部活復帰を果たした夏希が今朝も僕に跨がってくる爛れた日々。
だが突如、学祭でお世話になったオカルト研究部の篠原文乃が現れた!
「占ってみたの――貴方たちが救世主よ」
研究部存続の危機に、僕とツンデレギャル・眞鍋詩織が強制入会!?
「か、勘違いしないで! どうしてもっていうから一緒に入ってあげるだけなんだから!」
さらに今話題のVtuberがギャル四人組の誰かという噂も広がりだし……
セフレラブコメ第6巻は、研究部再建&Vtuber中の人疑惑と問題多数!?
第一話 成り行きでオカルト研究部に入部することになった話
第二話 友達の推しの正体がまさかの人物だった話
第三話 ヘコんでもただでは起きないVtuberギャルも参戦することになった話
第四話 外部協力でコスプレ衣装を借りれることになったけど、もちろんただでは済まなかった話
第五話 オカルト研究会が無事に再始動して美少女ギャルがほんの少し素直になる話
エピローグ 壁は己が内にありにけり
本編の一部を立読み
第一話 成り行きでオカルト研究部に入部することになった話
◆ ユウト Side ◆
真っ暗な視界の中、頭の中に靄《もや》がかかっているような感覚とやたら体が重いことだけは何故かはっきりと自覚できていた。
記憶にあるかぎりこれまでの人生で金縛りのような現象に出くわしたことはなかったと思うが、ひょっとしたらこれがそうなのだろうかと少しばかり恐怖する。
もっとも、夏の暑い時期であれば心霊現象を疑ったところだが、秋も深まったこの時期ともなれば体調不良やストレスの心配を先にしてしまうのが悲しいところだ。
あいにくと僕は幽霊だのなんだのといったオカルティックな現象については懐疑的な立場で、それを信じる者をいちいち非難したり揶揄《やゆ》するつもりはないが、自身にとっては生涯において無縁なものであろうと勝手ながら信じ込んでいるところがある。
だから、この金縛りと思しき現象も、最初は日頃の疲れやストレスが自律神経の乱れとして発露《はつろ》した結果としか思っていなかった。
このままウトウトとしていればやがて再び眠りにつくか、あるいは完全に覚醒して四肢も自由になってくることだろう――と、安易に考えていたのだが。
次の瞬間、皮膚の上を生温いものが伝っていくような感覚がして、思わず震え上がってしまう。
まるで体中をナメクジが這いまわっているような、怖気のする感覚だ。
だというのに、やはり体は動かない。腰のあたりがまるで鉛のように重く、両腕は上から押さえつけられているかのように微動だにしなかった。
一条の光もない真っ暗な視界の中、体の自由を奪われた状態でひたすら気味の悪い感覚に苛まれる。
(幻覚……そうだ、きっと金縛り中に感じる幻覚だ……!)
なんとか冷静さを取り繕ってそう思い込もうとするが、耳許では自身の鼓動が喧しいくらい鳴り響いており、状況的にはもう完全に恐慌をきたしていた。
このまま何処とも知れない闇の中で、得体の知れないなにかに静かに飲み込まれていくことしかできないのか……。
――と、そのときになって初めて自分が強く瞼《まぶた》を閉じていたことに気づく。
いくら早朝とはいえ、さすがに暗すぎるとは思っていたのだ。
やはり、どれだけ平静を装ってみたところで、僕のような小市民には金縛りという未知なる現象に対する恐怖心を誤魔化すことはできなかったのだろう。
(目の前にとんでもないオバケがいたらどうしよう……)
そんな不安がないわけでもなかったが、それでも僕は自分の身にいったいなにが起こっているのかという好奇心には抗えず、ゆっくりと瞼を開いていった。
「あ、起きたァ?」
そして、絶句した。
目の前にいたのはグロテスクな異形でもなければ、やたら髪の長くて肌の白い不気味な女でもない。
薄明かりの中でもはっきりと分かるほどキンキラの髪をポニーテールにした、やたら胸のデカい女の子だった。
天宮夏希《あまみやなつき》である。
こういったこと自体は別に今回が初めてのことではないが、土日でもなければ長期休暇中でもないこんな平日の朝に寝込みを襲われるのはさすがに例のない現象だった。
「な、なにしてるの?」
思わず訊いてみたものの、さすがに愚問だったかもしれない。
「なにって、決まってるじゃん?」
夏希は薄く開いた唇の間からピンク色の舌先を覗かせると、鎖骨のあたりから首筋にかけてをねっとりと舐め上げてくる。
「最近は部活で忙しくてすっかりご無沙汰だからさァ」
「三日くらい前にした記憶があるんだけど」
「ほら、ご無沙汰じゃん?」
「ええ……?」
「三日もエッチしてないなんてさァ、ちょっと前なら考えらんないことだよ」
