夢の居候ハーレム 兄嫁と美娘との7日間

著者: 艶満

本販売日:2026/02/20

電子版配信日:2026/03/06

本定価:935円(税込)

電子版定価:935円(税込)

ISBN:978-4-8296-4856-8

兄夫婦のマンションに居候する大学生・倫也。
冴えない日々が拾った「ホワイトボード」で一変!?
書いたことが現実になる――不思議な力を得た青年は、
清楚な兄嫁を露出好きに、処女の姪を悦楽に染め上げ、
家は全裸生活と中出しが当たり前のヤリ部屋へ変貌。
美母娘を絶倫巨根で抱きまくる、夢のハーレム暮らし!

目次

プロローグ 運命を変える〝淫らなホワイトボード〟との出会い

第一章 書き込み①【清楚な兄嫁は視線で絶頂する身体になる】

第二章 書き込み②【淑女の白い裸身は間男との快楽を忘れない】

第三章 書き込み③【ギャル姪は母の痴態に発情して禁忌に溺れる】

第四章 書き込み④【ヤリ部屋の掟は全裸生活とオナニー禁止】

第五章 最終命令【母娘並んで排泄の場所を義弟に捧げよ】

第六章 書き換えられた未来【永遠の居候ハーレムに君臨する王】

エピローグ 僕の女たちに宿った新しい命

本編の一部を立読み

プロローグ 運命を変える〝淫らなホワイトボード〟との出会い

 世の中不公平だ。
 若狭倫也は、いつの日からかずっとそう思い続けてきた。いつの日からかは覚えていないが、理由ははっきりとわかっている。出来のいい兄と、ずっと比較されてきたからだ。
 子供のころからイケメンだった兄に対して、己はこれと言った特徴のないフツメン。勉強でもスポーツでも優秀な兄と比べ、己はいずれにも凡庸だった。その容姿と男らしい性格から、いつもモテていた兄。かたや、十人並みの容貌と己に自信が持てないことから女に縁がなかった自分。
 過去だけではない。今現在もそうだ。現在進行形で、兄の陰に隠れ常に後塵を拝している。
「ちょっと倫也くん。またお菓子買い食いしてたわね? やめなさいって言ってるでしょ」
 南向きで日当たりのいいマンションのペントハウス。広く立派な住まいの中に、きれいだが大きく凜とした声が響く。
 倫也の兄嫁、若狭歩美だ。三十七歳で一児の母。シニヨンにしたロングの黒髪。卵型のフェイスライン。切れ長の黒目がちな双眸。いかにも大和撫子という雰囲気の美女だ。
 穏やかで優しげな見た目とは裏腹に、厳しいところもある。特に、だらしのないところのある義弟に対しては。
「そりゃ……季節限定のが売ってたから食べたくなって……。それくらい問題じゃないっしょ……?」
 しどろもどろな調子で、倫也は応答する。兄嫁の言いつけを破って、こそこそ間食をしていた。そんな負い目があるからだ。
「大いに問題です。現に、また体重少し増えてたじゃない。ちゃんと食事制限しないと、また肥満に逆戻りよ。倫也くんもそんなの嫌でしょ?」
 歩美の追及は厳しく、緩むことはない。スナック菓子の空袋を、義弟の眼の前に突きつけてくる。
(スナック菓子食うのが俺の趣味で人生の喜びなのに……ひでえや……)
 倫也は嘆くが、言葉に出すことはない。建前としては、兄嫁が全面的に正しいからだ。己がなぜ、平日の夕方に自分のアパートではなく兄夫婦のマンションにいるのか。それは、居候させてもらっているからだ。
 きっかけは、肥満が原因で倫也が膝を故障したことだった。野菜が少なく脂肪や炭水化物に偏った食習慣。運動不足。不規則な生活。ついでに、せっかく入学した大学もサボりがち。単位修得の状況は惨憺たるものだった。
 それやこれやを、無理矢理にでも改善させる必要がある。両親にそう決められてしまった。一番効果的で手っ取り早い方法は、兄夫婦のマンションに半同居すること。バランスの取れた食事を取り、ジャンクフードは控える。適度な運動をし、身体を鍛える。朝がきたら起床し、夜になれば就寝。講義とゼミにもきちんと出席して学生の本分を全うする。
 兄は消極的だったが、両親と兄嫁は乗り気だった。倫也たちの実家は、大学から遠すぎる。健康で規則正しい生活を送りながら、キチンと勉学を修める。そのためには同居が最善の方法。そう歩美が考えたのだ。
 が、いざ居候を始めてみると、想像以上に肩身が狭かった。容姿も能力も優れる兄に対して、凡庸なキモオタの自分。いつも比較されているようで、惨めさは募る一方だ。
 それに、兄嫁は想像以上に己の健康に厳しかった。スナック菓子やジャンクフードの買い食いは禁止。酒類も、彼女が決めた量に制限される。毎日時間を決めて、歩美に付き添われて有酸素運動を行う。
 アパートで自堕落な生活を送っていたころに比べて、非常に過酷だ。ともあれ、体重は順調に落ちて腹も引っ込んできた。顔つきも精悍になりつつある。以前より体調もずっといい。兄夫婦との同居が奏功し始めている。
 その事実の前には、倫也の側に文句を言う筋合いはなかったのである。
 そんなことを思ったときだった。
「なあ倫也。いつまで歩美の手を煩わせるつもりだ? ちょっと意志が弱すぎるぞ。お前もう成人してるだろ」
 仕事から帰宅した兄が、ネクタイを外しながら話に割り込んでくる。態度にこそ出ないが、その眼は完全に不出来な弟をバカにしていた。
「お前の友達のひとり、柴田くんだったか? この間女と一緒に歩いてるの見かけたぞ。言いたくないがな、今の調子ならお前がリア充になれるのはいつの話だ? もう少し自分の中で目標を持って、努力することを覚えるべきじゃないのか? そうでないと、冗談でなく女にモテないぞ」
 嫌みったらしい言い方でこそあるが、兄の言葉は青年の急所を突いていた。今の己は、紛れもない非リア充だ。才能や容姿だけの問題ではない。意志が弱くだらしなく、とても女にモテる要素がない。なによりも、それをわかっていながら改善しようという意思に欠けている。
「兄ちゃん……。わかってる……わかってるよ……。歩美義姉さん……すんません……。今後は買い食いはやめますんで……」
 兄夫婦に向き直り、背筋を伸ばして頭を下げる。できれば怒りたい、言い返したい。が、今の自分には、文句を言う資格はまるでない。すべて、兄と兄嫁の言う通りだ。
(はあ……俺……。このまま一生兄ちゃんの陰に隠れて……比較されて生きるのか……? 優秀な兄と出来の悪い弟って……)
 倫也は絶望的な気分になる。
 己はこの先、生きる限り日陰者、負け組人生を歩むのか。今さら兄を越えようという気概など起きようもない。物心ついたころから、比較され続けてきたのだ。そして、己は常に劣後し続けていた。
 これからもずっとそうなのだろう。兄には勝てない。そんなことを思った。思わずにはいられなかった。そう、その日までは。
 翌日から図らずも人生が劇的に変わるなど、そのときの倫也には想像もおよばなかったのである。

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