「いやっ! 浩一さん、もうやめて!」
泣き叫んで抗う真梨子から下着を毟り取る長男。
もう我慢できない。彼女が母親なんて……。
28歳の美しき義母を見た時から浩一は発情していた。
指先に吸いつく柔肌、ほのかに漂う肉の甘香。
その時、絡み合う二人を嫉妬の目で覗く弟が!……
まりこ(28歳)義母
さとみ(21歳)女子大生
じゅんこ 叔母・伯母
れいこ 女子学生
本編の一部を立読み
真梨子がハッと我にかえった時には、一旦、夫のイメージにだぶった浩一の顔が、すぐ目の前にせまっていた。
良雄になら身を任せられても、浩一にはだめだ。たとえ義理の関係であろうと、世間的にみれば二人は母と子なのである。
なえかけていた抵抗心がまたも頭をもたげ、真梨子は脚をばたつかせて浩一を近寄せまいとした。しかし、膝のあたりにパンティがからんでいて、思うように脚は動かない。乳房がブルンブルン揺れ、秘裂がチラチラほの見える。
浩一はあせらなかった。猛り立つ分身を手でなだめる余裕さえ見せている。ほれ、もっと暴れるがいい!
なんなく真梨子の脚からパンティを引き抜いて捨てた。強姦する者にとっては、相手がほどほどに抵抗してくれたほうが刺戟的なのだ。
ここまで追いつめられたら、絶対に真梨子をものにできるという自信が浩一にはあった。浩一の手が足首をつかむ。真梨子は両の太腿に力をこめて抵抗した。しかし、浩一の力にはかなうべくもない。
ぐいっと両脚が裂かれた。秘めやかな真梨子の恥部を、浩一の目がズームアップでとらえた。咄嗟に太腿の谷間を両手で隠す真梨子。開いた両脚を浩一が高々と持ちあげて、自分の肩にかける。そして太腿を抱きかかえながら真梨子ににじり寄る。
真梨子の躰は、便器の上で二つに折りたたまれたような格好になった。せりあがった淫らな標的を、手で懸命に隠そうとする。しかし、浩一も手なれたもの。太腿を抱えこんだまま、真梨子の手首をつかみ、そこから引き離してしまった。
無防備に開け放たれた亀裂。花弁のような肉がぴったり身を寄せ合い、これからされることへの恐怖でおののいているかのようだ。
ああ、もうだめ……。真梨子は半ばあきらめて目を閉じた。