舞香や麻美との甘い3P関係を謳歌していた俺だったが、
かつて俺をいじめていた性悪ギャルと再会してしまった。
「二度と私に逆らえないように、徹底的にぶち壊してやるからよ」
騎乗位で巨尻を揺らし、罵倒しながら搾精してくる左月來花。
奴隷とご主人様の関係を身体に刻み込みつつも、甘い声を漏らすドSギャル。
責められてる最中の俺なのに、彼女の絶頂する姿が可愛く見えだした。
時折浮かべる哀しげな瞳と強気な態度の裏にある「素顔」を知りたくなり……
慰めックスノベル第5巻、謎多きいじめっ子ギャル編!
追憶 來花との出会い
プロローグ 圧迫
一章 それが嫌だったから
二章 見たくなかった
三章 本当の彼女の姿
四章 夏祭りの夜
追憶 私にとっての、人生最高の瞬間
最終章 來花
エピローグ 抜け駆け禁止協定
本編の一部を立読み
追憶 來花との出会い
それは、舞香《まいか》が転校してくる一年ほど前。
夏休みが過ぎ去り、未だ蒸し暑さを引きずる九月の朝、俺と彼女は出会った。
背格好は俺とそんなに変わらず、髪はショートに切り揃えており、ぱっと見では男子と言われても信じてしまいそうなほどに中性的な顔立ちであった。
彼女を見た途端、どういうわけか、俺は不思議な安らぎを胸に抱いたのである。
一目惚れ――とはまた違う。
例えるなら、生き別れになった妹と再会を果たしたような心情に似ていた。
ずっと昔から彼女のことを知っているような気がした。
とてもじゃないが、他人とは思えない。
そこで俺は勇気を出し、その子に声をかけたのである。
『僕と、友達になってくれませんか?』
我ながら捻りのない、何処までも無垢で真っ直ぐな言葉であった。
顔を赤くしつつ、俺はそっと彼女の目を見つめる。
その直後、彼女から返ってきた言葉は――。
『気安く話しかけんじゃねーよ』
一瞬、何を言われたのか、理解出来なかった。
俺とこの子は間違いなく初対面である。別に嫌われるような真似をした覚えもないし、口を利くのだってこれが初めてであった。
断られるにしても、もっと違う言い方があるはずだ。
だが、彼女のそれは完全なる拒絶、取り付く島もないほど明確な敵意であった。
どうしてこの子は、そんな憎しみのこもった眼差しで俺を見るのだろうか?
悲しい、という感情を抱く暇すらないほどの衝撃であった。
『……』
侮蔑の目で俺を睨みつけながら、彼女はにやっと口角を上げ、三日月のように不気味な笑みを浮かべた。それはまるで、玩具を見つけて悦ぶ悪鬼のような笑顔であった。
彼女に声をかけたその日以降。
……俺の日常は、地獄に変わった。
『おいクソ吾川、望み通り遊んでやるよ』
『テメー何避けてんだよ、生意気だな、吾川のくせに』
『お前は私の奴隷だかんな、絶対に逆らうんじゃねーぞ』
彼女は女の子ながら腕っぷしも強く、クラスの誰よりも勝ち気で乱暴で、その上たちが悪いことに、人を一方的に傷付けて面白がる最低な奴だった。
『痛い、痛いよ』
目をつけられて以降、俺はことあるごとに彼女に呼び出され、鬱憤晴らしのような暴行を受けるようになったのである。
『ムカつくんだよテメー、おどおどしやがって』
最初のうちは他の生徒が彼女を諫めてくれることもあったが、彼女の凶暴さを目の当たりにしていくうちに、次第に誰もが彼女を怖がるようになっていった。
『ははっ、泣いてるよコイツ、男のくせに情けねぇな』
もしも彼女に意見したら、次は自分が虐げられるかもしれない。
クラスの誰もがそれを恐れ、揃って口を噤んだ。
これじゃ、誰かに助けを求めることも出来ない。
俺は孤独のまま、彼女の暴力に耐える他なかった。
『痛いよ、酷いよ、もうやめてよ』
ひたすらに殴られ、蹴られ、時には來花の取り巻き複数人に囲まれて一方的なリンチを受けたこともあった。
『悔しかったら少しはやり返してみろよ、クソ吾川』
彼女は何度も何度も、その小さな握り拳で俺の頬を殴った。
いくらやめてと訴えても、彼女は悪意を持って俺のことをいたぶり続けた。
『やめてよ、こんなの、もう嫌だよ』
最初は、優しくて温かな印象を抱いた。
見ているだけでホッとするような、そんな安心感が彼女にはあった。
きっと、良い友達になれる。
何の根拠もなく、そう思ってしまった。
『死んじまえよ、お前なんか』
だが、凄惨な暴力を受け続けた末に、俺はいよいよ心をへし折られてしまい、気付いた時には、彼女の顔を見るだけで吐き気を催すようになってしまっていた。
『お前は奴隷で、私はご主人様、忘れんなよ、クソ吾川』
俺は、僕はただ――。
左月、來花《さづきらいか》。
君と、友達になりたかっただけなのに。
……そこから、音野舞香が転校してくるまでの一年間。
俺はずっと、來花に虐められ続けたのであった。
プロローグ 圧迫
夏だ! 海だ! アバンチュールだ!
