「兄貴よりも僕のほうが貴美子さんを愛してる!」
27歳の肉層を激しくえぐりこむ、若々しい隆志の剛棒。
少年の一途さが兄嫁を背徳の肉地獄へ引きずりこんだ!
夫のいない昼下がり、肉器を貪り求め合う兄嫁と義弟。
白い樹液が胎内で弾けた時、貴美子は貞操を捨て牝猫に!
麻実克人絶賛! 狂った愛が炸裂する伝説の名作!
●もくじ
第一章 《兄嫁》散花
第二章 《兄嫁》自涜
第三章 《兄嫁》口姦
第四章 《兄嫁》悦溺
第五章 《兄嫁》煩悶
第六章 《兄嫁》挑発
第七章 《兄嫁》緊縛
第八章 《兄嫁》爛熟
第九章 《兄嫁》不倫
第十章 《兄嫁》復讐
第十一章 《兄嫁》亀裂
第十二章 《兄嫁》淫乱
きみこ(27歳)兄嫁
さちこ(19歳)女子大生
ひろこ(22歳)OL
かなこ(19歳)女子大生
本編の一部を立読み
握ってる……貴美子さんが僕のものを……。胸がはり裂けんばかりに感激した隆志は、負けじと柔肉の山に指をくいこませ、むちむちと揉みたてる。
見事に反りかえった若々しいこわばりが、熱い脈動感を掌に伝えてくる。隆志の乳首を舌でころがしていた貴美子は、下腹部のほうから漂ってくるツーンと鼻をつく精の匂いに誘われるまま、突き立った牡のシンボルを求めて、男にしては肌理の細かい肌をネチネチと舐めおろしていった。本能的に貴美子の意図を察した隆志は、掌からすり抜けていく乳房の行方を追わずに、目を閉じ、その時を待った。
下腹部を舐めまわしていく貴美子の視界に、夫のものと優るとも劣らない量感をそなえた、若鮎のように反りかえったこわばりの姿が入ってくる。そのピンク色をした幹と赤く充血した亀頭の色の初々しさに、貴美子の胸はときめいた。同時に、自分の裸身が隆志の肉体にこんな効果を及ぼしているのかと思うと、貴美子のナルシスティックな陶酔感はいやが上にもつのった。
先端の切れこみからもれだしている透明な液体、それが匂いを発散させている正体だった。これが若い牡の匂いなのね……。牝芯が疼くのを覚えながら、貴美子は垂直に支えた肉棒の先端を口に含み、舌で押し包んだ。
ああ、舐めてる。本当に舐めてる。貴美子さんが……。夢見るような至福の感情に満たされながら、隆志は上体をひねり、貴美子のお尻へ手を伸ばした。
お尻に隆志の手の感触を感じた貴美子は、肉棒の突端を飴玉のように舐めしゃぶりながら下半身を移動させ、お尻を隆志の顔の近くに差しだす格好をとってやる。
熱い視線を吸いこんでしまうような猥雑な肉の亀裂が目の前に近づいてくるや、隆志は矢も楯もたまらず、その谷間に指をすべりこませた。
花裂はすでにたっぷりと蜜をためていた。押しつぶすと花唇がいびつにゆがみ、ゆがんだ肉片のへりからねっとりした粘液が糸を引いてしたたり落ちていく。この上なく淫らな果肉の有様に、隆志は目まいがするほどの欲情を感じ、憑かれたように指を泳がせた。
腰の中心に甘美な衝撃を覚えた貴美子は、瞬時、舌の動きを休めて快感に身を任せたが、すぐに気を取り直し、やにわに頭を上下させて肉棒を口腔に出入りさせはじめた。
あまりに強烈な刺激に、隆志はうっと息をつめて腰をひねろうとした。だが、貴美子の手がその動きを封じ、血管を浮きたたせた肉の幹を咥えこんだ唇が、なおも激しく上下する。唇が雁首に引っかかるたびに、隆志の腰が釣りあげられた魚のようにはねあがり、快美な電撃が脳髄へと突き抜ける。蜜壺を指で探訪することも忘れ、隆志はあっという間に爆発の危機に立たされていた。初めてされるフェラチオは、あまりに刺激が強すぎたのである。
「ぼ、僕、もれそうです」
腰の中心で脈動する緊張がいまにも爆発しそうな予感にとらわれながら、隆志は、熱心に剛棒を磨きつづける兄嫁に向かって遠慮がちに声をかけた。それで貴美子がこわばりを解放してくれると思ったのだ。
しかし、貴美子は咥えこんだ肉塊を決して離そうとはしなかった。それどころか、手まで添えて、なおいっそうきびしく肉の塔を攻めたてた。貴美子自身、食べ慣れた夫のどす黒いものとはちがう若い牡の肉棒をしゃぶりたてることに、脳髄が痺れるような快感を覚えていたのだった。