マンションの隣人は美女だらけ

著者: 夕貴大

本販売日:2025/11/21

電子版配信日:2025/12/05

本定価:935円(税込)

電子版定価:935円(税込)

ISBN:978-4-8296-4840-7

傷心の海斗に、甘すぎる隣人たちとの日々が訪れる!
未亡人のGカップ乳房で心まで優しく包み込まれ、
シンママからは子供の世話のお礼に混浴でご奉仕され、
かつての担任女教師は少年時代の欲望を叶えてくれ、
継母だった熟女の豊満な艶臀でアナルを初体験……
上下左右に住む四人の美女に癒される楽園マンション!

目次

第一章 お隣~未亡人からの甘い慰め

第二章 お隣~シンママの濡れた褐色肌

第三章 下階~女教師の卑猥な本性

第四章 上階~継母の後悔と煩悩

第五章 上下左右~淫らで優しい四人に蕩かされ…

エピローグ

本編の一部を立読み

第一章 お隣~未亡人からの甘い慰め

 人生というのは波があり、いい時もあれば悪い時もあるものだ。
 その悪い流れのただ中に田崎海斗は陥っていた。正確には二十五年の人生の中、良いより悪い時のほうが圧倒的に割合が高い。
(一緒に居てつまらないって……そんなの付き合う前からわかることじゃないのかよ)
 恋人だった女からの言葉に胸が痛くなる。二年ほど付き合っていた女からついさっき振られてしまったのだ。
(会社も辞めてしまったし……というか辞めさせられたし。本当にろくなことがないな……)
 海斗はコンピューター関連の仕事に就いていた。大した規模の会社ではなかったが、それでも派閥というものが存在し、海斗はそのいずれにも加わっていなかったのだが、それが仇となってしまったのだった。
(僕一人じゃなんともできないことを僕の責任にしてきて……っ)
 業務上の大きなトラブルを自分一人の責任として押し付けられた。自分へのあまりにもぞんざいな扱いに激昂し、辞表を叩きつけてやったのだ。
(どの派閥にも属していなかったから罪を被せやすかったんだろうし、そもそも無派閥の存在がウザかったんだろうな……ああ、思い出すだけでイライラするっ)
 いっそのこと酒でもあおってしまおうか。晩酌の習慣はないものの、こういう時はアルコールに逃げてしまうに限る。
 幸い、冷蔵庫には何本かの缶ビールが冷えていた。どうせならコンビニで追加のものでも買いに行こうか。
 そう思った海斗はスマートフォンを手にとって、ため息をつきながら立ち上がる。
 その時、玄関ドアをコンコンと叩かれた。
(誰だよ? こんな時間に……)
 時刻は夜の八時を過ぎている。訪問客が来るには遅い時間だし、そもそも誰かが来る予定やそんな相手がいるわけがない。
(なんでドアホンを押さないんだろ。とりあえず、ドアスコープから覗いてみるか)
 怪しい相手なら居留守を使えばいいだけだ。海斗は面倒くさいと思いつつ、ドアスコープから外を覗いた。
 そして、思いがけない訪問客にビクリとしてしまう。
(え? 隣の瀬川さんじゃないか)
 ドアの前に立っていたのは瀬川美和。隣の部屋に住む美しい年上女性である。
(どうして瀬川さんが……普段は挨拶くらいしかしていないのに)
 彼女とは特に親しいというわけではない。ゆえに海斗のもとを訪ねてくる理由が全く想像できなかった。
(でも……何か良からぬ理由ではないだろう。彼女がそういう人だとは思えない。たぶん大丈夫だ)
 海斗はそう判断すると、玄関ドアのロックを外す。ガチャリと音を立てて、ドアを大きく開いてやった。
「こ、こんばんは……すみません、こんな夜分遅くに……」
 美和は軽く会釈をしてから申し訳なさそうに言ってくる。整えられた柳眉がハの字になっていた。
「いえ。あの……どうされたのですか?」
「それが……実は私の部屋のネットが繋がらなくなっちゃって……それで、確か田崎さん、そういうお仕事をされていたと記憶していたので、見ていただけたらうれしいなって……」
 俯き気味になって伏せていた瞳がちらりとこちらを向いてきた。
 視線が合うと同時にドキリと胸が高鳴ってしまう。間近で見る美和は熟れた女の魅力にあふれていた。
(本当に美人さんだ。なんというか、優しそうっていうか柔らかそうっていうか)
 長いストレートの黒髪はつやつやとしていて、漏れる部屋の明かりに反射して美しい。両眼は大きくて少し垂れ目なのが柔和さを感じさせる。
「ああ、そういうことでしたら、ちょっと見てみましょうか」
 こんな美人に頼られては断れるはずもない。
 海斗が二つ返事で応えると、美和の表情がニッコリとしたものに変化した。
「ありがとうございます。じゃあ、さっそくお願いしてもよろしいですか」
 両手を胸の前で合わせると、二つの膨らみがふよんと揺れた。
 その圧倒的なボリュームは男として無視などできない。
(うわっ、大きいな。いったい何カップあるんだ?)
 今までも彼女の見事な双丘には気づいていたが、こうやって近くで見ると迫力というものがある。
 多少の女性経験はあるものの、俗に言う巨乳という女性とは縁がなかった。それ故か、美和の乳房をやたらと意識してしまう。
(いや、いかんいかん。頼ってきてくれたのに、こんなふしだらな考えを持ったらダメだ)
 あからさまに胸を見るなど、失礼にもほどがある。ただでさえいろいろとうるさい世の中なのだ。
「それではご案内しますね」
 美和はそう言うと、くるりと身体を回転させて自分の部屋へと案内する。
 ふわりと甘い香りが漂ってきた。すでに入浴を済ませているのか、水気を含んだシャンプーの香りが強い。
(……冷静に考えると、ほとんど他人みたいな女性の部屋に行くんだよな。これって本当にいいのかよ)
 健康な男を自室へ招くことに不安や恐怖はないのであろうか。
 先ほどまで気落ちしてヤケになっていた海斗も、すっかり男としての本能を意識している状態なのだ。
(いや、余計なことを考えるのはよそう。ネット回線を回復させたらさっさとコンビニに行っちゃえばいいんだ)
 美和も自分を男として意識していないのだろうし、そもそも自分に彼女を襲うつもりもない。
 ただ、目の前で揺れる丸みを帯びた臀部には、彼女を女として意識せざるを得なかった。

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