本販売日:2020/11/17
電子版配信日:2020/11/17
本定価:836円(税込)
電子版定価:836円(税込)
ISBN:978-4-8296-2121-9
栗栖川くるみ、本日より専属メイドになりました!
カーテシーを決め年下幼なじみが押しかけ嫁宣言!
保護者から結婚前提のご主人様に!? 指を甘噛みし、
甘えながらの初体験。制服で逆バニーでサンタ姿で
――からかい振り回す、ご奉仕全開青春イベント!
「たちゅろ、くるみをメイド妻にしてください!」
本編の一部を立読み
☆奉仕、できてます?☆
「ひうっ、ひっ、ひううぅっ! んあっ、はっ、はひっ、ふひぃいぃ!」
指を咥えながら、初めて経験する愉悦に喘ぐ。破瓜の痛みはすでに消え、純然たる快楽だけがくるみを包む。乳房への愛撫も止まることなく続けられ、愉悦をさらなる高みへと押し上げる。
(凄い、オチン×ン、イイところだけ、こんこん、来るぅ……あっ、あっ、おっぱい揉まれるのもイイです、乳首、くりくりされるのもたまらないですよぉ……ああ、私、ご主人様にイカされちゃう、初めてなのに、処女だったのにぃ!)
くるみはもう、腰を動かしてはいなかった。動かさなくとも、自分以上に自分を熟知している達郎が気持ちいい場所を的確にいじめてくれるし、そもそも、そんな余裕もなくなっていた。
「ぐうっ、締まる……!」
新たな秘蜜を分泌した牝壺が、逞しい男根を締めつける。意識してのものではなく、女の本能による反応だった。汗まみれの達郎の顔が苦しげに歪むのも、くるみを歓ばせる。
(私、ちゃんとご主人様にご奉仕できてる……一緒に気持ちよくなれてる……!)
幾度も繰り返した脳内シミュレーションでも、ここまで理想的な展開はなかった。痛いだけで終わる最悪な初体験、初ご奉仕もあり得るとすら覚悟していたくるみにとっては、これ以上ない状況である。
「ごしゅりんしゃま、イッて、くだひゃい……全部、くるみの中にくらひゃい……!」
けれど、人間はどこまでも強欲だ。欲望に限りなどない。だから、くるみは素直に訴えた。今、考え得る最高の初体験のフィニッシュを、大好きなご主人様に懇願した。大好きな達郎にねだった。
「だ、だがっ」
「お願いれす、ご主人ひゃまぁ……ううん、たちゅろ……っ」
狙ったわけではない。ただ心のままに、想いを、願いを伝えただけだ。けれど、くるみに対してはとことん甘い達郎にとって、指をしゃぶられながら、涙ぐんだ瞳で上目遣いで見つめられ、昔の呼び方での懇願は、もはや命令に等しい。
「こ、この……ずるいぞ! お前はどこまで俺をダメな大人にするつもりだ! ああっ、この、このっ……可愛すぎるんだよ、もう!」
「あっ!? んあっ、ひっ、ひゃあっ、はああぁっ!」
しゃぶっていた指が引き抜かれ、今度は両手で左右の乳房を揉まれた。ここ数年で一気に膨らんだたわわな膨らみが、男の大きな手で鷲掴みにされ、形が変わるほど激しく貪られるのが嬉しくてたまらない。
(達郎が、私のおっぱいで興奮してます……もっと、もっと強く揉んでください、いいえ、潰してください……私の身体は隅々まで全部、あなたの、ご主人様のものなんですから……!)
まだ芯に硬さの残る若い柔房や、その先端の尖りから、新たな愉悦が生まれる。牡の欲望を剥き出しにした力強いピストンが膣壁を擦り、最奥で守られている子宮が揺らされる。
「アア、アア、アアアァ! 奥、当たってぇ……あっ、あう、あふぅうぅン!」
一突きごとに快楽が増し、はしたない声を制御できなくなる。さっきまでは達郎の指をしゃぶることでどうにか堪えられていた嬌声が部屋に響く。台風による雨や風の音に負けないくらいの、大きな喘ぎ声だった。
(あっ、ダメ、気持ちよすぎて、ダメです! このままじゃ、達郎より先に私が果てちゃいます、イッちゃいます……メイドなんだから、先にご主人様に気持ちよくなってもらわなきゃならないのに……ぃ)
けれど、ここでも達郎はくるみにとって最良の行動に出てくれた。つまり、抽送がラストスパートに入ったのだ。
「ひっ、ひっ、激、しっ……くぅ、うっ、くうン!」