その発言については素直に納得していいものか悩ましいところだが、僕と夏希がいわゆる『セフレ』な関係になってから三日以上も行為に及んでいないこと自体は確かに稀で、それを彼女がご無沙汰だと言うのであれば僕に異論を挟む余地はない。
「ユウトはさァ、ウチがまた部活はじめちゃって、寂しいとか思ったりする?」
首筋に這わせていた舌をゆっくりと耳のほうに滑らせながら、囁くように訊いてくる。
「別に、去年まではそれが普通だったしさ」
さすがに僕だってこういう質問に対してどう答えるべきかくらい分かっていたが、しかし、どうにも夏希にだけは素直になれないのが悩ましいところだ。
先月の体育祭が終わってから夏希は本格的に競技陸上を再開し、最近は放課後の部活だけでなく朝練にも積極的に参加して練習に励んでいる。
僕らの通っている学園が女子陸上の強豪校ということもあって内容もそれなりにハードらしく、これまでのように暇があればセックスばかりしている爛《ただ》れた生活からは一変、ここ最近はすっかり健全な毎日を送るようになっていた。
「ふうん、そっか……」
夏希は何処か冷ややかな相槌を打ってくる。
どうにも嫌な予感がして身じろぎするも、肩口を強く押さえ込まれていてろくに姿勢を変えられない。
しかも、その力は先ほどまでよりもさらに強くなっていて、まるで上からベッドに押し込まれているような感覚だ。
やはり、恥を忍んででも寂しさをアピールしておくべきだったか。
「な、夏希、ちょっと痛いんだけど……」
「ユウトはいいよねェ」
――と、不意に僕を押さえつけている夏希の腕から急に力が抜けた。そのままゆっくりと上体を起こし、上からじっと僕の顔を覗き込んでくる。
このときになって初めて気づいたが、すでに彼女は一糸まとわぬ姿で、僕のほうも寝間着代わりにしているTシャツは脱がされているようだった。
「だって、ウチがいなくても……」
口の端に薄い笑みを浮かべながら、夏希がその細い指で僕の首筋を撫でてくる。
もうそのころには彼女の狙いがなんであるかは分かっていて、手遅れになる前にその手を払いのけようと試みるが――残念ながら間に合わなかった。
「ユウトには他にも遊んでくれるオンナのコがたくさんいるもんねェ!」
「うぐっ! ま、待って! 首はダメ!」
女の子とは思えない凄まじい握力で頸部を圧迫され、一瞬、目の前が真っ白になる。
それでもなんとかギリギリのところで意識を保ちつつ抵抗できているのは、これまでの経験から夏希の行動パターンを多少は読めるようになってきたからだろう。
これでもいちおう僕なりに夏希の修羅スイッチを踏まないよう気をつけてはいるのだ。
もっとも、僕のような浅慮な人間が少しばかり気配りをしてみたところで、何処に隠れているかも分からない膨大な量の地雷を完全に回避するなんてできるはずもないのだが。
「でも、安心して」
不意に夏希が優しげな声で囁き、指先の力は一向に弱まる気配がないものの、その口許に柔らかな笑みが浮かぶ。
「どれだけユウトがいろんなオンナのコに目移りしても、ウチはずっとユウトだけのものでいてあげるからね……」
ゆっくりと顔を寄せながら鼻先が触れ合うかという距離で囁くように告げると、そのままおもむろに唇を重ね、ヌルリと口腔に舌先を滑り込ませてくる。
先ほどとはまた別の意味で頭の中が真っ白になり、一気に下半身へと血液が集まっていくのを感じた。
こんな状況にもかかわらずしっかりと反応してしまう体に、我がことながら呆れてしまう。
「んぅ、ちゅ、れぇぅ……んふふ……♡」
気配を感じ取った夏希の手が首筋から胸の上を通って下腹部へと差し伸べられ、寝間着代わりのハーフパンツが下着ごと膝のほうへと押し下げられた。
中から勢いよく飛び出してきたペ×スはすでに準備万端とばかりに怒張していて、その情けなくも雄々しい姿に夏希が熱い吐息を漏らす。
「ユウトのココ、ウチの膣内《なか》に入りたいって言ってるよ……♡」
「し、仕方ないだろ」
「クビ絞められて興奮しちゃうなんて、ユウトはヘンタイさんなのかなァ?」
「ぐっ……言わせておけば……」
煽るように言ってくる夏希にいつまでもいいようにさせているのも癪《しゃく》で、腹を括って彼女の腕を掴むと、力任せにその場で体位を入れ替える。
子どものころから使っている年季の入ったシングルのベッドがギィッと悲鳴を上げる中、一転してベッドの上に押さえつけられる形になった夏希が驚きにその目を見開く。
「……あはァ♡ ユウトぉ♡」
そして、すぐにその顔を歓喜に蕩けさせた。
こちらが攻めに回ってもけっきょく悦んでしまうのでは、どう転んでも火に油を注ぐ結果にしかならないではないか。
「このあと、朝練なんじゃないの?」
