義母・汚された寝室

著者: 嶋悦史

本販売日:1996/01/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0672-8

「いやっ! 浩一さん、もうやめて!」

泣き叫んで抗う真梨子から下着を毟り取る長男。

もう我慢できない。彼女が母親なんて……。

28歳の美しき義母を見た時から浩一は発情していた。

指先に吸いつく柔肌、ほのかに漂う肉の甘香。

その時、絡み合う二人を嫉妬の目で覗く弟が!……

登場人物

まりこ(28歳)義母

さとみ(21歳)女子大生

じゅんこ 叔母・伯母

れいこ 女子学生

本編の一部を立読み

真梨子がハッと我にかえった時には、一旦、夫のイメージにだぶった浩一の顔が、すぐ目の前にせまっていた。

良雄になら身を任せられても、浩一にはだめだ。たとえ義理の関係であろうと、世間的にみれば二人は母と子なのである。

なえかけていた抵抗心がまたも頭をもたげ、真梨子は脚をばたつかせて浩一を近寄せまいとした。しかし、膝のあたりにパンティがからんでいて、思うように脚は動かない。乳房がブルンブルン揺れ、秘裂がチラチラほの見える。

浩一はあせらなかった。猛り立つ分身を手でなだめる余裕さえ見せている。ほれ、もっと暴れるがいい!

なんなく真梨子の脚からパンティを引き抜いて捨てた。強姦する者にとっては、相手がほどほどに抵抗してくれたほうが刺戟的なのだ。

ここまで追いつめられたら、絶対に真梨子をものにできるという自信が浩一にはあった。浩一の手が足首をつかむ。真梨子は両の太腿に力をこめて抵抗した。しかし、浩一の力にはかなうべくもない。

ぐいっと両脚が裂かれた。秘めやかな真梨子の恥部を、浩一の目がズームアップでとらえた。咄嗟に太腿の谷間を両手で隠す真梨子。開いた両脚を浩一が高々と持ちあげて、自分の肩にかける。そして太腿を抱きかかえながら真梨子ににじり寄る。

真梨子の躰は、便器の上で二つに折りたたまれたような格好になった。せりあがった淫らな標的を、手で懸命に隠そうとする。しかし、浩一も手なれたもの。太腿を抱えこんだまま、真梨子の手首をつかみ、そこから引き離してしまった。

無防備に開け放たれた亀裂。花弁のような肉がぴったり身を寄せ合い、これからされることへの恐怖でおののいているかのようだ。

ああ、もうだめ……。真梨子は半ばあきらめて目を閉じた。

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