おぞましき淫鬼・孝輔の性隷と化し、絶頂の虜に堕ちた乙鳥陽菜。
白昼の野外露出や乱交パーティでの果てなき暴虐にとどまらず、
告白してきた後輩や担任教師までも自ら誘い、底なしの快楽へと沈んでいく。
誕生日当日、一途な恋人からついにプロポーズを受ける陽菜。
だが彼女を待っていたのは、孝輔が仕組んだ残酷すぎる「究極の選択」だった。
清楚な彼女が行きつく、救いなき絶望と魔悦の終着点とは……
鬼才・舞条弦が贈る超人気書き下ろしシリーズ、【陽菜編】ここに完結!
第一章 清楚な彼女は露出狂
第二章 清楚な彼女は肉便器
第三章 清楚な彼女は尻軽ビッチ
第四章 清楚な彼女は淫乱メイド
最終章 清楚な彼女は性奴隷
エピローグ
本編の一部を立読み
第一章 清楚な彼女は露出狂
夏休み明けの土曜日。孝輔の性奴隷となった陽菜は、当然のように男のマンションに来ていた。もちろん、孝輔と及ぶ行為と言えば一つしかない。
「あ、ンンッ……はぁはぁ、ああんッ、はぁ、ああンッ」
ベッドの上。仰向けに転ぶ男の上で、陽菜は腰を振り乱していた。光沢を帯びた濡れ羽色の長髪が、淫らな腰遣いに合わせて跳ね躍る。粘膜が擦れあうたびに喜悦が迸り、肢体が引き攣った。火照りを帯びた汗みずくの雪肌が、差しこむ光を反射して艶を撒いていた。
「あ、あんッ、ああんッ、あっ、ンンッ、あんッ」
赤黒い男の腹に手を置き、陽菜は男女の凹凸を擦りつける。柔らかさも色味も違う二人の肌が触れるたび、ばちゅッばちゅッと淫靡な音が響いた。
(もう三回も出したのに、全然萎えない……ああ、深いところに刺さるッ)
勃起の先が降りた子宮を突き捏ねる。女性器が潰れるほどの深刺しに歓喜が噴きあがる。陽菜は長い睫毛を震わせ、恍惚と宙を仰いだ。
(セックス、たまらない……孝輔さんのち×ぽ、気持ちいい……)
緩んだ朱唇の端に涎が滲み、汗と混じって流れていく。性酊に浸る少女には涎を啜る気力も残ってはいない。ぶつかり合うほど豊乳を弾ませ、顎から糸を引いた涎をぶらぶらと揺らし、生結合の快感を夢中で貪っていた。
「ふふ、流石だなぁ。普通の女なら、とっくに腰が砕けてヘバってるぜ。バスケで鍛えてるだけあるな。やっぱりお前は優秀な性奴隷ちゃんだ。ご主人様として誇らしいぞ、陽菜」
「あ、ありがとう、ございます……あんッ、あんッ」
感謝の言葉を返し、腰遣いをより熱情的に変える。奴隷の悦びが波となって女体を奔った。肉柱を咥えこんだ媚壺が、濁った泡を噴きながら痙攣を起こした。
「い、いく……ッ、おま×こ、いく……ッ、ああッ」
粘っこい汗を全身にしぶかせて、陽菜は悶え啼く。セックスの影響で獣臭くなった空気を噛みしめ、長い体躯を捩った。視界に、パチパチと光が爆ぜる。
「またイッたのか。だが、俺は満足してないぞ。腰を振り続けろ」
「ご、ごめんなさい……で、でも、もう、脚も腰も、そろそろ限界で……」
「ったく、折角褒めてやったのに。仕方ないな。じゃあ、俺が穿ってやるか。ほら、四つん這いになれ」
「は、はい……ンン……ッ」
筋張った太腿に活を入れ、腰を浮かせていく。摩擦で泡立ち、濃度を増した男女の淫汁が、股間に何本も糸を引いていた。
「ああんッ」
勃起を維持した肉竿が、ぶるんッと勢いよく膣孔から抜ける。先端がチッと花弁に擦れるだけで、火花が散るような愉悦が首裏を突き抜けた。
(ああ、おち×ぽ抜いただけで私……ッ、ああッ)
「い、いくッ、おま×こ、イキますッ、陽菜のま×こイクのッ、いくぅッ」
