淫叔母とふたり暮らし【初体験の家】

著者: 夕貴大

本販売日:2023/07/21

電子版配信日:2023/08/04

本定価:825円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-4673-1

「来て……我慢できないの。だって私は未亡人だから」
硬直を自らの秘唇にあてがい、静かに腰を落とす奈緒子。
騎乗位で揺れる美乳に酔いながら貴久は最高の絶頂へ!
寝室で叔母の自慰を覗いた日から激変した居候生活。
熟女の深フェラ、極上シックスナイン、興奮の対面座位……
可愛い従姉と元継母も巻き込み、さらなる楽園へ!

目次

第一章 優しい叔母の淫らな本心


第二章 褐色美女の嫉妬と誘惑


第三章 禁断と恍惚の母娘関係


第四章 元継母の卑猥な贖罪


第五章 喜悦に狂い咲く四人


エピローグ

登場人物

なおこ(43歳)叔母・伯母

あすみ(20歳)従姉妹

れいか(38歳)

本編の一部を立読み

「それじゃあ……おやすみなさい」
「はい……おやすみなさい……」
 覇気のない女の声に、徳本貴久は気が気でなかった。
(奈緒子さん、大丈夫かな……今日は一段と気分が落ちている様子だけど……)
 自室の襖越しに就寝の挨拶を交わしつつ、貴久は腕を組んで考える。
 しかし、自分が彼女のためにできることなど思いつかなかった。所詮、大学に入学したばかりの自分に問題を解決できる術などあるわけがない。
(そもそも、居候している分際で、奈緒子さんのプライベートに首を突っ込むわけにもいかないよな……)
 貴久がこの家に居候し始めて、すでに三年が経過していた。すっかり我が家といっても差し支えないが、居心地がいいかと言われるとそうでもない。
 理由は二つ。一つは貴久が家庭の事情で奈緒子の家で厄介になっているということだ。
(あんなロクでもない親父のせいで、奈緒子さんにはだいぶ迷惑かけ続けているからな)
 貴久の父親は一言で言えば、だらしのない男である。何度も仕事を変えては女を変え、ついには貴久を邪魔だとばかりに、奈緒子の家に押しつけていた。
(普通なら受け入れを拒否するか、受け入れても邪険にされても仕方がないのに、まるで本当のお母さんのように優しく接してくれて……感謝しかないよ)
 貴久には母親がいない。産みの母親は自分が小さい頃に病気で他界している。その後、何人かの女が新しい母親として現れては消えていった。いい思い出と考えられる女もいれば、思い出すのも癪に障るものもいる。
 そんな家庭環境の中で、奈緒子が引き取ってくれたのは、まさに奇跡と言うべき幸福だった。おかげで、貴久は今日もこうして生きているのだ。
(だからこそ、彼女のために僕も何かをしないといけないのに……けれど、奈緒子さんの抱えている問題は、僕にはあまりにも難しすぎて……)
 もう一つの理由が貴久の頭を悩ませる。この問題が一番重い。
 奈緒子には愛純という娘がいるが、母娘関係は最悪と言うべき状態だった。
 愛純は二十一歳になるが、とっくに家を出て小さな会社で事務員として働いている。商業高校を卒業してからというもの、一度として家には顔を見せていない。
(理由はいろいろと聞いてはいるけど……なんとかならないものだろうか)
 自分の家庭環境が悪かったがゆえ、他人の家庭環境にも敏感だ。健全でない状態を知れば、自分のことのように心が痛い。
 それが、奈緒子のことだとなれば、なおさらである。
(奈緒子さんは僕を息子のように考えてくれているみたいだけど、僕にとって彼女は……母親以上の存在だ。そう、女性として意識してしまう)
 貴久にとっては叔母であり母親でもある彼女だが、同時に一番近しい女性であった。血気盛んな十代の男としては、性の対象として気にしてしまう。
(だって、優しいのはもちろんのこと、あんなに美人で肌も白くて、髪はツヤツヤで……おっぱいだってものすごく大きいんだ。意識しないなんて無理だよ)
 アーモンド形の双眸は左右で等しく、瞼はくっきりと二重を描く。卵形の小顔は剥きたてのゆで卵を思わせるように瑞々しくて、少し厚めの唇はセクシーだ。ロングストレートの黒髪は、まるでシャンプーのCMであるかのようにさらさらと美しく、甘い香りを漂わせているのだからたまらない。
 そして、何より貴久を魅了するのは、その圧倒的なボリュームを誇る乳房である。着る服すべての生地を張り詰めさせる双丘は、いったい何カップなのだろうか。童貞の貴久にはまったく想像がつかない。
(奈緒子さんのおっぱい、どんな姿をしてるのかな……たぶん、とてもきれいですごい迫力に違いない)
 外見も肉体もこれでもかと言うほどに男を魅了してくるのだ。あまりのグラマーさの前では、血の繋がった親族であるという前提は霧散してしまう。
 この三年間、貴久は頭の中では数え切れないくらいに奈緒子を抱いていた。自慰のネタの大半は、妄想上での彼女の痴態である。
(自分だって大変なのに、僕の面倒を見てくれて、しかも、嫌な顔一つせずに優しくて……そんな女性に僕って奴は……)
 恥知らずな本能を自分で責めるも、湧き上がる衝動はどうにも抑えられない。
 今も股間には疼きが生まれ、ムクムクとペニスが頭をもたげていた。
(奈緒子さん、ごめんなさい……っ)
 貴久は心の中で謝罪しつつ、肥大化した肉棒を取り出した。
 消えない奈緒子への卑猥な憧憬を抱いて、自らの手を滑らせる。
「ああ、奈緒子さん……うぅ……っ」
 廊下を挟んで向かいの部屋には本人がいるという状況だ。寝入るにはまだ早いから、きっと起きていることだろう。
 罪悪感はやがて悦楽へと代わり、本能が脳内をピンク色に染めていく。
 自分の立場や奈緒子の状況を突き破るようにして、貴久は今夜も白い欲望を解き放った。

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