本販売日:2025/08/22
電子版配信日:2025/09/05
本定価:1,089円(税込)
電子版定価:1,089円(税込)
ISBN:978-4-8296-4824-7
「どうか私の身体を思う存分お使いください……」
胸も恥部も腋も晒して涙目で懇願する知佳。
異物混入事故を起こし、謝罪に訪れた社長夫人。
取引存続と引き換えに強いられる屈辱の交尾。
会社と夫の笑顔を守るため、耐え続ける性奴生活。
夫の妹・七海も囚われ、義姉妹は暴虐の狂宴へ!
プロローグ 美しき社長夫人・知佳
第一章 人妻上納 仕組まれた魔罠
第二章 謝罪交尾 取引存続の条件
第三章 二重生活 拡張される尻穴
第四章 射精地獄 敗北した女課長
第五章 義理姉妹 百合の褥に溺れて
第六章 二穴強奪 夫の目の前での絶頂
エピローグ 妻の皮を被った淫魔
本編の一部を立読み
プロローグ 美しき社長夫人・知佳
(オープニングBGM)《これなら子どもに食べさせたい》で忙しいママに大ヒット! 美男美女夫婦が営む噂の食品メーカー!
今回番組が取り上げるのはオートリフーヅの冷凍豆腐ハンバーグ。原材料までこだわり抜いた商品の秘密に迫ります!
(テロップ:オートリフーヅ代表取締役社長 鳳浩太さん)
「豆腐は完全に遺伝子組み換え大豆と分別流通管理をしています。さらに添加物はにがりだけ。消泡剤や、にがり以外の凝固剤は一切使用していません」
そんなこだわりの豆腐を使っていながら主婦の手にも届きやすい価格設定。
これは一体どうしてなのか?
「ああ、僕の実家が豆腐屋なんですよ」
浩太さんの実家は、関東有数の老舗豆腐メーカー。
「オートリフーヅのメインの出資をしているのが、妻の実家の寿々本精肉工業株式会社。こちらはハンバーグなどの総菜メーカーでした。僕、最初は寿々本精肉工業に入社したんですね。それで、工場のスタッフの中に知佳さんがいて」
(工場勤務時代の知佳の写真のアップ。目元しか出ていない作業着姿)
「いや、製造ラインで作業している人の中に、目だけでものすごい美人だって分かる人がいるなって。そうしたら、それが社長令嬢だって言うんですよ。なのに普通に現場に出て働いてるんですよ。一目見て、好きになっちゃって」
浩太氏の猛烈なアタックで二人はめでたく結婚。そして、二人の夢である新しい会社を立ち上げる。
「二人とも子供が好きで。いつか子供が生まれたら安心して食べさせてあげられる豆腐とお肉を使ったお惣菜を作ろうねって言っていたんです」
結婚を機にスタートした豆腐ハンバーグの製造。
それが大きな脚光を浴びたのが、大手高級スーパーヤシマグランデの専売品として発売された《あんしん豆腐ハンバーグ》シリーズだ。働く子育て世帯の間で爆発的なヒットを生み、SNSでも大きな話題を呼んだ。
「お客様の〝美味しかったよ〟という声を聞くのが、本当に嬉しいんです」
(テロップ:鳳浩太さんの妻 知佳さん(33))
(画面のワイプで見ていた芸能人から感嘆の声。おお、美人、きれーい……)
それはさておき奥様。あまり、化粧っ気がないんですね。
「え? そうですか……? すみません、あまりお化粧が得意ではなくて……。爪……は、工場内はネイルが禁止なんです。何かあったらいつでも現場に入れるようにしています。アクセサリー類も、ほとんどしません」
(ワイプの芸人の声:いやめっちゃ美人やん! モデルさんかと思ったわ……)
鳳浩太はダブルベッドの上でニヤニヤとスマホの画面を見つめている。
妻と一緒に出演した情報バラエティ番組だ。
放送から二週間、工場はフル稼働している。製造数を2・5倍まで増やしたが追いつかず、ヤシマグランデ店舗では品切れになっている所も多いらしい。
(やっぱりテレビで見ても知佳は最高に美しい。ドラマの番宣で出ている女優よりもずっと画面映えするじゃないか)
妻の素顔が映った時のスタジオのどよめき。冴えない男性芸人が、文字通り鼻の下を伸ばして《めっちゃ美人やん》と唸った声。
(誇らしいよ、俺は……世界のすべてを手に入れたような気分だ)
浩太は何度も妻の登場シーンを再生しては、うっとりと悦に入るのだった。
その時である。