噴きあがる官能のうねりに意識が呑まれた。抜けたペニスを追いかけるように、腰がヘコヘコと宙を切る。歓喜に躍る股先からは、既に注がれていた精液が、潮や愛液に混じってびちゃびちゃと飛散した。ベコッと凹んだ腹に薄く腹筋を浮かせ、長い脚を蟹股に曲げて痴汁を撒き散らすさまは、恐ろしく卑猥で、そして美しかった。
「ふふ、いつ見てもお前のチン媚びダンスはち×ぽにクるなぁ。ああ、たまらねぇ。早くケツを差しだせ。すぐに奥にブチ込んでやる。また、子宮にザーメンぶっ放してやる」
孝輔はベッドから身を起こすと、陽菜の背後へと回りこんだ。陽菜はその場に膝を折ると、両手をベッドにつき、震えるヒップを男に掲げる。度重なる肉打ちを浴びて、白いはずの媚臀は朱く染まっていた。汗が魅惑の傾斜を滑るたび、尻肌がヒリつく。
(でも、そうやって汗でヒリヒリするのも気持ちいい……ああ、おち×ぽが入ってくる)
膨らんだ穂先が裂け目に触れた。孝輔は陽菜の腰を掴み、一気に股間を押しつける。悪魔じみたカーブの勃起が、女子校生の媚孔へと無遠慮な闖入を果たした。
「ンふぅ……ッ」
枕に顔を埋めた陽菜は、くぐもった喘ぎ声を響かせる。数えきれぬほど孝輔から挿入を受けているのに、この瞬間に抱く至福が褪せることはない。逞しい牡の剥き身で牝の空洞を埋め尽くされると、脳がどろどろと融解するような、強烈な多幸感が四肢に染みわたっていく。
「もう、出すまでノンストップだ。一気にいくぞ。いいな?」
「ど、どうぞ。陽菜で、おち×ぽ様の苛々を、発散してください。あんッ」
言ってすぐ、孝輔が抽送を再開する。極上の緩衝材である九十センチ超えの双臀が、男の激しいピストンに合わせて波打った。衝撃で汗ばんだ背肌が引き攣り、ボコリと隆起した肩甲骨が震える。白い肌の上で黒い艶髪が乱れ舞っていた。白と黒のコントラストが妖艶な色香を生む。被虐の悦びに喘ぐマゾ牝の後ろ姿が、牡の嗜虐欲をこれでもかと煽った。
「あー、やっぱ陽菜はバックでハメるのが一番エロいな。たまらねぇッ」
「あ、あんッ、お尻だめ、感じすぎちゃうッ、ああんッ」
孝輔の平手が尻頬に降り注ぐ。頑強な腕を鞭のように振るい、男はヒップを嬲った。汗を帯びた尻肌は、打擲に合わせてパァンッ、パァンッと小気味好い音を奏でる。平手を浴びた下半身が強烈に筋張った。菊模様の皺がキューッと窄まり、括約筋は牡の分身を締めつける。
(ああ、漏れてる……精液とマン汁と潮が、溢れちゃってる)
結合部分から媚汁がじゅわッと噴き零れる。ぼたぼたと滴る汁を粘膜に塗りこむように、孝輔は勃起を激しく往復させた。性摩擦で泡立った男女の淫汁は、ぐちゅぐちゅと下品な姫鳴りを奏でる。その卑しい音色が、マゾに堕ちた牝を昂らせた。
「ああ、あんッ、はぁんッ、あっ、あふぅンッ、ああッ」
癖のない髪の毛先から汗を振り撒き、被虐悦に身を委ねて乙女は啼いた。顎から滴り続けている唾液の糸が、砲弾型に垂れた乳房と一緒に揺れ弾む。ケダモノの本性を晒して、爛れるような悦びに溺れていく。
「ふふ、相変わらず尻を叩かれるのが好きなんだなぁ。ま×こがキューッてなってんぞ? ケツ穴パクつかせて誘いやがって。あー、くそ、ち×ぽ苛々すんなァッ!」
「あんッ! あッ、激し、あっ、あんッ!」
抽送が荒々しさを増す。三回ぶんの精液が詰まった子宮が、亀頭のノックを浴びてわななきを起こしていた。女の最深部を容赦なく掘削されて、官能が一気にピークへと達する。
