SPメイドはエロエロです

著者: 青橋由高

本販売日:2012/11/19

電子版配信日:2014/02/03

本定価:734円(税込)

電子版定価:734円(税込)

ISBN:978-4-8296-6234-2

「ご命令とあらば今日から美遥はSP

メイド兼、ご主人様の【牝犬】です」

僕の求婚は断ったのに、犬ならいいの!?

命令しか聞いてくれない天然頑固なメ

イドさん。だったら新妻プレイを命じ

て攻略開始! 初体験に、裸エプロン

混浴に、献身ご奉仕! クール系年上

護衛メイドをお嫁さんに躾けよう!

本編の一部を立読み

☆SPメイドはわんわんです☆

「んふふ、坊ちゃまのおっぱい、女の子みたいにぴんぴんです。可愛い……っ」

「はうぅッ!」

びくん、と大きく体が跳ね上がるが、純一にのしかかったSPメイドはびくともせず、がっちりと優位なポジションをキープし続ける。純一はさっきからかなり本気でこのリップ責めから逃れようとしてるが、美遥の寝技の凄さを思い知るばかりだ。

全身リップ奉仕が始まってすでに十分以上は経過しているが、そのねちっこさは相当なものだった。

「坊ちゃまは昔からくすぐったがりでしたものね。特に、ここらへんが弱かったんですよ? れるっ」

しかも純一の弱いところを知り尽くしてるのだからたまらない。

「坊ちゃまの匂い、大好きです……ちゅ、ちゅっ、ちゅぷ、ぴちゃ……っ」

「や、やめてください、僕、昨日からお風呂入ってないんですからぁ」

思春期の少年にとって、汗臭い体を好きな女性にキスされ、舐め回される恥ずかしさは相当なものだ。が、美遥は羞恥に震える純一の姿を頼んでいるようにも見える。

「ご遠慮なさらないでください。美遥は坊ちゃまのことはなんでも知ってるのですから。手首が完治するまでは毎日、美遥がトイレもお風呂もお世話しますからね」

そう言いながら浮かべた笑顔は、心の底から嬉しそうだった。

(美遥さんのべろが、べろが……ぁ!)

ねっとりとした舌粘膜は額から頬、鼻、首筋、耳、鎖骨の窪み、胸、乳首、へそ、脇腹と、上半身を中心に丁寧かつ執拗に這いずる。

下半身は無事かというとそんなことはなく、

「ああん、坊ちゃまのオチ×ポ、ぬるぬるですぅ」

剥き出しの太腿で裏筋を撫でられたり、肉棒を膝で挟んだまま緩やかにしごかれたりしている。

「み、美遥さん、どこで、どこでこんなテクニックを……おふうぅん!」

「……イメージトレーニング、ですわ。メイドたる者、いつご主人様から性的なご奉仕を命じられるかわかりませんから」

返事をするまでにわずかな沈黙があったのが、純一は気になった。

「もしかして美遥さん、ずっとこういうこと妄想してたの? たとえば、いつか僕にこんなことをしようとか考えながら自分でしてた……とか?」

「なっ、ななな、なにをおっしゃるのですか、み、美遥はそのような、ご主人様をオカズに毎夜毎夜淫らな独り遊びに耽るような、はしたないメイドではありませんっ」

半分は当てずっぽうだったが、どうやら図星だったらしい。

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