がクズチ××にコキ捨てをねだるバカマ××に!
――私、剣城直羽をメスビッチに変えたのはチャラい後輩男子だった。
試合で不覚を取った私は、けばけばしい露出衣装でデートを強制され、
処女を奪われ、何度もイカされ、他の女子部員と奉仕を競うまでに……。
いつしか私は自分を慕う幼馴染すら疎ましく思うようになっていた。
天才・水龍敬、小説&カバーイラストのW執筆で贈るアオハルNTR!
(文庫換算110ページ)
もくじ
0 剣道場にて
1 ある男子の視点①
2 最悪のデート
3 ある男子の視点②
4 放課後の剣道場
5 ある男子の視点③
6 合宿先にて
7 ある男子の視点④
8 堕ちた雌穴
9 ある男子の視点⑤

登場人物

なおは 女子学生

本編の一部を立読み

「あ……はぁ、やあっ……」  普段は静謐を湛える、夕暮れ時の剣道場。
 その中心で、一対の男女の影がうねうねと蠢いていた。
 汗ばんだ剣道着から、赤く火照る肌を大きく露わにした二人のシルエットが、道場に差し込む夕日に照らされ、その輪郭を淫靡に輝かせている。
「ここ、気持ちいいんでしょ、直羽ちゃん」
 ケラケラと上滑りしたような、ひどく軽薄な声をした男に体をまさぐられながら、直羽と呼ばれた少女は、長く伸びたポニーテールを揺らしつつ、防具を外した剣道着を大きくはだけさせていた。
「やっ……ん……そこぉ……」
 はだけた剣道着の中に、男が手を差し込み、直羽の胸の敏感な先端を、クリクリと弄っている。
 男の手が直羽の繊細な部分をなぞるたび、直羽の体はビクビクと跳ねるように蠢き、男の逞しい体に包まれながら身をよじる。
 苦しそうに眉を顰める直羽だったが、うっすら紅潮した頬と潤んだ瞳は、彼女が抱いている感情が必ずしも嫌悪だけではないことを窺わせる。 「んっ……んっ……ふ……」  
それどころか、直羽は時に男の手の動きに合わせて体を揺らし、己の敏感な部分を刺激するように誘うそぶりさえ見せた。
「直羽ちゃん、ほんとスケベになったよね」
「ばっ……かぁ。そんなこと……っ」
 直羽は、このいかにも軽薄な風態の男が、最初から嫌いだった。少なくとも、理性の上では。
 だから、警戒していたはずなのだ。
 そのはずなのに……。
 直羽が腰を浮かせて身もだえる。
 その動きは、気持ちのいい場所を男の手に抉られることを懇願しているかのようだった。
 巧みに体をまさぐる男の手が与える快楽の味に、彼女は少しずつ、少しずつ溺れはじめている。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
 剣道場にぴちゃ……ぴちゃ……とかすかに響く水音が、彼女の体が確かに快感を感じはじめていることを語っていた。
「あっ……」
 道着の前を開くと、むわあ、と牝の匂いが立ちのぼり、張りのある柔らかな乳房が露わになる。  こぼれんばかりの二つの大きな双丘の先端を、男に指先でコリコリと弄られると、直羽の体はビクン、と大きく跳ね上がる。
(なっ……にぃ、これぇ……!)
 ごく最近まで男を知らなかったはずの、若く真面目な剣道娘の体は、しかし確実に牝の本能に目覚めつつあった。
 たわわに実った乳房、むちっとした太腿。
 男好きのする直羽の豊満な肢体は、本人の意思とは無関係に性の快感に否応なく反応し、淫らな疼きにふるふると震えていた。
「これ、好きなんでしょ」
(やっ……もうっ、おかしい、私の体……!)
 否定しようとすればするほど、甘い刺激が全身を包み、直羽を困惑させる。
 若さのわりに成熟した彼女の体は、しかし色恋と無縁に生きてきた環境ゆえに無防備なまま、開花を待つ蕾のようにその魅力を秘していた。
 その蕾の中身を強引にこじ開けるように、ゆっくりと、しかし巧みに彼女の敏感な部分を刺激する。
 男の手が、直羽の背筋に甘い感覚をもたらし、びくん、びくんと、彼女の体を小刻みに跳ね上げる。
(だめだ、これ……私、このままじゃ、ダメになるぅ……)
 武道を修めることで培ってきたはずの強い精神力は、痛みや苦しみには耐えられても、快感にはまったくの無力だった。
 男の手によって暴かれた蕾は、たらりと一条の蜜を垂れ流し、その中心に遠慮なく差し込まれた指が、彼女の脳髄に粘膜越しの淫らな快感を刻み込む。
「はぁ、あぁ、あぁぁ……」
 陶酔したような吐息を漏らす直羽の瞳からは、すっかり抵抗の意思が見られなくなり、男のなすがままに体を揺らしはじめた。
「かわいい、直羽ちゃん」
 男が直羽の絹のような頬に口付ける。
「んっ……なに、言ってん……んむっ……」  そのまま男の唇は直羽の頬を滑り降り、彼女の唇を乱暴に塞ぐ。  わずかに驚きの色を浮かべる直羽。  しかし、この男とのキスは、彼女にとってはじめてのことではない。  男の乱暴ながらも巧みな手技にすっかり上気した直羽は、わずかに抗議の意思を示しながらも、やがて男の舌を口内に受け入れ、ゆっくりと舌を絡め合った。  慣れた舌捌き。何人もの女と舌を吸い合ったとでも言いたげな、軽薄な男の無遠慮なキスに、嫌悪感と、それ以上の陶酔感を覚える直羽。
(私の体……いったい、どうしちゃったの……?)
 こんなはずではなかった。
 厳格な家に育ち、清らかな体のまま成長した直羽。その純潔は、こんな軽薄で乱暴な男のために捧げられるはずではなかった。
 そのはずなのに……。
(どうして、私……こんな男と、こんなこと……)
 直羽の意識が、少し前の自身へと遡る。

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