「い、いくッ! ああッ、おま×こ、いくッ! いくぅッ!」
「ぅ、お……ッ、俺も出すぞッ! 四発目だ、受け取れオナホぉッ!」
二匹の淫獣は同時に欲望を炸裂させた。質感の違う腰が同時に性の発作を起こす。収縮した肉壺が、強烈な蠕動で男根を絞りこんだ。子宮口は亀頭に吸いつき、肉襞は貪欲に蠢いて、男の射精を更に促す。ごきゅッ、ごきゅッという音が聞こえてきそうなほど、女の粘膜は激しく精を飲み啜っていた。
(やっぱり、凄い……。孝輔さんとの生ハメセックス……これが一番、気持ちいい)
今日はこれで四回目の膣内射精だ。しかし、吐精の力強さが弱まる気配はない。激しく、長く、勢いも凄まじい。子宮の天井に精液がへばりつくような心地がした。
(これ……薬飲んでなかったら……絶対に孕んでるよね……)
確信できるほどに、男のエキスは濃厚だった。ピルの服用をやめれば瞬く間に受精を迎えるだろう。無防備な卵子に精子が群がる様子を想像して身震いが起きた。
(妊娠……どんな、感じなのかな。子供を産むって……どんな気分、なのかな……)
法悦に浸るなか、陽菜はぼうっと受胎の未来を想う。興味はあった。孝輔の種を植えられるたび、この先にある女の悦びを知りたいと思ってしまうのだ。
「なぁ、陽菜。そろそろ、妊娠してみっか?」
そんな陽菜の胸裏を見透かしているのか、完璧なタイミングで囁いてくる。孝輔はいつもこうだ。読心の心得でもあるのか、陽菜の考えを読みとり、言葉で揺さぶってくる。
「そ、そんな……私の年齢で妊娠なんてしたら、終わっちゃう」
「でもよ、この前、孕ませてって叫んでただろ。あれがお前の本音だ。違うか?」
「それは、でも……ああっ」
孝輔は陽菜の背中に覆い被さると、汗ばむ首筋に舌を這わせた。舌がちろりと耳朶を弾き、そのまま穴へと潜りこむ。耳の中で唾液の攪拌する音が響く。頭蓋骨の裏側を愛撫されているような気分になって、陽菜は豊かな艶腰をくねらせた。
「ほら、ここだぞ、陽菜。この引き締まったお腹、俺の子供で膨らませたいと思わねぇか。きっと最高に幸せな気分になるぞ。生ハメの快感なんざ足元にも及ばないはずだ」
「はぁはぁ……そんな、でも……む、無理です……ああ……」
切っ先で秘奥を捏ねながら、右手で下腹部を撫でてくる。軽い愛撫でも女体は過敏に反応した。まるで心臓のように、子宮がドクンドクンと脈を刻む。胎が渇望していた。子供が欲しい。この男の強い遺伝子を、この世に残したいと、そう訴えてくる。
「まあいいさ。悩め悩め。そのうち孕ませるのは確定事項だけどな」
「あッ、ああンッ」
ゴッ、ゴッと亀頭を奥にねじこんだ後、孝輔はペニスを離した。膣が裏返るような力強い引き抜きが、アクメのうねりを呼び起こす。陽菜は泡の浮いた涎を噛みしめ、意識を宙に融かした。
「さて、と。とりあえず、ち×ぽ掃除でもしとけ。下着も穿いて、精液垂れないようにしろよ」
「は、はい……ンンッ」
傍に置いていた下着を穿く。白濁の塊が布で潰れ、ぐじゅッと汁音がした。股間から精臭がもわッと立ち昇る。魔性の香りだ。絶頂後の酩酊感が強まって、意識がくらりと揺れた。
孝輔が椅子に腰を掛ける。陽菜は男の前に跪き、屹立する肉柱を見つめた。赤黒い海綿体は白い濁汁を纏っている。男女の恥液が混じった汁は大量の泡を浮かせていた。泡がしゅわしゅわと弾けると、生温かい飛沫が散り、強い淫香が顔面を撫でつける。
「陽菜。見惚れるのもいいけど、早く掃除しろって」
