本販売日:2025/10/23
電子版配信日:2025/11/07
本定価:935円(税込)
電子版定価:935円(税込)
ISBN:978-4-8296-4834-6
「やめてッ、夫と娘がいるんです。ここでは……」
キッチンの死角、硬い肉棒をしごかされる紫乃。
娘の恋人に襲われ、肉体を開発される人妻。
初めてのアナル姦でよがり狂う42歳は知らない。
悪魔が自らの母をも標的にしていることを……
カノハハ&母さん……年下の美囚にされる二匹の牝!
第一章 人妻陥落 娘の悪魔彼氏に抱かれる肉体
第二章 強いられる姦係 眠る夫の傍で貫かれて
第三章 襲われた美母 息子の巨根に性裁される三十八歳
第四章 刻まれた魔悦 開発される熟母の肛門
第五章 とろける尻 年上の牝たちを屈服させる午後
第六章 寝室の狂宴 娘の目の前で晒す痴態
本編の一部を立読み
第一章 人妻陥落 娘の悪魔彼氏に抱かれる肉体
初夏の日射しが、窓から差し込んでいた。ホームルームが終わって、廊下を駆けていく生徒たちの若々しい顔が、その光の中で輝く。わずかに開いた窓から吹き抜けてくる生温い風を頬に受けて、本郷亮二の首元に汗が滲んだ。
(今日も暑そうだ。まだ七月に入ったばかりだっていうのに)
亮二は、舌打ちした。エアコンが効いているとはいえ、窓際に面した廊下は、直射日光を浴びて異様なほど暑い。油断すれば、熱中症で倒れてしまいそうなほどの気温だ。
(まあ、こうも暑いと、女たちが薄着になるからな。ふふ、それが、たまらない)
一見、あどけない亮二の顔が、不気味に綻ぶ。歪んだ欲望を抱き、それを果たそうとする者の、強い意志と不穏さを感じさせる目が、ギラリと光った。
「亮二くん」
名前を呼ばれて、亮二は足を止めた。高遠優奈の声だった。振り返った亮二の顔は、もう元に戻っていた。付き合い始めて二ヶ月が過ぎ、初々しさと親密さがほどよくブレンドされた微笑が、亮二の口元に浮かんでいる。
「これから部活か、優奈」
「ないよ。だって試験勉強週間だよ」
「そうか。すっかり忘れていたな」
学年でトップクラスの成績を誇る優奈に比べて、亮二の学力はいまいちだった。だが、それも当然のことだった。亮二は、ほとんどの時間を自身の欲望の追求に費やしていた。
女体。
それが亮二の全てだった。亮二は性的な書物や動画を渉猟し尽くして、その知識を膨大なものとした。女の身体の仕組みを知り抜き、一般的な性感帯については当然のこととして、肛門にまで関心が及んだ。ネット販売で購入した難解な医学書すらも読破し、肛門における快感の構造を専門家以上に理解していた。
(女の身体ってのは、マジですげえな。オーガズムに達しながら、なおかつ子供を産めるってんだから、奇跡的だぜ)
女体に関して、天才と呼べるほどの知識を得た亮二が、その矛先を求めるのは当然だった。そんな時、優奈から告白された。校内でも飛び抜けた美人で、運動も勉強も抜群の成績を残す優奈が、どうして自分を好きになったのかは、よくわからない。
(ふふ、だけどセックスするには、もってこいの身体だな)
肉欲を満足させるため、亮二は優奈と付き合い始めた。高身長で、スラリと伸びた手足、なのにバストは大きく膨らんで、モデルのようなスタイルを誇る優奈は、セックスの相手としては申し分なかった。だが、優奈では、自身の欲望が発散し切れないことを亮二は知っていた。
「今日、時間ある? うちで一緒に勉強しようよ」
「そうだな。さすがに、今度は赤点を取るわけにはいかないし。いったん、家に帰って教材を持って行くよ」
「じゃあ、あとでね」
眩しいほど清らかな優奈の美貌に、わずかながらの情欲が、火花のようにぱッと散ったのを亮二ほどの男が見逃すはずもない。勉強を終えたあと、亮二に抱かれることを期待しているのだろう。
「今日は、お母さんは家にいないの?」
「うん、今日は仕事でちょっと遅くなるって、さっきメールがきたの」
優奈の母は近くのスーパーでパートをしているらしい。夕方から出勤するバイトが突然休むことがあり、残業になってしまうのだそうだ。一度、帰宅した亮二は、自分の部屋に行き私服に着替えた。教材をバックパックに入れた時、亮二は、いくつかのアダルトグッズをしのばせた。その中には、ネットで違法購入した睡眠性揮発剤も含まれていた。それらを優奈に使用したことはないが、いつ何時、必要な時が来るかもしれない。そう思って、プライベートでは、いつでも性的玩具を持ち歩いているのだ。
(優奈の身体は、まだまだ発展途上だからな。本気を出す気がしない)
若々しい優奈の身体では、自身のどす黒い欲望を到底、発散することができないのだ。経験も浅く、うら若い乙女の肉体では、亮二の本気のセックスをとても受け止められないだろう。
(ああ、ムンムンと色っぽい大人の女を犯したい……)
亮二は、歳上の女性が好きだった。それも一つや二つではなく、はるか歳上、母親のような熟れ頃の女に亮二の情欲は燃え盛るのだ。
(ほんとうは……ほんとうは、母さんみたいな……いや、母さんが……)
ドロドロとした欲望に亮二の股間が熱くなった。亮二の母、弥生は名門大学を卒業し、大手企業へ就職した。出産期間があったものの、まったく問題ともせずその能力を高くかわれて、今では女性幹部として活躍している。あまりに優秀過ぎるゆえ、弥生は亮二をどこか見下していた。いや、はっきりと、私の息子とは思えない、と残酷な言葉を度々口にしさえした。
(ちくしょう……)
だが亮二は、母を嫌悪することができない。その美貌もさることながら、全身から漂うフェロモンに、実の息子であってもゾクゾクとしてしまう。この母への恋慕が、亮二の性的嗜好を熟女好きたらしめたのだ。
(いつか……いつか、母さんを……)
悩ましいため息を何度もついて、亮二は家を出た。