クラス1可愛い朝山蜜柑や、若手女優の範馬鏡子たちを愛しながら、
ますます充実していく俺のハーレム生活!
そんな俺とのデートを明日に控え、緊張気味な陸上部女子・能代真由。
奥手な真由は、蜜柑や鏡子と一緒にデート用の服やエッチな下着選び!
さらにはエッチに自信をつけるため、三人でラブホに行って秘密の女子会まで!?
愛する俺のために健気に頑張る真由が、当日とびきり可愛い姿で現れたら…
俺の欲望が爆発しないわけがない!
投稿サイトナンバー1ノベル、全編書き下ろしのイチャラブデート編!
一話 昨日はお楽しみでしたね?
二話 放課後のお買い物
三話 親子エッチ鑑賞会
四話 暴走気味の想い
五話 デートの待ち合わせ
六話 真由とデートの土曜日
七話 水族館は暗くて静かで
八話 もう悪戯は禁止で……
九話 お買い物からのエッチ
十話 甘く鳴かせて
十一話 本当の気持ち
十二話 食後のアブノーマル散歩
十三話 熱は覚めても、冷めないもの
本編の一部を立読み
一話 昨日はお楽しみでしたね?
「ご主人様はいますかー♡」
ホームルームが終わって、放課後の喧騒が始まった教室に突拍子もないそんな声が響いた。
全員の注目が教室の後ろのドアに集まった。
「あっ……」
自分が言った言葉が注目の的になったことにいち早く気付いた由利(ゆり)ちゃんが、あわあわと慌てだす。
「由利」
「……真島(まじま)さん」
そんな慌てている後輩の女の子に優しく声をかけたのは、クラスメイトの朝山蜜柑(あさやまみかん)と今週、転校してきた範馬鏡子(はんまきょうこ)だった。
鏡子はまだ由利ちゃんとの関係を掴みかねているのか、名字で呼んでいる。
というよりも由利ちゃんのやらかしに戸惑っているようにも見える。
先輩のクラスにやってきて、「ご主人様」と誰かを呼んでいるというのは、知らない人からしたらとんでもないと思われても仕方ない。
鏡子と同じように感じたのか、ひそひそと突然やってきた後輩の女の子に対して、クラスが騒がしくなる。
まぁ、騒がしくなるのは女子だけだ。
男子については無反応に近いが、数人は意識を向けている感じもする。
しかし、男子の方はすぐに興味を失ったように、由利ちゃんへの注目は霧散してしまったようだ。
「こっちこっち……」
入り口で足を止めてしまった由利ちゃんに対して、蜜柑が手招いた。
周りの女子から注目されたままの由利ちゃんは、おろおろとしつつも、蜜柑が手招くからと、恐る恐る教室に足を踏み入れ、俺こと三笠圭(みかさけい)の元ではなく蜜柑と鏡子のところに歩いていく。
俺は自分の席にいるので三人とは少し離れたところにいて、由利ちゃんは視線で俺を見つけると微笑んでくれた。
でも、徐々にその表情は曇っていく。
それは、失敗したことを自分で分かっているからだろう。
そんなひどい目にはあわないのにと思うのだが、まぁ、そこは俺が男だからそう思うのかもしれない。
自分が先輩の教室に遊びに行ったことを想像すると、気持ちは分からないでもない。
しかも、やらかしているのだからなおさらか。
「我慢できなかったかな?」
「蜜柑先輩、意地悪です」
蜜柑がニヤニヤと口を滑らせた由利ちゃんを言葉で責め立て、失敗したと思っている由利ちゃんは顔を赤らめつつ、真面目な口調で返答した。
そんな蜜柑はたっぷりの余裕をもって、由利ちゃんを弄っている。
由利ちゃんも自分が小さな失敗をしているということは分かっているし、弄ってくる相手が仲の良い蜜柑だから、特に険悪になることもない。
周りも特に絡みに行かないのは、俺が由利ちゃんのことをしっかりと見つめていることに気付いてるからだ。
上級生のクラスではあるが、やっかみとかそういうこともないと理解した由利ちゃんの表情は、段々と明るいものになっていく。
「あれぇ、お姉様でもいいのに」
「それだと、私は妹になっちゃうんだけど……」
そんな由利ちゃんの頑張りをからかうように、蜜柑が踏み込んで、鏡子が更に押し込んだ。
「……はう」
「あらら、鏡子は妹なんだ?」
「だって、ねぇ……」