燦々と照りつける太陽の下、水平線の彼方まで青一色に染まった波打ち際で、俺は美女二人の背中を追いかけていた。
「あはははっ、ほら恭助《きょうすけ》君、こっちこっちっ♡」
「もう恭助ったら、早く来ないと置いていっちゃうわよーっ♡」
アバンチュールの意味もよく知らないまま、俺はご機嫌な足取りで砂浜を走り回る。
「わっはっはっは、おーい舞香、氷崎《ひょうざき》ーっ」
両手に花束を持つような気分で、俺は女神達の身体を豪快に抱き寄せた。
「きゃはははっ、ああもう恭助君っ、強引なんだからぁ♡」
「やだぁ、恭助の手つき、凄くエッチだよぅ♡」
心地良いさざ波の音と、二人の美少女の愛らしい笑い声をBGMに、俺は改めて今の状況をしみじみと噛みしめる。
青い空、青い海、その中心でたおやかに揺れる二人の瑞々しい水着姿。
俺は今、男のロマンが可視化されたその光景を独り占めにしているのである。
(最高だ、最高のサマーバケーションだ……っ!)
俺は口の端をひくひくと震わせ、スケベな表情で二人の素肌を見やった。
「恭助くぅん、そんなエッチな目で見つめられたら、わ、私、興奮しちゃう♡」
「恭助ぇ、どうしよう、私、恭助のせいで、身体が火照っちゃったよぉ♡」
幼馴染の音野《おとの》舞香と、親友の氷崎麻美《あみ》――。
二人の女神が、俺に誘いをかけるような視線を向けてきたのだ。
「ああ舞香、氷崎、俺も、もう我慢出来ないよ」
真夏の日差しに照らされながら、俺は彼女達の肌に手を這わせた。
「はあはあっ、恭助ぇ、私達のこと、抱いてぇ♡」
「恭助くぅん、一緒に、いっぱい気持ち良くなろうね♡」
学校でも指折りの美少女ギャル、そんな二人の寵愛を一身に受け、俺は恥じらいもなくあそこをギンギンに反り立たせてしまう。
「二人とも、今夜はたっぷり可愛がってやるからな」
……なんて素晴らしい状況なんだ。
まさに馬鹿が考えたとしか思えないシチュエーションである。
「ふあああぁっ、恭助ぇっ♡」
「ああああんっ、恭助くうぅんっ♡」
二人の嬌声を聞きながら、俺はその後も刺激的な夏を愉しみ続けるのであった。
そう、思っていた時――。
「おい、クソ吾川」
「……え?」
不意に、女性の低い声が響き渡った。
瞬間、ギラギラと輝いていた太陽が、見渡す限りの海が、一気に真っ黒に染まった。
「言っただろ? 誰も助けちゃくれねぇって」
いつの間にか、先ほどまで傍にいた舞香と氷崎の姿も消失してしまっていた。
暗闇の中に一人取り残され、俺は恐る恐る声の方へと振り返る。
「覚悟しろよ、クソ吾川」
「あ、ああぁ……っ」
そこにいたのは、攻撃的なメイクにド派手な銀色のロングウェーブヘア。
全身を小麦色に焼いた、黒ギャル美少女――。
「嫌になるくらい、私のことを思い出させてやる」
かつて、俺のことを虐めていた女生徒。
俺が、この世で最も忌み嫌っている人間。
左月來花が、不気味な笑みを浮かべて佇んでいたのである。
・・・
「むぐっ、うううぅーッ!!」
舞香と氷崎、愛する二人と共に夏を思う存分満喫する。
……という妄想から、俺はようやく目を覚ました。
そこは、黄昏に赤く染まるワンルームマンションの一室。
「くすっ、鼻息荒すぎだろお前♡」
夕暮れの暗がりの中、俺はフローリングの床に大の字で寝かされていた。
それも、一糸纏わぬ全裸の状態で……。
「むぐっ、うぐううっ!」
俺は呼吸を荒げながら、丸出しになったペ×スを両手で隠そうとする。
「おい、ち×こ隠すんじゃねぇよ、次隠したら殺すぞテメェ」
俺の尊厳を踏みにじるかのように、來花は足を使って俺の腕を乱暴に振り払ってしまう。
(何だよこれ、何で俺、こんな目に遭ってんだ?)
