本販売日:2025/12/23
電子版配信日:2026/01/09
本定価:935円(税込)
電子版定価:935円(税込)
ISBN:978-4-8296-4845-2
「妹のこと、ちゃんと満足させてあげられてる?」
つま先で俺の股間を刺激しからかうように囁く沙雪。
妻の姉の妖艶な誘惑に、俺の理性は完全に崩壊した。
興奮がおさまらず何度も射精する最高の蜜交を重ね、
二人はついに、子作りセックスの約束まで……
ナンバー1作家・懺悔、絶対秘密の禁断官能劇!
プロローグ 似たもの同士
第一話 予感 妻の姉が美しすぎて
第二話 再会 忘れられない蜜の味
第三話 秘密 罪深き生姦
最終話 渇望 俺のものになってください
エピローグ 胎動
本編の一部を立読み
プロローグ 似たもの同士
俺も果歩もあまり前に出たがらない性分な上に、自分達を派手に着飾ることは苦手だった。
なので俺達の披露宴が出来る限りシンプルなものになったのは必然と言える。
そもそも結婚式だけを挙げて、披露宴は無しでも良いというのが俺と果歩の考えだったのだ。それがお互いの家族の説得を受けて、こうして人並みの披露宴を設けている。
スポットライトがやたら暑くて眩しい。そんな主役の場はやはり好ましくはない。果歩もそう思っているだろう。
しかし隣に座るお色直しをした新婦である果歩のウェディングドレス姿は感銘を受けるほどに美しかった。
友人たちから写真撮影を求められる合間に、果歩が俺に苦笑いを向けてくる。そしてこっそりと呟くのだ。
「やっぱり私たちにこういうのは似合わないね。お姉ちゃんに絶対やった方が良いって押し切られたけど止めておけばよかったかも」
俺は首を横に振る。
「果歩のそのドレス姿を見れただけでも、俺は披露宴をやって良かったと思ってるよ」
俺は普段こういった気の利いたセリフを口にできないので、果歩が驚いたように目を見開く。
「浩司って、そんなキザな台詞を言えるんだ」
「俺も少し驚いてる」
水色のドレスを着た果歩がくすくすと笑った。彼女との五年の付き合いで、一番可憐だと感じる瞬間だ。
大学を出て新卒で入った会社にて果歩と出会った。彼女とは同期で、出会った当初からフィーリングが合ったのを覚えている。
とても堅実な仕事ぶりは波長が合った。
そして仕事を通じてお互いの人となりを知り、自然と俺達は恋人としての交際を開始する。
そしてお互いに二十七歳となった今、こうして結婚の契りを友人や親類の前で交わした。
果歩とはとにかく様々な価値観が一致する。同じことで笑い、同じことで悲しみ、同じことで怒った。好きな音楽や俳優まで一緒だ。
場の空気を気にする傾向が強い俺は人付き合いは緊張の種である。そんな俺は果歩と一緒ならリラックスして空気が吸える。
果歩より美しい女性はこの世界にいくらでも居るかもしれない。果歩より一緒に居て楽しい人もたくさん居るかもしれない。
しかしここまで俺の安らぎになってくれるパートナーは、彼女が唯一無二だろうと確信している。
俺は果歩を心から愛していたし、一生大切にしようと誓った。
そんな彼女は今、家族に向けて手紙を読んでいる。両親への感謝に続いて、お姉さんについての気持ちを口にしていた。
沙雪さん。
俺のお義姉さん。
果歩は二つ年上であるたった一人の姉妹である彼女に強い憧れと敬愛を抱いている。そして俺と果歩は価値観が酷似している。
沙雪さんに対する気持ちまで、似ないで欲しかった。