本販売日:2023/01/23
電子版配信日:2023/02/03
本定価:763円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-4635-9
「あなたが満足するまで恩返しさせてください」
豊乳を揺らし、騎乗位でねっとりと腰を遣う紫織。
膣襞の締めつけと激しい蠕動に壮介は早くも絶頂へ。
妖艶な未亡人、優しきシングルマザー、一途な令嬢。
情の深い美女たちが独身中年の人生を激変させた!
媚肉でお尽くしいたします──ご奉仕ハーレム開幕!
●もくじ
プロローグ
一章 豊乳の恩返し
「この身体以外にお返しできるものがございません」
二章 美母娘の恩返し
「男の人を甘やかすのが大好きなんです」
三章 アブノーマルな恩返し
「シングルマザーの私の身体、お好きにして」
四章 ここは恩返しの桃源郷
「一生かけて、お尽くしさせてください」
エピローグ
ゆき(41歳)未亡人
さぎり(19歳)女子大生
しおり(31歳)シングルマザー
本編の一部を立読み
「動くぞ」
壮介が抽送を開始した。ここまではずっと結季だけが奉仕してきたため、エネルギーが有り余っているのだろう、いきなりのフルピストンだった。
「あひいぃっ! す、凄い……ああっ、んっ、奥、当たる、奥、来てるぅ! はうっ、あうっ、はあああぁん!」
騎乗位から正常位に移ったことで、エラが当たる箇所も角度も変化した。それによって生まれた新鮮な快感に、結季は激しく身悶える。強すぎる愉悦に身体が勝手に逃げようとするも、壮介はさらに加速した突きでそれを阻む。
(ああっ、まだ、まだ速くなるんですの? イヤ、そんなに奥ばかりいじめられたら、私、すぐに果ててしまいますのにぃ……!)
野性を解き放った壮年男の責めからはもはや逃げられないと、結季は自ら壮介にしがみついた。腕を首に、脚を腰に巻きつけ、これ以上は不可能なところまで密着する。
「好きに、して……めちゃくちゃにしてぇ……!」
「……! 結季、結季っ!」
未亡人の濡れた声に煽られた壮介が、結季を抱き締め返す。逞しい腕と汗の匂い、全身に受ける重みを幸せに感じつつ、抽送に合わせて腰をくねらせ、怒張を受け入れる。
「ああっ、壮さん、好き、好きぃ……アアッ、もっと奥、もっと強くぅン!」
女壺が蠢き、媚襞が大量のラブジュースを分泌する。浅ましく尖った乳首やクリトリスを擦りつけるように肢体をくねらせながら、壮介にしがみつく。
(壮さんの息が、身体が、オチン×ンが熱い……ああん、溶けちゃうわ、こんな熱いので掻き回されたら、私、オマ×コも子宮も溶かされちゃう……!)
壮介の腰の後ろで足首をロックし、踵でぐいぐいと押してピストンをせがむ。
「ひっ、ひっ、凄い、凄いのぉ! はあああぁ、久々のオチン×ン、たまんないッ! ダメっ、果てます、果てちゃうのぉ! あっ、んほっ、おほおぉッ!!」
ずっと高速ピストンを浴びせられ続けた秘所が、ついに陥落した。名家に生まれ育った貞淑な未亡人らしからぬ、生臭い喘ぎ声とともにアクメを迎える。
「イク、イク、イキます……あっ……イク……結季、イキます……ッ!!」
ぎりぎりと壮介の背中に爪を立てつつ、深く、甘く、淫らな頂へと昇り詰め、恍惚の表情を浮かべる。
(気持ちイイ……気持ちイイ……ああぁ、女に生まれてよかった……幸せ……)
二度続けてのオルガスムスは結季の心と身体を満たしてくれたものの、壮介がまだ射精していない点だけが気がかりだった。自分の身体が壮介を満足させるに至らなかったのかという不安が最初に来る。
「くっ、締ま、る……ぐぅ……ッ」
だが、結季にのしかかったまま歯を食いしばる反応を見る限り、懸命に快楽を、射精を堪えているようにしか見えない。つまり、壮介はちゃんと結季の女体に興奮しているし、発情しているはずなのだ。
(生だから、中に出したらまずいと我慢してくださってるのね)
無責任に膣内に精子を放たないのは、いかにも壮介らしい配慮だと思った。その気遣いを嬉しく思う一方で、申し訳なさも感じる。自分だけ二度も深いエクスタシーを与えてもらったのに、壮介はまだ一度も放っていないのだ。
「壮さん、私は大丈夫、ですわ。こうなると見越して、ちゃんとその……計算、してましたので」
絶頂の余韻でやや掠れた声で、壮介の耳元で告げる。己の浅ましさ、淫らさを告白するのは恥ずかしかったものの、壮介にもちゃんと気持ちよくなってもらいたい一心だった。