本販売日:2017/01/18
電子版配信日:2017/02/27
本定価:792円(税込)
電子版定価:792円(税込)
ISBN:978-4-8296-6384-4
「楓のおっぱい、味ってください・」
お姉さんメイドが捧げる年上バージン。
「穂乃花だって初めてなんだから!」
負けじと幼なじみメイドもご奉仕参戦。
授乳手コキで! ツンツンフェラで!
巨乳美乳パイズリで! W騎乗位で!
恋とHを競う二人の夢は?「メイド妻
めざし、一緒に道を極めましょう!」
本編の一部を立読み
☆メイドたちのご奉仕競争☆
「うふふふ、いい表情ですよ、穂乃花さん。ご主人様のご寵愛を巡ってのメイド同士の競い合い……ああ、夢にまで見たシチュエーションです、昂ぶります!」
楓が本当に昂ぶってるのは、増えたミルクと、乳房の向こうから聞こえてくる心音の加速が示していた。
(楓さんって、メイドのことになると本当にすごいなぁ)
しかし、これだからこそ楓なのだ、と思う。少なくとも、開が好きになったのはこのメイドマニアの楓だった。
「あふっ……んん……ご主人様、いかがされましたか、急に楓の乳首をちゅうちゅう吸われて。そんなに強く求められたら、わたくし、もっとご奉仕したくなりますわ」
楓の手が股間に伸びてくるのが気配で感じられた。楓がよくしてくれる授乳プレイか、と思ったそのとき、別の感触が若い主の鈴口を包みこんだ。
指よりも熱く、湿ったその刺激には覚えがあった。前回の合宿の際に二度ほどしてもらった、穂乃花のフェラチオ奉仕だった。
「あらあら、今日の穂乃花さんは積極的ですね。そんなにご主人様のオチ×ポ様が恋しかったのですか?」
「う、うるさいわね、これを教えたのはあなたでしょっ。……んっ、んっ、んっ……はむ……ンン……ちゅ、ぷちゅ、ぷちゅるっ……ん……んふ、ん……」
幼なじみの荒い鼻息と温かな舌、ときどき亀頭に触れる歯の硬さ、そのすべてに開の意識が持っていかれる。
純粋なテクニックならば間違いなく楓のほうが上だが、海綿体から伝わってくる少女の想いに、開の牡槍は歓喜に先走り汁を漏らす。
「ずじゅっ、じゅっ、ずじゅじゅじゅじゅっ!」
そしてそれを大きな音を立てて啜られる愉悦に、開の腰は勝手にシーツから浮き上がっていた。
「なかなかやりますね。さすがわたくしの弟子です」
「だ、誰が弟子よ! 私はメイドにならないって何度……!」
言い返すために穂乃花がいったんフェラチオを中断したその一瞬の隙を楓は見逃さなかった。涎とカウパー汁まみれの肉竿を握ると、すかさずの手コキで開を呻かせる。
「あっ、ずるい! 今は私がこのスケベにご奉仕してあげてたのに!」
「ご主人様をそのように罵るメイドにはこの楓、まだまだ負けませんよ。……いかがですか、痛くはございませんか、ご主人様?」
穂乃花からガードするように手のひら全体を使って亀頭を包みこんだ楓は、絶妙すぎる力加減の愛撫を繰り出してきた。ライバルの唾液をローションにしたメイドの手が妖しくくねるたびに、尾てい骨から頭頂部まで快楽の稲妻が走る。
「ちょっと、開、つらそうなんだけどっ」
「いいえ、これは気持ちよすぎて言葉もない、という状況なんですよ。ああ、穂乃花さんはまだ見たことがありませんでしたね、開様が本当に歓ばれてるときのお姿を」
(あっ、楓さん、また穂乃花を煽ってる! ダメですって、そんな言い方したらこいつの性格だとすぐに張り合うのに!)
楓の言うとおりに、強すぎる愉悦に声を発せずにただただ呻くだけの開は、この後の展開が容易に予想できた。
「へえぇ……それだとまるで、こないだの合宿のときに私に教えたテクニックは初心者向けだったって聞こえるんだけど? 私が何度もこいつイカせたの、楓さんも見てたわよね?」
「はい、初めてにしてはなかなかのご奉仕でした。ご主人様をお射精まで導いたのですから、初級者としては充分だと思います」
楓はあくまでも上位者の立場を崩さない。意図的にやってるのは明らかだ。
「なによ、その上から目線はっ!……いいわよ、乗ってあげるわよ!」
「んほぅおおおぅ!?」
開が楓の乳首を咥えたまま奇妙な呻き声を上げたのは、予期せぬ場所、すなわち陰嚢を握られた刺激のせいだった。