控えめなノック音とともに、寝室のドアがゆっくりと開いた。廊下の明かりを逆光に、顔を出したのはテレビと同じ顔だ。妻の知佳、その人である。
「もう、また見ていたの?」
風呂上りでほんのり上気した頬をほころばせ、知佳はベッドに座った。
タオル地の柔らかな白いバスローブ姿である。腰紐をきっちりと結び、胸元もはだけないように丁寧に着込んだようだ。しかし、V字型の襟元から覗く谷間と、大きなメロンのような乳房は隠し切れたものではない。
その果実の柔らかさを思っただけで、血流が股間に一気に集まるのが自分でも分かった。
「だって、あんまりにもキミが綺麗だからさ」
たまらなくなってバスローブごと抱きしめ、愛らしい唇にキスをする。歯磨きをしたばかりの妻の口に、遠慮なく舌を入れた。滑らかで妖しい舌触りを楽しみながら、ちゅっちゅっと音を立てて角度を変え、何度も唇を重ねた。
「ん……恥ずかしいわ、浩太さん……電気を消してくださらない?」
一度見たら忘れられない、濃く深い黒色の瞳が浩太を見上げた。
「ダメかな。俺、知佳の身体をもっと見たいんだけど……」
浩太の言葉に妻は耳まで真っ赤にして、恥ずかしそうに顔を伏せた。そうすると、すっと伸びた鼻筋やふっくらとした頬の愛らしいラインが強調される。西洋のドールさながらに整った顔立ちは、どの角度から見ても男の肉欲をそそった。
しかし、困ったように妻が口ごもるのを見て、浩太は苦笑する。
「いや、無理を言ってごめんよ。いいんだ、電気を消すよ」
「いいの? 浩太さん……」
ほっとしたように妻は微笑んだ。何と可愛らしいのだろう。
浩太はベッドサイドに置いた照明のスイッチで、明かりを消した。
「知佳、愛してるよ、知佳……」
妻の背中に手を回してそっと押し倒し、フルにエレクトした男根を滑らかな太ももに擦り付ける。
「ん……私もよ、浩太さん……」
恥ずかしそうな返事を合図に、浩太は妻のバスローブをゆっくりと剥ぎ取った。
ぷるんと露出した乳房が、ぼんやりと薄闇に浮かぶ。
柔らかく、繊細な手触りだ。自然のままの美体。天然Fカップのお椀型である。
(この身体だ。噂の社長夫人、鳳知佳のおっぱいだ。誰もがうらやむいい女を、俺だけが好きにできるんだ……)
芸能人顔負けの整った目鼻立ちは、曾祖父が東欧の出身だからだろう。魅惑的な黒い瞳が、浩太の姿を映して優しく微笑んでいる。
(こんなにかわいい顔をして、身体の方は〝これ〟だもんな……)
恍惚とした表情のまま、浩太は妻の剥き出しの身体に手を滑らせた。
「知佳……ああ、愛してるよ、知佳」
先ほどと同じ台詞を繰り返す。この完璧な女体を前にすれば、夫でありながら毎度それしか言うことがなくなってしまうのである。
「ええ、わたしも愛しているわ、浩太さん……大好き」
潤んだ瞳で囁かれ、妻の白い腕が浩太の背中に回される。再び唇を重ねながら、浩太はゆっくりと妻の秘密の茂みへと手を伸ばす。
くちゅり。
指がぬかるんだ音を立てた。
「ああ……」
と、かすかなため息のような声が愛らしいリップから漏れる。
清楚な妻は、浩太とのセックスの時だけ妖艶になる。
浩太と結婚するまでに一人だけ男性経験があったというが、知佳のこの奥手すぎる性格ゆえにほとんど性的接触はなかったらしい。
浩太と結婚してからもずっと、夜の行為には消極的だった。
それでも毎晩毎晩、浩太はこの愛らしい恥ずかしがり屋の妻を抱いた。
浩太と愛を交わすうちに、妻の中の女が花開いたのだろう。次第に濡れやすくなり、中でイクようになり──それでいて膣肉の締まりは増していく。
顔も、身体も、性格も。知佳は全てが理想の妻だった。
「気持ちいいかい、知佳?」
「ん……そんなの、恥ずかしい……っ」
そう言って妻は浩太の首にしがみつき、甘いキスを首筋に降らせてくれるのだ。
割れ目はたっぷりと熱を帯びて潤い、奥にひっそり隠された女の穴は浩太の人差し指を切なく締め付ける。
「もう入れていい?」
「ん……」
妻が小さく頷くと、浩太は深いキスをしながら枕元に手を伸ばした。愛用している極薄のコンドームの箱から一つを取り出し、妻に手渡す。