何も見えない、呼吸さえまともに出来やしない。
だって、俺は今――。
「ちっ、あんまり座り心地良くねぇな、この『椅子』」
來花に『顔面騎乗位』をされているのだから。
「むぐううっ、うううーっ!」
目の前で、來花の褐色のデカ尻が「ぶるんっ♡」と揺れる。
「だから鼻息荒ぇって、くすぐったいだろ♡」
來花はこぶし一個分ほど腰を浮かし、勢いをつけて俺の顔面をプレスする。
「むぐっ! うううっ」
(この女、一体何のつもりなんだ……っ!)
全裸に剥かれた状態で、加えてこの仕打ちである。俺はもはやプライドの欠片もなく、來花のケツの狭間で弱々しく呼吸を繰り返すことしか出来なかった。
「ち×こ丸出しで、ケツで顔面潰されてるなんて、お前もう人として終わってんな♡ ほら、どうした、悔しくねぇのか? 少しは抵抗してみろよクソ吾川♡」
……勿論、悔しい。
だがそれ以上に、問題は目の前に広がるこの景色であった。
(左月、な、なんちゅう下着穿いてんだ……っ)
來花の下着は蠱惑的なヒョウ柄、それもTバック。
布面積が極端に少ないGストリングショーツであった。
(ああこんなの、ほとんど紐じゃねぇかっ)
鼻先にTバックのひもの部分が擦れる度に、目の前で來花の可愛らしいアナルの皺がひくひくと痙攣するのが見えた。
「何だよクソ吾川、苦しそうに息しやがって、まさか私のケツに興奮してんのか? あははっ、変態すぎだろお前……っ♡」
ケラケラと耳障りな声で笑う來花に、俺はぐっと奥歯を噛みしめた。
(駄目だ俺、こ、このままじゃ)
割れ目の奥から甘ったるい石鹸の香りが漂い、俺の鼻腔を淫らにくすぐる。
「んんうっ、あんまりもぞもぞすんなよぉ♡」
舞香と氷崎もそうだが、何で女の子って、こんなに良い匂いがするんだろうか?
(頭、ぼーっときた……っ)
「はあはあ、これ、征服感半端ねぇな……♡ あっ、息、また荒くなった♡ 吾川、そんなに私のケツに踏まれるのが好きなのか? きゃははっ、きーもっ♡」
來花のブラウンの尻肉によって両頬を圧迫される度に、全身の血が股間に向かって一点に流れるのを感じた。心臓が高鳴り、ペ×スがひくひくと切なくなってしまう。
(左月のケツ、ふわふわで、もちもちしてて、マジでヤバいっ)
悔しいが、こんな状況である以上、どんなに取り繕っても意味はないだろう。
「きゃはははっ♡ この変態、マジで死ねよお前♡」
俺は今、性的興奮を覚えてしまっている。
よりにもよって、こんな最低女のケツ相手に――。
(舞香、氷崎、た、助けてくれぇっ)
夏季休暇中、舞香と氷崎、二人の美少女と甘々のハーレム生活を謳歌する流れだったはずが、一体どうして、こんなヤンキー黒ギャルのケツに敷かれなければならないのか。
「きゃはははっ、何とか言えよこの変態クソ吾川ッ♡」
「むうううっ、むぐううううッ!!」
やさぐれ気味の低音で嘲笑われ、俺はじんわりと瞳に涙を浮かべる。
「きゃはははっ、きゃははははは――ッ♡」
その後も、俺は延々と來花のケツで顔を圧迫され続けたのであった。
一章 それが嫌だったから
「ちょっと恭助、ちゃんと聞いてるの?」
舞香に声をかけられ、俺はビクンと背筋を伸ばした。
「んぁ、えっ? あ、ああごめん」
「まったく恭助ったら、何ボケーッとしてんのよ」
俺の顔を見つめながら、舞香は仕方なさそうに鼻息をつく。
「大丈夫恭助君? ああやだ、もしかして私、恭助君に風邪うつしちゃったかな?」
すると、今度は氷崎が心配そうな表情で声をかけてきた。
「いや、大丈夫だよ、何でもないから」
俺は二人に心配かけまいと気丈に振る舞い、ぎこちなく笑ってみせる。
「えっと、それで、何の話だったっけ?」
そう問いかけると、舞香は呆れたような顔を浮かべた。
「だから、夏休みの旅行の話よ」
旅行、そのワードに、俺は漠然と海水浴場の景色を脳裏に思い描いた。
真夏の浜辺にビーチパラソル、ボール片手にはしゃぐ舞香に、真っ白な素肌にサンオイルを塗る氷崎、二人の引き締まったボディに、それを艶やかに際立たせるセクシー水着……。
