担任教師の妻の姿を見た瞬間、
少年たちの心は震え、疼いた。
21歳の若妻、えりに向けられた好奇心は
少年たちをいつしか凌辱へと駆り立てる。
夏休みのペンション、その身を狙う
獣の気配に気づかぬ人妻は静かに眠る……
えり(21歳)人妻
さきえ 女子学生
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「助けて!」
えりは思わず叫んだ。
「違うんだ!」
小出は後ずさるえりに向かって叫びかえした。
「何が違うの」
えりは振り絞るような声で言った。小出がえりを見逃さないように振りかえりながら、ドアの方に後ずさった。ドアを開くと、小出がすかさず叫んだ。
「押さえろよ」
滝村、そして少し遅れて玉男が部屋になだれこむ。えりはまた悲鳴をあげた。二人はためらっていたのだ。
「約束だよな」
小出は二人に言った。玉男が目を閉じて女体に突進し、無我夢中でえりを押さえこんだ。滝村が暴れる脚を開き、谷間に顔を突っ込んだ。そしてがむしゃらに舐めはじめた。
「やめなさい。お願いだから……」
えりは髪を振り乱して抗った。玉男が体をわななかせた。柔らかな乳房に頭が当たってのぼせそうだった。
滝村に舐められて、女体が妙な動きを見せはじめた。抗う形が崩れ、腰を動かしているのは抗っていると言うよりも、挑発しているようにさえ見えた。小出はその間にすっかり裸になった。
小出に肩を叩かれ滝村がおとなしく場所を譲って、今度は、玉男がのせている頭を押しのけて乳房を舐めはじめた。
「ごめんなさい、奥さん」
小言で呟いてから小出は、えりの足首を持ちあげ、肩にのせた。えりはその足で小出の顔を蹴飛ばした。しかし小出はひるまず、再び足首を掴んだ。足が躍って位置が決まらない。滝村が機転をきかして、その隙に濡れた股間を揉みしだいた。滝村は穴の位置を間違えて、肛門に指を入れた。
「うっ……」
えりが息をつまらせた。小出はその隙に滝村と交代した。
花びらが小気味いいほど潤っている。小出は今度こそ逃がすまいと、性器全体を、肉唇のあらゆる部分を、これでもかこれでもかと指でこすった。
女体から抵抗が次第になくなっていった。苦痛の呻きが疲れたときの溜息のようになり、やがてくぐもったあえぎ声に変わった。その時、えりが薄目を開けたが、もう暴れるつもりはなかった。暴れるかわりに、乳房に埋めている頭を抱きしめた。玉男の頭だった。
玉男はぐっと胸を衝かれた。細い指先が玉男の髪をなぶっていた。熱い吐息が耳もとをくすぐっていた。その息が荒いだかと思うと、静かにおさまった。
ちらっと玉男は、横目でえりの下半身をうかがった。小出がしなやかな脚を肩にのせて、自分の張りきった肉茎を挿入していた。
接合部が玉尾の目にしっかり見えた。男と女の性器が睦み合っている。ペチャペチヤ猫がミルクを舐めるような音まで聞こえた。