「あ……ご、ごめんなさい。ち×ぽ、あまりにも格好よくて、夢中になってしまって」
「へへ。お前、俺のち×ぽ大好きだもんなァ」
孝輔がへらへらと嗤う。女を小馬鹿にした笑い方だ。それでも、陽菜の脊椎には昂揚ばかりが駆け抜ける。なんて、どうしようもない女なのだろう。自分の淫らさに呆れながらも、陽菜は髪を耳に掛けて、肉棒を舐め始めた。
「ン、んふ……ちゅ、ぁむ……んむふ」
(セックス前のおち×ぽも好きだけれど、セックス後も……ああ、複雑な味……)
頬を凹ませ、肉管から白濁液を啜る。ひょっとこ面のように下品な顔を見下ろし、孝輔はニタニタと陰湿な笑みを深める。男の手には小型のカメラが握られていた。この卑しい蹲踞フェラ姿が記録されると思うと、それだけで黒い戦慄が首裏を奔った。
「くく……っ、女子校生のフェラ顔じゃねーな。顔面ま×こだ、顔面ま×こ。ああ、そうだ。次はケツのほうも使うからな。ちゃんとすぐハメられるよう、準備しとけよ?」
「……ふぁい……じゅるるっ……ン、ンふ……ッ」
べちゃべちゃと舌を絡ませながら、右手の指を下着の中に差しこむ。垂れた精液を掬い、そのまま指先を肛門へと運んだ。窄まりに指を挿入する。指程度の細い異物に腸管が拒絶反応を示すことはない。膣同然の蠢きで肉膜を指に絡ませてくる。
「そのまま自分でケツオナしてろ。もう少しち×ぽムラついたらハメてやるからな」
こくりと頷き、陽菜は指を更に深く差しこむ。その様子を見届けた孝輔は、机に置いたパソコンを操作し始めた。男は弧状に目を細め、何やら作業を続ける。時折、肉茎が口腔でビクッと脈を刻む。アダルト動画でも観ているのだろうか。
「はぁはぁ……あの、えっちな動画でも、見てるんですか……ンン」
気になって問いかける。その間も右手の指で尻穴を弄りながら、輪状にした左手の指で肉幹を擦り続けた。意識するまでもなく、男に媚びた行動を取ることができた。
「ああ、違う違う。いや、違ってもないか」男は苦笑を浮かべて言う。「俺が観てるのは、今まで撮影したお前の動画だよ。合宿中の動画とか、そのあと撮影したヤツとかな」
「どうして私の動画を……」
「編集してるんだ。お前が俺の奴隷になるまでの記録をな。――ほら。仮で作ったサンプルがこれだ。長くなっちまったからな。前編と後編に分けてみた」
孝輔が床にディスクケースを落とす。陽菜は亀頭に浮いた精液をチュルッと啜りつつ、ケースに入った二枚のディスクを見た。白い印字面に、それぞれ【転落編】、【堕落編】と書かれている。この中に、今までの凌辱映像が記録されているのだろう。
「あの、どうして動画の編集なんて……これ、何に使うつもりなんですか」
「販売するんだよ。これが、お前のAV女優としてのデビュー作になる。もう、メーカーとは話をつけてるからな。近いうち、ちゃんと宣伝して、発表する予定だ。もちろん、二本で終わりじゃないぞ。これからもどんどん撮影して、どんどん販売するつもりだ」
「え……ちょ、ちょっと、待ってください。そ、そんなの聞いてません」
「そりゃ、初めて言ったからなあ」
男は愉快げに腰を揺らす。肉棒が跳ねて、切っ先が鼻先を掠めた。陽菜を嬲ることで愉悦を得ているのか、すっかり男根は精力を取り戻していた。
「よし、勃起完了だ。ほら、ケツ穴で咥えろ。アナルセックスしながら動画編集するぞ」
「あの、話はまだ」
「いいから、早くしろって。話はハメながらでもできるだろ?」