知佳は恥ずかしがりながらも、慣れた手つきで袋を開封し、差し出した浩太の勃起にゴムをくるくると装着していった。
(ああ、テレビで話題の鳳知佳が、俺のチ×ポにコンドームを着けている! それも、こんなに慣れっこの手つきで、愛おしそうに触ってくれるなんて……)
既に射精感が込み上げていた。ぐっと堪えるために、浩太は天井を見上げる。
「もうダメだ、我慢できない。知佳、入れるよ。いいね?」
顔を赤らめた妻が右手で目元を隠しながら、はい、と頷いた。
白くむっちりした太ももを開かせる。女性らしい可動域の広さで、脚がM字になるまで押し広げる。妻の両脚の真ん中に、夫としての居場所を陣取った。
(誰もが羨むイイ女を、俺は妻にしたんだ。いやらしくて最高の妻を……)
複雑に折りたたまれた肉襞の奥の窄まりにゴム付きの男根を押し当てると、妻は、あぁ……、と切ない吐息混じりの声を上げた。
「すごい濡れてる。気持ちいいよ、知佳。愛してる」
「わ、わたしも……愛しているわ、浩太さん」
妻の言葉が引き金になって、浩太の獣性が目覚める。
深く深く妻の中に潜り込んでいく。生理が終わったばかりの肉膣は、少女のように新鮮なうねりを持って夫を奥へと引き込んでいく。
「ああ、あっ、あっ……」
ゆるいピストンをしただけで愛らしい声を上げ、軽く絶頂までしてみせるのだ。
テレビでは、妻はしっかりと後ろ髪を結って、いかにも自立した女のように画面で微笑んでいた。
しかし、ベッドの中ではどうだろう。解いた髪は匂い立つように広がり、こんなにいやらしくおっぱいを震わせ、夫のピストンに合わせて淫らな声を聴かせてくれるではないか。
「知佳、愛してるよ知佳、好きだ、ああ、気持ちいいよ」
「んっ、……浩太さん、すき、すき……ああっ」
切羽詰まった悲鳴混じりの声を上げ、妻の爪が背中に食い込んでくる。
「うっ、出る、出る……ッ!」
ピストンを浩太はさらに速めた。既に息が上がっていて、汗もびっしょりとかいている。しかし熱く燃える牡の本能に突き動かされて浩太は腰を振る。
すぐに浩太は雄叫びを上げ、精を放った。すさまじい多幸感と共に精液が放出される。極薄のゴムの中がぬるいザーメンで満たされる。
「ああ……っ」
感じやすい知佳は顔を両手で覆ったまま、ゴムを膣で引き抜かんばかりにキュウキュウと締め付けた。
最後の一滴までを絞り出すと、二人はゆっくりと唇を重ねた。夫婦のセックスの後はこうして息を整えながら、キスをする。結婚してからずっとそうだった。
「……知佳、あのさ、次のセックスからさ……」
いそいそとゴムを外しながら、浩太は言った。
「ゴムなし……でしないか? あの、だからさ……」
顔色を窺うような言い方になってしまい、なんとも情けない。しかし浩太は、知佳を心の底から愛していた。妻が望むなら一生ゴム付きのセックスでも構わない──そんな風にさえ思っているのだ。
「あの……仕事の方も軌道に乗って来たし、そろそろ、さ……おい、なんで笑ってるんだよ」
浩太が顔を上げると、裸の妻が薄い毛布を口元まで持ち上げて、くすくすと笑っていた。どんな相手をも魅了する黒い瞳が、きらきらと輝いている。
「うふふ、浩太さんがやっとその気になってくれました」
「え……」
「嬉しいんです。ずっと待っていたんだもの」
見れば──知佳の愛らしい目には涙さえ浮かんでいる。
「……ごめんな、知佳。待たせたね」
会社が軌道に乗るまで、子供を持つのは控えよう──面と向かって話し合ったわけではないが、二人にはそんな暗黙の了解があった。
「子供が出来たら、俺たちの豆腐ハンバーグを食べさせよう」
「ええ、約束よ」
薄い毛布の中でイチャつきながら、こんなに喜んでくれるならもっと早く切り出せばよかった……と思う浩太である。
本当なら、今すぐにでももう一発──といきたいところだが、残念ながら思い切り発射した直後なので、息子はしぼんだままである。
(大丈夫だ。いくらだって時間はある……明日の夜から本格的に子作りだ)
妻の肉襞の感触をいよいよペニスで直に味わえるのだと思うと、胸が疼いた。さらには、妻の穢れなき子宮に、他でもない自分の子胤を注ぎ込めるのだ。
──鳳浩太は、幸せの絶頂だった。