鏡子の爆弾発言に対して、由利ちゃんは恥ずかしそうにして、蜜柑は何とも言えない顔で鏡子本人を見ている。
「私が一番新しい相手なんでしょ?」
つづく爆弾発言を投下しても、鏡子は涼しい顔だし、蜜柑も由利ちゃんも変に納得している。
なお、鏡子は俺の方を睨みつけてくる。
その言葉は別に大きな声で言ったわけではないけど、クラスの全員が聞こうと思えば聞こえる程度の声量で、ついでに言うと感情が乗った鏡子の声なわけで、通りが良かった。
不満があるとも違うけど、どこか納得できていないような鏡子の発言に、周りは俺を見てくる。
「……あぁっと」
注目されているが、何を口走っても酷いことにしかならないので、俺はそんなことしか言えない。
周りからの視線はなんというか、嫉妬とか不満とかではなく、驚きのあまり、確認しているみたいな雰囲気だ。
いや、大体は知っていたけどみたいな生易しい目線も多いんだけども、それはそれでくるものがある。
「なにかあったの?」
「あっ、真由!」
その奇妙な沈黙というか、教室の空気を塗り替えたのは俺の隣にやってきて、なにかあったのかと確認してきた能代真由(のしろまゆ)だった。
真由の姿を見た蜜柑が待ってましたとばかりに名前を呼んだ。
「それで、圭がなにをやらかしたの?」
真由としては絶対にこの変な空気感の原因を知っていそうな蜜柑に問いかける。
「そこで、圭がなにかしたのは決定事項なんだ?」
蜜柑がちょっとだけ困ったような表情を見せる。
「じゃないの?」
にんまりでも、ジトーっという感じでもなく、淡々と真由がそういう話でしょという態度で俺を見つめてくる。
ポーカーフェイスという訳ではないのだけど、真由のそんなニュートラルな態度を前に、こうなんとも言えないけど、胸が締め付けられる。
好きな子の無反応ほど心にくるものはない。
嫉妬して欲しいと思うのは俺の我が儘なのだが、そういう意味では真由の反応の薄さにドキリとさせられてしまう。
不安になるが、本当はそんなことはない。
いや、最近、真由から避けられているような雰囲気を感じているからこそ、不安を覚えるが、大丈夫だという確証もある。
避けられているというか、真由自身がどうこうしたいというのではなく、蜜柑や由利ちゃんの後ろにいて、二人のすることに乗っかるような感じだからだ。
俺が真由の方へ一歩踏み出すべきなのは分かっているが、どうにもそうしようとするとそそっと離れていく。
だから、避けられているように感じてしまっていた。
そんなことを思っていると、
「それじゃあ、今日は由利の番だから、私たちは遊びに行こっか」
空気を変えるように蜜柑がそう言った。
「うん……」
「どこに行くとか決まってる?」
鏡子も真由もそれに従って、教室を出ていこうとする。
まるで、もう俺達には興味がないとか、それくらいこっちに対して興味を示さない態度。
それが彼女たちなりの由利ちゃんに対する礼儀というか、餞別というか、我慢するために必要なことだったのかもしれない。
そうかもしれないけど、不満もある。
「蜜柑、鏡子」
そんな不満をぶつけるように、俺はわざとらしく二人の名前を呼んだ。
「……どうかした?」
「なに、三笠くん?」
なんとも言えない顔で振り返った蜜柑と睨んでくる鏡子。
「また来週」
俺の言葉は、凄く平凡で格好もつかないような言葉だったと思う。
でも、自然と帰っていく彼女たちに言わないといけない気がした。
来週も俺たちの関係を覚えていて欲しいみたいな、会えない時間も俺のことを考えて欲しいとか、凄く自分勝手な思いを込めて口にした言葉に二人は、
「そうだね、また来週」
「うん、来週もよろしくね」
俺の気持ちに気付いたのか、顔を真っ赤にして返事をくれる。
「……」
それで、まぁ、当然、三人のうち、二人しか名前を呼ばなかったわけで、呼ばれなかった真由は止まらない。
振り向きもしないで、スタスタと教室を出ていこうとするあたりに、彼女の気持ちが見え隠れしているような気がする。
「真由」
「……っ」
呼び止めると即座に動きを止める真由。
教室の入り口のあたりで足を止めてくれたことに、ホッとしつつ、
