本販売日:2016/08/18
電子版配信日:2016/09/16
本定価:748円(税込)
電子版定価:748円(税込)
ISBN:978-4-8296-6371-4
年上毒舌メイド・サキのフェラ奉仕!
「レカ様はエロクズでございます!」
令嬢メイド・ゼノビアの凌辱M願望!
「処女を奪われるなんて悲劇ですわ」
ダークエルフメイド・ライヤの聖水!
「主殿のお顔に、漏らしてしまう!」
どんな豪華ハーレムよりエッチで素敵
な、おバカ王子のメイドハーレム!
本編の一部を立読み
☆失禁ダークエルフメイドと年上ツンツンメイド☆
「りゃめ……果てましゅのぉ! あっ、はああぁああぁっ!!」
ゼノビアに絶頂汁を浴びせられながら、ライヤもまた、アクメへと急接近する。
「イク、ぞ、出すぞ……ぐっ……ぐううゥッ!」
サキに直腸を嬲られた王子がぐん、と腰を突き出し、子宮内部に向けてザーメンマグマを放った。
(来た……来た来た……オチ×ポ汁、来た……ァ!!)
恥辱と快楽の猛烈な渦に巻きこまれながら、ライヤは女としての、マゾヒストとしての頂へと昇り詰めた。
「イグッ、イグイグイグううぅっ!! 孕むっ、はりゃんでしみゃうううぅンン! ヒーッ、熱い、オマ×コ、溶げるううぅ!!」
脳が焼き切れるかと思うほどの快感が、もう一つの恥ずかしい生理現象を誘発した。
(あっ……ダメだ、それはダメだ……あああぁ!)
親友の噴いた潮にまみれ、子宮を制圧され、だらしなくじょぼじょぼと大量の尿を漏らすその姿に、強く凜々しいダークエルフの面影はどこにも残っていなかった。
汗と涎と涙と秘蜜と精子とその他もろもろの体液にまみれて横たわる同僚たちを見下ろしながら、サキは自分の胸に渦巻く負の感情に困惑していた。
(二人とも、ずいぶんと幸せそうな顔をして……。そんなにレカ様にいじめられるのがよかったの? こんな……こんな性欲の権化みたいなダメ王子なのに)
ぐったりとしているゼノビアとライヤとは対照的に、レカは無駄に元気だ。特にその股間で反り返っているイチモツは、連発したのが嘘のように猛々しい。
(まあ、まだあれだけ大きいままなのは、この私のおかげだけれど)
レカが罰と称してゼノビアとライヤを嬲っている最中、サキは己の主のアヌスを舌や指で責めたのだ。
「…………レカ様、なにをされてるのですか?」
サキのこの質問には二重の意味があった。一つは直接的な意味、つまり、ぐったりしているライヤの手の甲をぺろぺろと舐めている理由への問い。そしてもう一つは、なぜ自分へのお仕置きを始めないのか、という間接的なおねだりである。
「ん? ライヤのここに傷があったからさ。さっき木刀がかすったみたいだな」
見ると、確かに小さな切り傷らしきものがあった。が、言われても、目を凝らさなければわからない程度のものだ。
「大丈夫だ、主殿。気にしないでくれ」
「いや、可愛いメイドの肌に傷が残ったら俺が自分を許せない。あとでちゃんと消毒しておけよ、いいな?」
「う、うむ。すまない」
満更でもない様子で頬を赤らめるライヤに、サキの心がさらに黒くなる。
(ずいぶんとお優しいですね。傷ならば私のほうがずっと大きくて深いこと、お忘れでないでしょうね?)
サキはメイド服の上から傷痕を撫でる仕草をして、レカに無言のアピールをする。
レカと二人きりのとき以外は、サキは今も腹部の傷痕を隠していた。
「どうした、サキ。いつもよりさらに怖い顔をして」
「私の顔がそう見えるのでしたら、その原因のほとんどはレカ様にあります」
「怒るなよ。せっかくの綺麗な顔の魅力が減るだろ」
「そっその程度の安い世辞で誤魔化せると思われてるのでしたら心外です」
緩みそうになった頬を咄嗟に引き締めるが、
「本心から言ってるんだがな」
などと続けられたせいで、一瞬、だらしない顔を晒してしまったかもしれない。
「そ、そのような戯れ言よりも、さっさと私への処罰を行っていただけますか。私、イヤなことは先に片付けておきたい性分ですので」
意訳すれば、「早く私にもお仕置きをしてください」となる。
「処罰?……ああ、俺の悪評をあちこちに言いふらしてた件か」
「私は事実を述べたにすぎませんが、一応は主たるあなたの不利益となる言動をしたことに変わりはありませんから」
「いや、事実無根なデマも流したとかさっき自分でも言ってただろお前。……まあ、だが気にするな。お前が俺の悪口を言うのはある意味日常だし、いちいち腹を立ててたら切りがない」
「し、しかし」
「それに、だ。そもそもサキは俺の専属メイドという時点で充分すぎる罰を受けているからな。それこそ、お前の人生そのものが俺からのお仕置きのようなものだ」
「ま……まるで、私が一生レカ様のお側にいるような口ぶりでございますね」
本心では喜びつつ、表面的にはイヤそうな態度をとってみせる。
「当然だろ。お前の人生は俺のものだ。諦めろ」
プロポーズのようなセリフに、サキの胸の奥がきゅうん、と高鳴る。もしこの場にゼノビアとライヤがいなければ、愛する主に抱きついていたかもしれない。