何を言っても無駄だろう。口腔に溜まった複雑な味の唾を飲み、陽菜は身を起こす。男に背を向け、下着を脇に除ける。陽菜は先端の角度と肛門の位置を調整して、腰を落としていく。
「はぁん……ッ」
切っ先が腸口にめりこんだ。ミリミリと菊華を押し拡げ、肉柱が排泄管を埋め尽くす。相変わらず凄まじい拡張感だった。骨盤が拡がり、内臓は押し退けられ、裂けそうなほど全身の肌が突っ張る。息が継げず、意識も思考も視界も霞む。だが、その苦しさが癖になる。
(お尻、ずっぽり入っちゃった……指で解しただけなのに)
「脚、机の上に置いていいぞ」
こくりと頷き、両脚を机に上げる。楽な姿勢を取った陽菜は、しばらく息を整えた。
「はぁはぁ……ン、く……ああん……」
ただ結合しているだけで恍惚とする。陽菜はとろんと眉尻を垂らし、腸交で得る媚悦に浸る。唇からは涎が、緩く綻んだ肉の花弁からは精液と愛液が、どろりと漏れていた。
「気持ちいいなぁ。やっぱり、お前のケツ穴は最高だよ。ふふふ」
「あ、ああん」
孝輔の太い腕が背後からぬぅッと伸びる。男は太く硬い指で乳房を揉みあげた。乳肌をぬるりと汗で滑った指が、乳輪を掠める。硬く充血しきった乙女の尖りは、フェザータッチでも鋭い喜悦を奔らせた。
「はあぁん……」
喘ぎを零し、青い血管の膨らんだ首を揺らす。張った乳を息づかせて陽菜は顎を傾けた。だが、腸交はこれからだ。豊乳を我が物顔で揉みながら、男が腰を遣る。結腸まで開発された排泄管は、過敏に刺激を享受した。紅く灼けつくような痺れが、排泄管から眉間に染みわたる。
「ああんッ、や、ぁ……ッ、奥ゴリゴリ、だめぇ……ッ」
惚けた嬌声をあげ、陽菜は不自由な体位で悶える。何も咥えていない媚肉が蠕動を起こし、奥に注がれた汚液をこぽりと噴く。擦られ続けた膣粘膜は酷く敏感だ。ゼラチン質の腐塊に撫でられるだけでも、太腿が筋張るほどの歓喜が下半身に伝播する。陽菜は爪先をキュッと丸めて、あばら骨が浮くほど背中を反らした。
「陽菜は、ケツ穴のほうから子宮を刺激されるのが好きなんだよな。こう、奥までち×ぽぶっ刺してさ、抉られるのがイイんだろ?」
「はぁ、ああんッ」
紅いグミのような乳首をくすぐりながら、孝輔は囁く。乳首と腸から滲む異種の愉悦が重なり、より大きな波紋となって肢体に広がった。陽菜はくたりと男に重心を預け、朦朧とした表情で壁を見つめる。心地好い性の酩酊感が思考を覆っていた。
「折角だし、陽菜も動画を観てみろよ。あのときのお前が映ってるぞ。ほら、覚えてるか。昔、アナルセックスしたときのお前だ。薄暗いけど、ちゃんと見えるだろ?」
「あ……」
ぼやけた視界にモニタを映す。画面の中に、夜の田舎道で肛交に及ぶ自分の姿があった。確か、晋太と電話をしながら孝輔とアナル性交に及んだのだったか。もう随分と遠い昔に思った。
(私、つらそうな顔してる……このときは、まだ結構、苦しかったんだっけ)
排泄穴を抉られる自分の顔は歪んでいる。まだ喜悦より苦悶のほうが強かったのだろう。
「キツそうな顔だな。これが、ビフォーの映像だ。そして、これがアフター」
「あ……」
孝輔が手早くパソコンを操作する。画面がパッと切り替わった。どうやらパソコンのカメラを起動したらしい。画面に、今この瞬間の陽菜が映った。
(これが、今の私……さっきの表情と全然違う……ああ、なんて淫らな顔……)