「明日の水族館、楽しみにしてる」
俺がわざわざ真由の名前を呼ばなかった理由は簡単で、真由とは明日も会えるからだ。
本当ならお昼休みに俺の相手をするのは由利ちゃんのはずだったのだが、鏡子とエッチをした。
いつもの集合場所に行くと、由利ちゃんと鏡子がいて、今は鏡子先輩を抱いてくださいと由利ちゃんに促された。
真由と蜜柑は、今日は順番じゃないからと最初からいつもの場所に現れもせず。
由利ちゃんに促されるまま、たっぷりと鏡子を誑かすというか、喘がせたわけだ。
俺と鏡子がエッチをしている間、由利ちゃんがいなくなることもなく、俺たちの傍にいた。
傍というか個室の外で俺たちのエッチを聞いて、我慢してくれていた。
手を出しても良かったけど、放課後になったらたっぷりと由利ちゃんとはエッチをすることが分かっていたから、何もしなかった。
なんとなく由利ちゃんの機嫌が悪くなったような気もするけど、気のせいだと思いたい。
そんな鏡子との甘イチャエッチを終えて、教室にいつものように先に戻ると、教室に入る前に待っていた真由が声をかけてきて、
「明日は私の番だよね?」
「そうだね」
真由の問いかけに俺は頷いた。
「じゃあ、ここに行かない?」
そう言って、真由は自分のスマホを見せてきた。
そこはそんなに遠くない場所にある水族館のホームページだった。
「水族館?」
「そう。圭と一緒に行きたいなって……」
俯き加減で、どこか不安そうな真由の提案に、
「良いよ」
「そうだよね。なら、遠くまで走りに行かない……うん?」
「水族館に行きたいなら、一緒に行こう」
「良いの?」
「もちろん、むしろ、真由と出かけられるの嬉しいんだけど……」
俺の返答が予想外だったのか、真由の表情が見る見る赤くなる。
「た、楽しみにしてる」
「あぁ……」
そんな反応をされると、襲いたくなるから心臓に悪い。
そんなやり取りをして、集合場所と時間を決めた。
ウキウキという感じで、嬉しそうな顔をしていたのだが、放課後になってみたら、澄ました顔をされてしまった。
避けられている感じが強まったからこそ、意趣返しというか、明日のことを口にしてみたら、
「……おぉ」
「……なるほど」
俺の発言にいち早く反応したのは蜜柑と鏡子だった。
蜜柑は満面の笑みで微笑んでくる。
それとさっきまで殺伐としていたというか、こっちを嫌っているとは言わないけど不満を隠せていなかった鏡子ですら、ニマニマしている。
そして、俺が今、一番気になる女の子の反応はというと、
「楽しみにしてるね♡」
はにかんで、頬を染めていた。
昼の時の言葉とほとんど同じだけど、あの時は驚きが隠せていなかった。
今回は驚きではなく楽しみにしていることが丸わかりだ。
もう隠しようもないくらいに頬を緩め、恋する乙女の顔を向けられて、こっちもドキリとさせられる。
これで避けられていると思うのは間違っていると思う。
なんとなくそういう意味では鏡子と同じなのかもしれない。
好きだから、ちょっと態度が悪くなる。
そういうことなら、明日はそんな真由の仮面を剥いで、素顔を見てみたいという欲求が高まる。
「由利、よろしくね」
「はーい」
見惚れる俺の視線から逃げるように真由は走り出して、階段の方へと行ってしまう。
その後をしょうがないなという感じで真由と鏡子が追いかけていく。
脱兎のごとくという感じの真由。
知っているのか知らないけど、逃げられた方が追いかけたくなるのだ。
そんな俺の本能を見越してか、真由は俺の隣にいた由利ちゃんに後を託したのだ。
「私たちも移動しましょうか……」
気付けば、由利ちゃんは俺の隣にやってきていた。
「そうだな」
真由の表情に見惚れていた俺を由利ちゃんが現実に引き戻してくれた。
そうしてみて、周りからの視線の強さに気付いて、口元が引き攣る。
クラスの女子がこっちを見ているのだ。
デートを受け入れてくれる男性という評価は思っていたよりも、女子たちの注目を集められるみたいだ。
色々と思うところを飲み込んで、由利ちゃんを見る。
