本販売日:2025/06/23
電子版配信日:2025/07/04
本定価:935円(税込)
電子版定価:935円(税込)
ISBN:978-4-8296-4809-4
「悠くんは、お母さんだけを見ていればいいのよ」
挑発的に腰をくねらせ、下着を外していく珠紀。
Gカップの乳房、眩い白い太股、艶麗な美臀が露わに。
息子が他の女と親しくすることすら嫌う母が導く、
超絶パイズリ、お仕置き騎乗位、尻穴交尾……
嫉妬の果てに女に目覚めた42歳が注ぐ、禁断の母性愛!
第一章 女体を息子に教え込むお母さん
第二章 居候叔母に覗かれていた母子交尾
第三章 母の居ぬ間に、叔母の慰みものに…
第四章 嫉妬深い淫母は熟臀でお仕置きを
第五章 美母がめざめはじめた被虐の悦び
終章 母性愛の果て~この子はわたしのもの
本編の一部を立読み
第一章 女体を息子に教え込むお母さん
萩尾悠太は母と銀座の高級紳士服店を出ると、駐車場に向かって歩きだした。店内の冷房が効いていただけに、外は暑く感じられた。ねっとりとした真夏の空気が、ポタージュスープのように肌にまとわりつく。
「別に既製品でもよかったのに」
悠太が独り言のように呟くと、母の珠紀が手にしていた日傘を開いて言った。
「駄目よ。悠くんは身体が細いんだから、吊るしのワイシャツだとウエストがぶかぶかになっちゃうでしょう」
「そんなの、誰も気にしないよ」
「お母さんが気にするの」
悠太の学校はすでに夏休みだったが、制服の下に着る秋冬物のワイシャツを仕立てるため、亡父が贔屓にしていた店を母と二人で訪ねたところだった。
蒸し暑い外気のせいでたちまち汗が吹き出す。少年は手の甲で額の汗を拭い、横を歩く母をちらりと盗み見た。
(親と二人で洋服屋に行くだなんて、少し恥ずかしかったけど……まあ、いいか。母さんは嬉しそうにしているし……)
萩尾珠紀は四十二歳。資産家の一人娘として生まれ、若くして婿養子の夫を迎えた。しかし、結婚の数年後には夫を病気で失い、以後女手ひとつで息子の悠太を育て、現在は気鋭の美術評論家として活躍していた。
大半の女は容色が衰える年齢だが、珠紀はむしろ加齢とともに妖艶さを増し、美貌にも磨きがかかってきたように見える。若い娘には望むべくもない濃厚な色香も漂っている。
均整の取れた肢体もほとんど衰えを感じさせない。ブラウスの胸を押し上げるバストは驚くほど豊かで、膝丈のスカートから伸びる長い脚は引き締まり、足首も細い。腰まわりはややボリュームが過剰すぎるようにも見えたが、そこが逆に肉体の爛熟ぶりを示していた。
と、不意に珠紀が腕を伸ばし、ゆったりとした柄物のシャツに包まれた息子の脇腹を白い指で撫でた。
「引き締まった綺麗なウエストラインなんだから、隠しちゃ駄目」
「くすぐったいよ、母さん」
悠太が身をよじると、珠紀は含み笑いを漏らした。
艶母の蠱惑的な笑みを眼にしたとたん、少年の肉棒は荒々しく勃起した。
軽やかな歩みに合わせてゆっさゆっさと重たげに揺れる巨乳に、思わず眼が奪われる。
(どうして母さんはこんなに素敵なんだろう……友だちのお母さんなんて、たいていただの〝おばさん〟なのに、母さんは凄く若く見えるし、めっちゃ美人だし、何よりもオッパイが超デカいし……)
悠太はごくりと唾を飲み込んだ。やがて二人は交差点の信号を渡り、地下駐車場に入った。駐車場は薄暗く、人気がなかった。
珠紀がメタリックシルバーのセダンのドアを開け、運転席に乗り込むと、悠太も助手席に座った。
美母はシートベルトを装着しながら言った。
「さっきのお店で採寸をしていた若い女の子だけど……あの子、悠くんに色目を使っていたわね」
「えっ……?」
悠太は仰天した。たしかに巻き尺で悠太の腕や胸の寸法を測っていたのは、二十代なかばの美しい女性スタッフだった。甘ったるい声と優しい態度で接してくれたのは事実だ。だが、〝色目を使っていた〟というのはさすがに何か違うような気がした……。
「そんなことはないと思うけど……」
「悠くんもデレデレしてたわね」
「し、してないよっ!」
「それなら……これはどういうことなの?」
珠紀の左腕が伸び、少年の股間を鷲掴みにした。悠太は仰天した。
「母さん、急に何を──」
「ほおら、硬くなってる! あの店員さんが若くて綺麗だったから、オチン×ンがぴんぴんになったのね? そうなんでしょう? 何て悪い子なの……信じられないわ……」
珠紀の手の中で悠太の分身はさらに硬度を増し、ズボンの布地を突き破らんばかりに猛り狂った。
少年は母の手を下腹部から引き離そうとした。しかし、珠紀は息子の腕を払いのけた。口もとに妖艶な笑みを浮かべ、巧みな指技で剛棒を責め立てる。
「悠くんはああいう女の子が好きなの? 小柄でスリムで可愛らしいお姉さんがタイプなの? だから、こんなに硬くなっているのかしら?」
「ち、違うよ! 勃起しているのは……母さんがとっても綺麗だから……歩くだけで母さんのオッパイがぶるんぶるん揺れるからだよ……お店の女のひとは関係ないんだ……あああっ!」
「あら、ほんとうなの? 硬くなったのはお母さんのせいなの、悠くん?」
「そうだよ……母さんを見てると、それだけでたまらなくなって……んくっ! 駄目だよ、駐車場でこんなことを……ひ、ひとが来ちゃうよ……んあっ!」
血の繋がった二人は、地下駐車場の片隅に停めた車の中で禁忌の遊戯にのめり込んでいく。
艶麗にして豊満な珠紀。
少女のような繊細な美貌を誇る悠太。
母と息子は、越えてはならない境界線を踏み越え、決して赦されることのない罪を犯していた。
母子相姦という罪を。
悠太は実母の絶妙の技巧に酔い痴れながら、半年前のことを思い出した。
すべてのきっかけとなった、あの冬の夜を……。