「それでね、新しい水着を買うから、一緒に買い物にでも行こうよって話してたの」
真夏の太陽、ビーチギャル、水着。
男の欲望を刺激する単語に、俺は思わず「ほぉ」とスケベっぽい返事をしてしまう。
「やだぁ、恭助君ったら、今の声ちょっとエロすぎでしょ♡」
氷崎が心底楽しそうな笑みで俺の脇腹をつんつんと小突いてくる。
美女二人と真夏の海旅行、まさに夢のような企画であった。
(だけど、俺は)
しかし、そんな魅惑の予定を目前に、何故か俺の心には憂鬱の霧がかかっていた。
その理由は――。
「……ッ!」
そこで不意に、携帯にメッセージアプリの通知が入った。
舞香と氷崎が話し合う最中、俺はさりげなく席を立ち、トイレに駆け込んで携帯を開く。
一通のメッセージ、その内容は――。
『クソ吾川、今すぐ私の部屋にこい』
「うう……」
文章たった一行でここまで人を不快にさせるなんて、もはや才能である。
送り主は――左月來花。
先日、久々に再会を果たした小学校の同級生である。
(畜生、何でこんなことになっちまったんだ)
俺はため息交じりに返事を打ち込み、再び舞香達の待つリビングへと戻る。
「恭助、ねぇ大丈夫? 何か本当に顔色悪いけど」
そこで、舞香が心配そうな顔で声をかけてきた。
「あ、ああ、大丈夫だよ、そんなに心配しなくても」
俺は慌てて取り繕い、ぎこちない笑みを浮かべて答える。
本当は今すぐにでも舞香と氷崎に事情を話し、助力を求めたかったが……。
(駄目だ、二人は巻き込めない)
相手はあの左月來花、人をいたぶるのが大好きな、正真正銘の悪である。
『今度はもう、音野舞香も助けちゃくれねぇぞ』
いくら何でも相手が悪すぎる。小学生同士のいざこざとはわけが違うのだ。流石に來花も二人にまで危害を加えるような無茶はしないと思うが、逆上した結果、何をしてくるか予想がつかない以上、下手なことは出来ない。
この二人を、危険な目には遭わせたくなかった。
すると――。
「ねぇ、恭助ぇ♡」
独りでシリアスに頭を回していた時、ふと、舞香が甘えるような表情で俺の腕に手を這わせてきたのである。
「あ、ちょ、ま、舞香?」
夕刻を前にし、身体がふわふわと疼き始めたのか、舞香は物欲しそうな目つきと共に舌先で唇をつるっと滑らせた。これは、舞香がムラムラした時に見せる癖の一つである。
「恭助君、夕飯まで少し時間あるし、ちょっと運動しようよ♡」
舞香に続き、今度は氷崎が頬をぽっと赤らめ、俺の腕をそっと握ってきた。
「ああ、氷崎まで」
夏休みが始まって一週間が経った頃――。
俺は、この二人と3Pを行ったのである。
一学期に仲違いを起こし、ギクシャクしていたことも相まってか、セックスを通じて仲直りをして以来、俺達はこれまでより強く絆を深めることが出来たのだ。
……やはり健全な男女が一つ屋根の下で親密に過ごしている以上、そういう『淫ら』なことをする頻度も必然的に増える。
「ねぇ恭助ぇ、私、何だか身体がムズムズしてきちゃった♡」
「はあはあ、恭助君、今からみんなで一緒に仲良ししようよぉ♡」
あからさまな誘いの言葉に、俺はごくりと喉を鳴らした。
(舞香、氷崎、こんな甘い顔で俺のことを求めてくれるなんて)
このまま、二人の身体に誘われ、ずぶずぶと奥深くまで沈んでしまいたかった。
だがそこで、再び携帯にメッセージ通知が入る。
『さっさとしろ、クソ吾川』
「ぐっ、ううっ」
これ以上あの暴君の機嫌を損ねたら、何をされるか分かったもんじゃない。
舞香と氷崎の魅了の視線から目を逸らし、俺はゆっくりと立ち上がる。
「……すまんっ、舞香、氷崎、俺、ちょっとバイトに行ってくるっ」
「え? ば、バイト?」
俺の唐突すぎる返答に、舞香はぽかんとした顔を浮かべた。
「今夜はちょっと遅くなるから、夕飯は先に食べててくれっ」
「ああ、ちょっと待って、ねぇ、恭助君ってばっ」
困惑する二人をよそに、俺は慌ただしく家を飛び出してしまう。
(ちっくしょう、左月め……っ!)
舞香と氷崎、二人との蜜月の時間を妨害され、俺は砕けるほどの強さで奥歯を噛みしめつつ、急いで來花の元へ向かった。