眉尻は垂れ、双眸の中で虹彩が融けていた。拡がった鼻の孔から忙しなく呼気が漏れている。緩んだ唇の両端からは次々と泡の浮いた涎が溢れ、乳頬にまで糸を引いていた。肛門を串刺しにされた人間の顔とは思えない。腸悦に陶酔する淫乱マゾ牝がそこにいた。
「スケベな顔だろ。俺の大好きなま×こ顔だ。この顔をさ、俺はもっと大勢の男に見てもらいたいんだ。お前だってそうだろ? 露出好きの陽菜は、エロい姿、もっと見てほしいだろ」
「そ、それは……あんっ」
孝輔の左手が花弁を拡げた。開花した淫花の奥から、うねうねと息づく肉襞の群生地が覗く。男が軽く肉びらを撫でるだけで、肉孔は卑猥に収縮し、男女の汁を噴いた。
「なあ、陽菜。動画に出演してもいいだろ? 別に、日常生活を犠牲にするわけじゃないんだ。それに、知らないやつらに売春して稼ぐより、プロの男優とヤるほうがずっといいだろ?」
「で、でも、アダルトビデオって……年齢とか、まずいんじゃ」
「そこはまぁ、今はやべーけど」孝輔はけらけらと嗤う。その動きでも腸壁と勃起が擦れあって、黒いさざ波が背中を這う。「ま、そこは俺がなんとかするって。責任は取るからさ」
「でも……」
煮えきらない返事しかできない。動画に出演すれば、一生消えないデジタルタトゥーが残ってしまう。何千人どころか、何万、何十万、下手すれば何百万という人間が自分のセックス姿を見るのだ。今までとは比にならない規模で、乙鳥陽菜という人間の本性が広まってしまう。
(だけど私、興奮してる……自分がおち×ぽ扱きのオカズになるって思うと……ああ……)
膣肉がじくじくと疼いた。新たに蜜液が滲み、こびりついた精液と一緒に溢れだす。
「どうだ、陽菜。やってくれるか?」
「む、無理です。動画に出演したら、後戻りできなくなる気がして」
「ふふ、なんだ陽菜。お前、まだ後戻りできると思ってるのか?」
「あ、ンン……ッ」
嘲りの笑みを浮かべ、孝輔は花弁を撫でていた指を膣内に挿入する。男の指腹はあっという間に陽菜の弱点を捉えた。膣壁のざらついた膨らみを擦られて、陽菜は腰をくねらせる。そうやって悶えれば、腸壁と逸物の間に摩擦が生じて、更に熱く血肉が沸きたった。
(そろそろ、イキそう……)
激情に呑まれるのに時間は必要ないだろう。陽菜は括約筋を動かし、指と肉棒を別々の粘膜で締めつける。孝輔の分身も膨張を増していた。
「わかったよ、陽菜。じゃあ、ひとまずこの件は保留だ。でも……いや、そうだな……。よし、こうしよう。AVデビューするか、俺の子供を孕むか、どっちか選ぶのはどうだ?」
「な……ッ、なんで、そうなるんですか。さっきも言いましたけど、今妊娠するなんて」
「俺だって、お前を孕ませるのは大学生になってからにしようと思ってたさ。でも、もう、我慢できないんだ。な? 考えておいてくれよ。結論は……そうだ。お前の誕生日にしよう。丁度、危険日だろ? その日に、答えを聞かせてくれ。いいな?」
「ああンッ」
孝輔がずるりと指を引き抜く。男は、そのまま淫液塗れの指で肉芽を撫でた。勃起した蕾をぬるりと弾かれて、視界が白黒に瞬く。小突起から迸る性電流が筋肉を痙攣させた。反り返った爪先がビクンと縦に跳ねる。陽菜は女体を捩って、喘ぎと一緒に精臭の唾を撒いた。
「陽菜、返事は?」
「は……はい。わかり、ましたから……もう……ッ」
「トドメ、刺してほしいか?」
こくこくと頷く。男はニヤリと笑みを浮かべると、巨大な手で腰を掴む。まるでオナホールでペニスを扱くかのように、孝輔は陽菜の身体をゆさゆさと上下に揺すった。