余計な心配かと思いつつも訊いてみると、夏希はニンマリと蠱惑的な笑みを浮かべながらその両腕をこちらに差し伸べる。
「そォだよ。だから、しっかりウォームアップしておかないと……ね?」
僕の体を抱き寄せながら耳許でそう囁き、淫靡に腰をくねらせながら自身の秘部をペ×スの裏筋へと擦りつけてくる。
そこはまだ触れてすらいないのにぐっしょりと濡れそぼっていて、少なくともそちらのウォームアップについては考慮しなくてもよさそうだ。
僕はいきり勃つ愚息に手を添えると、ゆっくりと夏希の膣内《なか》に身を沈めていく。
「んぁぁァ……♡ ユウトが入ってくるゥ……♡」
甘い吐息を漏らしながら夏希がその身を震え上がらせ、背中にまわされた腕がより強く僕の体を抱きすくめてくる。
互いの間であまりにも豊満すぎる胸が窮屈そうに押し潰され、固くしこった乳首同士がコリコリと擦れ合う心地よさに目眩がしそうだった。
どうせ二度や三度で夏希があっさりと満足してくれるはずもないのだし、下手に我慢などせず一発目はサクッと済ませてしまおうか――そんなふうに思ってしまう程度には、早くも余裕がなくなっている。
「ユウトもウチの首絞めたくなったら遠慮しなくていいからね……♡」
「そ、そんなことするわけないだろ」
「ウチだったら、ユウトのシたいこと、ぜんぶ受け入れてあげるんだけどなァ……♡」
「……それなら……」
「んぅっ……!?」
挑発するように囁く夏希の体を敢えて優しく抱き返すと、味わうようにねっとりとその唇にキスをしてやった。
「んっ、んむぅっ♡ れるっ、ちゅっ……んんんゥッ♡」
互いの唾液を交換し合うかのように舌を絡め、しばしその甘美な感触に酔いしれる。
さらにそのまま舌先を顎の下へと滑らせ、首筋をなぞるように今度は耳のつけ根のほうへと這わせていく。
「ぁ、はァ……♡ やばァ……♡ ズルいよ、そんなの……♡」
夏希が快楽に悶えるようにその身をビクンと震わせ、呼応するように蜜壺がギュッと陰茎を強烈に締めつけてきた。
心地よい圧力に頭の奥が白んでいき、いよいよ本当に限界が近くなってくる。
「んァっ♡ ユウト、おっきくなって、ぁ、あっ、ちん×ん、イきたそうにしてるっ♡」
脈動するペ×スに射精の予兆を感じ取ったのか、夏希が喜悦に満ちた艶声を上げる。
両手で僕の頭を掴んで無理やり自身の顔の前に持ってくると、熱を帯びた吐息を漏らしながら潤んだ瞳でじっと見つめてきた。
「イくとき、はァっ♡ チューしながら、じゃないとォっ、おっ♡ やぁだァっ♡」
そう言いながら子どもみたいに唇を尖らせてくる夏希に思わず苦笑しながらも、僕は望まれるままに改めてその艶めいた唇を塞いでいく。
「ちぅ、んちゅ……♡ れぅ、れろ、れるれるれる……♡ ぁむ、ちゅ、ヤバいっ……♡ ウチも、ウチも一緒にイッちゃうゥ……♡」
夏希の声が徐々に上擦っていき、吐息が荒くなる。
陰茎を締めつける膣道が射精を促してくるように律動し、下半身がフワッと浮かび上がるような感覚に頭の中が真っ白になる。
「んあっ♡ らめっ♡ んぉぉぉぉっ♡」
刹那、ビクンッと強く夏希の体が痙攣し、同時に僕のペ×スも臨界を突破する。
「あっ♡ やばっ♡ ユウト、しゅごっ♡ あ、ひァっ、だめっ、イくイくっ♡ イッくぅぅぅぅ――――ッ♡」
嬌声の響き渡る中、僕は無心で脈動する亀頭を夏希の子宮口に叩きつけ続けた。
鈴口からは堰を切ったように精液が迸り、ギュッギュッと律動を続ける蜜壺の中に余すことなくぶちまけていく。
「んぉぉっ……♡ あ、ふァっ、らめェ……♡ きもちいいの、とまんないよォ……♡」
亀頭が精を吐き出すたびに夏希の膣内《なか》もまた呼応するように収縮し、その素直な反応がなんだか愛らしくて何度も何度もねちっこく腰を打ちつけてしまう。
焦点の定まらない瞳で僕を見上げる夏希の口許はすっかり緩みきっていて、愉悦に震える吐息とともに零れ落ちた唾液が顎にかけて筋を作っていた。
「ダメらァ……♡ もう朝練とかどうでもいいや……♡ ユウト、このままウチのこと、めちゃくちゃにしてェ……♡」
甘えるようにそう訴えてくる蕩けきった瞳に、夏希の膣内《なか》で弛緩しかけた愚息が再び雄々しく奮い立っていくのを感じる。
どうせ一度や二度で満足するわけがないとは思っていたが、あいにくとそれは僕に関しても言えたことらしい。
「……ほんとにどうなっても知らないからな」
「ユウトぉ……♡」
どちらからともなく唇を求め合い、互いの唾液と吐息を混ざり合わせながら再び肌を重ねていく。
気づけばすっかり攻守も立場も逆転していて、そして、それが概ね毎度のことであることも分かっていたが、それでも僕は抗えぬままに夏希の体へと溺れていく。