07/11 電子版発売

夜宮香蓮、絶望世界

著者: 舞条弦

電子版配信日:2025/07/11

電子版定価:880円(税込)

「やめてっ、私は一生、男に身体を渡さないって、あっ」
金髪碧眼、気が強くて男嫌いの風紀委員長・夜宮香蓮。
鬼畜少年に肉槍で貫かれ、生まれてしまう性悦に必死に抗う。
剣道女子・麻比奈朱美、牝豹教師・橘燈子、
野球女子・仲野千夏、陸上女子・荒鷲世那……
彼女の周りのすべての女が、すでに奴隷に堕ちているとも知らず……
舞条弦の「部活女子シリーズ」、狂瀾怒濤の最終章へ!

目次

プロローグ


第一章 破滅の教壇、二匹の女教師

第二章 剣道女子、完全敗北

第三章 牝豹教師、奴隷覚醒

第四章 野球女子、青春崩壊

第五章 陸上女子、疾走無惨

本編の一部を立読み


「あー、たまんねぇ。やっぱり犯すなら気の強い女に限るな。フフ……」
「あ、あひッ……ああッ、ああッ」
 妖しく笑い、男は自慢の亀頭で痙攣する子宮口を捏ねる。絶頂のさなかに浴びる肉刺しが香蓮から呼吸を奪った。少女は涙を流し、青筋の浮いた喉を震わせて喘ぐ。
「俺たちも射精完了――っと」「あー、気持ちいー。他のやつらが馬鹿真面目に始業式出てるなか、便所で女使いたい放題とか。最高すぎだろ」
 不良たちが腰を引く。香蓮を除く三人の股孔からは、ぼたぼたと濁汁が滴っていた。栗花の匂いがムッと空気を侵す。それは便所臭と絡み、より強烈な臭気と化して鼻を衝いた。
(不快……だわ。だけど……。ああ、やっぱりだめ……。精液の匂い……この香りを嗅ぐと、どうしてもゾクゾクする。頭がぼうっとして、アソコが……)
 子宮が独りでに熱く疼く。逸物を咥えたままの牝肉が締まりを強め、結合部からじゅわッと白い蜜泡を噴いた。
「お、なんだ? まだまだ物足りないって反応だな。もっと穿ってほしいのか?」
「ふざ……け、ないで……っ、はぁはぁ、約束も守らず、あの子たちを犯して……ッ」
「約束? ああ、そういや忘れてた。おーい、そろそろ二人を解放してやれ」
 権藤の指示を受け、不良たちが麻袋を外す。奥で犯されていた二人の顔が露わになった。そこにいたのは、香蓮と関係のない少女たちだった。友人でも、部活仲間でもない。
「あー、暑かったぁ。猿轡と麻袋セットはやばいってぇ。――あ、夜宮先輩すみません。私、二年の松島です。テニス部で、鬼崎くんとは友達です。騙しちゃってごめんなさぁい」
「あたしも二年の児林でぇす。あたしも鬼崎さまの命令で調教に協力してまーす。朱美の調教にも一役買ったんだよ。ねー、朱美? 朱美も、あたしの名演技に騙されたよねー?」
「お、おい、今それを言う必要はないだろう。……まったく」
 朱美は児林の言葉を受けて、ほつれ髪を貼りつかせた頬をポッと赤らめる。だが、どことなく愉快げだ。共謀して香蓮を騙したことに微塵の罪悪感も抱いていない。
「騙すような真似して悪かったな、夜宮。だが悦ぶべきだろ。この便所には、最初から誰も不幸な人間はいなかった。みーんな、最初から最後まで愉しんでた。お前もな?」
 権藤が再び覆い被さってくる。乳房を掌で弄びながら、男はねっとり囁いた。低い声に鼓膜をくすぐられて香蓮はビクつく。悶えると勃起が粘膜に擦れて、それがまた腰を躍らせた。
「はぁはぁ……私は愉しんでなんかいないわ……。最初から最後まで気持ち悪かっただけよ」
「ふふ、だったら愉しめるよう、もっと頑張らないとな」
「あンッ」
 権藤が勢いよく肉棒を抜いた。尿道への圧迫感が薄れた影響か、小孔からブシャッと潮が噴きだした。赤みを帯びた桃尻が縦に躍る。膝が曲がっているために、まるで蟹股でヒップを振っているようだ。下品で淫靡な尻ダンスに男たちはゲラゲラ笑った。
(く……そ。でも……でも、終わりよ……これで――)