「ああんッ、あんッ、激し……ッ、はぁはぁ、ああんッ」
エラを拡げた肉のドリルが、容赦なく排泄粘膜を掘削する。腸奥を擦られるたび、刺激が子宮にまで響く。髄液が沸騰するような灼熱の火柱が、一気に頭の芯まで噴きあがった。
「い、いくッ! ああ、お尻でイキますッ、ケツ穴でいくぅッ!」
肋骨が浮くほど女体を仰け反らせた陽菜は、駄々を捏ねる幼子のように、長い脚をじたばたと上下させた。その付け根――ぱっくりと拡がった肉花弁の中央からは、歓喜の熱水がブシャアッと噴きだす。イキ潮がキーボードとモニタを一瞬でぐしょ濡れにした。
「へへ、酷ぇイキ方しやがって。パソコンがお前の潮で壊れたらどうするんだ――よッ」
「ああんッ、あッ、奥に刺さって……ッ、ああ、出てるぅ……ッ、はぅうンッ」
男は叫び、ぐんッと腰を突きだす。欲望が、一気に樹液を噴いた。
(ああ、凄い勢いッ、お尻が灼けちゃう……ッ)
牡のマグマが幾度も噴きあがる。直腸や結腸どころか、頭骸骨の内側に欲液を注がれているようにも錯覚する。それほどに激しく、獰猛に、男は夥しい量の子種を放っていた。
「ン、ンふ……ッ」
顎をぐッと手で掴まれる。無理矢理後ろを向かされて、直後には唇を奪われた。陽菜が拒絶反応を示すことはない。涎塗れの口を開き、舌を伸ばして、口吸いに応じる。
「んむ、ちゅッ、あむ……はむ、ンふぅ……」
酷く不自由な体位でのキスだ。絶頂中であるのも相まって、口の照準が定まらない。舌と舌を絡め合うつもりが、舌先が唇の外へとはみ出て、頬や鼻を滑ってしまう。だが、そんなケダモノじみたキスにも興奮した。拡げた鼻孔からフーッ、フーッと息を吐き、ハァハァと喘ぎながら互いの顔面に唾液を塗りつけあうと、獣へと回帰した実感が湧いてゾクゾクする。
「へへ、たまらねぇ。最高だったな、陽菜?」
「あ、あんッ」
ねっとりと囁きながら、男は掌で陰部を乱暴に擦る。咲き誇った紅い肉花弁を右に左にべろべろと捲られて、陽菜は男の上で悶えた。びちゃびちゃと牝の飛沫を撒き散らしながら、連続アクメを極めてしまう。
「い、いくッ、ああ、いくッ」
涎の泡を噴いて啼き喚く。女体に浮いた筋肉の陰影が、迸る激情に合わせて引き攣る。均整の取れた長躯が複雑に波打った。
「さて、流石に打ち止めだな。さっきの約束、忘れるなよ。俺の子供を孕むか、AVに出るかだ。一生俺のま×こになるか、一生男どものオカズになるかの二択だな」
「ああ……」
なんて救いのない選択肢なのだろう。だが、陽菜が異を唱えることはない。既に、孝輔に自由意思と人権を捧げた身分なのだ。男の指示を拒む権利も残されていなかった。
「ただ、その日まで何もしないワケにもいかねーからな。明日から、AV用の動画を新しく撮影していくぞ。今のうちにドンドン動画のストックを作りたいしな。【転落編】と【堕落編】と、もう一本作って三部作にしよう。どんなタイトルがいいかなぁ」
ニヤニヤと陰湿な笑みを浮かべ、男は肉豆をくりくりと撫で転がす。勃起への悪戯を受けて、陽菜は電気ショックを浴びたかのように身をビクつかせた。精液の膜を張った媚肉がふるふると痙攣を起こす。乙女の窄まりからは、残った潮が漏れ出ていた。
「そうだ。三本目のタイトル、今考えたぞ。【奈落編】ってのはどうだ?」
孝輔が愉快げに言う。奈落――耳鳴りに混じって聴こえた単語の禍々しさに、陽菜はこるりと喉を鳴らす。まさにこの、底も果てもない泥沼の日々に相応しい、二文字だった。