ニコニコと可愛らしくこちらに微笑んでいるのだが、瞳が怪しく揺らいでいる。
我慢できないと視線が訴えてくる。
これ以上は由利ちゃんが辛いだけだと、俺は鞄を持って席を立った。
二人して教室を出て、階段を降り、校門をくぐる。
「真由先輩のためにも、今日は手加減してくださいね……」
校門をくぐったところで、由利ちゃんは俺の腕に抱き着いてきて、そう言ってきた。
「して欲しいの?」
手加減されたいのかと聞いてみる。
「……うーん、どうでしょう?」
聞き返しつつ、俺は凄く悪い顔をしている自覚はある。
それは今の質問は由利ちゃんを試す意図があったからだ。
俺の性格をよく分かっているであろう由利ちゃんにしてみれば、ここで手加減して欲しいと言ったなら、俺が笑顔で逆のことをすると分かっている。
だから、由利ちゃんの返答は曖昧に微笑むだけ。
その返答なら、主導権は俺にある。
しかし、ここで手加減や遠慮をしたら、全員から嫌われる気がする。
誰かを優先して、誰かをおざなりに扱う。
それは両方に失礼なことだし、傷つける行為だろう。
由利ちゃんも真由のさっきの表情から、明日のことを楽しみにしていることは十分理解しているのだろうけど、自分も満足したいという欲求は強いはずだ。
だって、由利ちゃんはブラジャーを着けていない。
柔らかい感触はダイレクトで、由利ちゃんはおっぱいを恥ずかしがることもなく、俺の腕に押し付けてくる。
昨日は蜜柑、今日のお昼は鏡子に譲っている。
我慢させてしまっている。
それは彼女たちが自分から選んだという話でもあるけど、俺がもっと踏み込んでしまえば、そんな我慢なんてさせないで済むことではある。
彼女たちを家に連れ込んで、閉じ込めて、爛れた生活を満喫する。
どこかで俺だけではなく、蜜柑も真由も由利ちゃんも鏡子もそれを求めているのだが、ギリギリ踏みとどまっているのは、学校に行かなくなる未来が見えるからだ。
肉欲に溺れることはこの世界では問題にならない。
だけど、そんな生活をしていたら、飽きてしまうと思う。
何事もメリハリが大事だ。
そんなことを頭の片隅で考えつつ、
「今日は……」
俺は由利ちゃんに予定を確認した。
放課後は由利ちゃんとエッチをすることは決まっていたが、それ以上は何も聞いていなかったからこその確認をしようとしたのだが、
「私の家に来ませんか?」
由利ちゃんは俺の言葉に被せるようにそう言ってきた。
「いいの?」
「むしろ、お願いしたいくらいなんですけど……♡」
ということで、俺は由利ちゃんの誘いに乗っかることにした。
「昨日の蜜柑先輩にしたくらい、激しく愛してくださいね?」
なんて、意気揚々と口にした由利ちゃんは、誘うように自分から俺の腕に抱き着いてきた。
早く移動しましょうとは口にしないけど、態度から急かされているのは明白だ。
そして、由利ちゃんは昨日のエッチがどんなものだったのかを知らない感じだった。
だからこそ、そんな過激なことを口走ってきたわけで、
「えぇっと、本気?」
「本気ですよ?」
俺が確認すると由利ちゃんは真剣な顔で頷いてきた。
そこには俺とエッチがしたいという気持ちが溢れているし、我慢できなくなったのだろう。
「……分かった」
昨日は久々に蜜柑に誘われて、蜜柑の家でエッチなことをしたのだが、その場にいたのは蜜柑だけではなかった。
蜜柑のお母さんの杏美(あずみ)さんは最初から、エッチに参加する気満々で、そうやって、最初から明け透けに求めてくる杏美さんに対抗するように、蜜柑もどんどんと迫ってきた。
迫られて、煽られて、我慢できるわけがない。
かなり激しく抱いたのだが、それを由利ちゃんにするとなると、だ。
「今日は気絶させるから……」
「あれ?」
俺の発言に何か間違えたと気付いた由利ちゃんだったが、逃げ出すとか、なにかを言う前に俺がにこやかに笑いかけると、口元は引き攣っているのに、どこか期待した表情を浮かべていた。
期待と不安から由利ちゃんは顔を真っ赤にして黙ってしまい、俺もわざわざ口にして確認はしない。
俺と由利ちゃんはウズウズとした気持ちが燻ったままに、歩き出したのだった。