「さーて、次は俺の番だな。さっきの仕返し、キッチリさせてもらうぜ」
「な……ぁ、え……ッ?」
 北村が背後に立つ。少年はゴム膜を纏う肉竿を裂け目に寄せた。股孔で咲き誇る真っ赤な淫花は、牡の気配を察してざわめく。香蓮が何を言う暇もなかった。北村の肉槍が、じゅくじゅくの花芯を貫いた。
「ひああンッ」
 たまらず牝啼きが漏れる。涎が小便器に糸を引いた。北村は白い媚乳をギュムッと鷲掴みにして、不良は容赦なく秘芯を抉りこむ。香蓮が絶頂直後だろうが関係ない。ただ欲望のまま、母親譲りの豊かな桃尻をクッションにして、パンッパンッと腰を打ちこむ。
「うひょーッ、たまんねぇッ。燈子ちゃんもよかったけど、夜宮のま×こも極上だわッ。なぁなぁ夜宮ッ、お前もどうだ! 俺のち×ぽいいだろッ! 生でハメてやろうか、ええッ?」
「……ッ、うる、さい……ッ、はぁはぁ、黙っ、れッ……この……ッ、ああッ」
 もう罵倒の言葉さえ紡げない。何度も絶頂を極めた肉壺は敏感すぎた。擦れた部分から性電流が流れ、脳の芯まで痺れる。視界に光の粉が舞い続けていた。それは薄汚れた便所の照明を乱反射して、ぎらぎらとした輝きを撒き散らした。
「あッ……ああっ、だ、だめ、またッ、あううッ」
「おッ、またイクのか淫乱ッ。イクときはイクッて言えよぉ。さっきみたいに吠えろッ」
「はぁンッ! あっあっ、お尻だめッ、叩かないで、やぁ……ッ」
 再び平手打ちが降り注ぐ。打擲の衝撃が括約筋を刺激し、菊穴を窄ませた。それは膣孔も同様だ。北村に尻をぶたれるたびに、膣肉は締まりを強めて肉竿へ食らいつく。そして当然、性器の結合感が深まれば、背中を流れる肉悦も強くなる。
(お尻叩かれてるのに私……ッ、うう、感じてるッ、濡らしちゃってるッ)
 ぐじっ、ぬじっと蜜の撹拌される音が響く。同時に、大口を拡げた裂け目は潮を噴き散らしていた。愛も情もない乱雑なピストンで、女体は官能に燃え盛っていく。
「あー、くそ、だめだこれ……ッ、はぁはぁ、我慢、できねぇっ。権藤さん、よくあんな我慢できてたっすねッ。俺なんてもう……おっ、おっ、出るッ、おお、イクッ」
「ひ……ッ、あ……ッ、あっ、ああ……ッッ」
 男は欲望の赴くまま精を炸裂させる。上下する亀頭が子宮口を擦りあげた。それが最後の一押しとなって、香蓮もまた頂へと昇り詰めた。
「ううッ」
 北村は余韻にすら浸らない。まだ痙攣している粘膜から男根を引き抜くと、急いで肉竿を扱き、残った精液を香蓮の尻にぶち撒ける。朱くヒリついた尻頬に濁汁の熱が染みた。
「よーし、二人目終了。んじゃ、次は俺ねー。ひひ、夜宮をヒィヒィ言わせちゃうよん」
「ちょ、ちょっと……はぁはぁ、いつまで続ける気なのよッ」
「そうだなぁ。その場で脚を蟹股に曲げてよ、そのデカケツぶりぶり振りながら、じょぼじょぼ勢いよく立ち小便しろ。夜宮香蓮、牡ち×ぽ様に完全敗北しましたぁ……って、そう宣言したら終わりにしてやろうかな。ふふ、どうだ。言うか?」
「ッ――ざけんなッ! 言うわけないでしょ、ゴミ野郎ッ」
「へへ、交渉決裂か。てなわけでお前ら――犯していいぞ」
 権藤が言い、背後の不良がニヤリと嗤う。香蓮は慌てて太腿を閉じた。だがそんな粗末な抵抗が実を結ぶはずもない。肉裂を陰茎がこじ開ける。濡れそぼった空洞を勃起が埋め尽くした。
「ああッ、また……ッ、うう……ッ」
「夜宮のま×こすげーッ。めっちゃ締まるじゃん! これで何人目だっけ? 三、四?」
「ばーか、人数なんてどうでもいいだろ。今日中に二桁いくんだしよ」
「ぎゃはは、違いねー。早く降参宣言したほうがいいんじゃないのー?」
「ッ……だ、誰が、あんッ! ああ、はひっ、ひぃッ、ああっ」

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