便座の上で開いた太腿、
しとどに濡れた部分に
男の舌がはりつき、舐めまわす……
夫の長期出張で孤閨に泣く25歳・志摩子の躯は、
強姦鬼の手管にひとたまりもなかった。
しまこ(25歳)人妻
みやこ 人妻
本編の一部を立読み
「こりゃいい眺めですな。実際今日はついてますよ。奥さんのような美しい方が、それも喪服姿でおしっこをしている図なんて、まず滅多に拝めるもんじゃありませんからね。いやね、今日は偶然駅の前を通りかかったら、電車からおりてきた喪服姿の奥さんが、なんか真剣な顔して、小走りに急いでお宅のほうへ行くじゃありませんか。なにしろ、かねてから想いを寄せていた奥さんのことだ。つい気になってついてきたら、慌てて家へ飛びこんだきり、ドアをロックした様子もないので、これ幸いと私もつづいて失礼したという次第でしてね。入ってみて初めて、奥さんが慌てた理由がわかりましたが。残念ですな、おしっこはもう終わりですか。いや、なにトイレットペーパーなんぞ使わなくても、ひとつ私が奥さんのそこを綺麗にしてさしあげようじゃありませんか。トイレットペーパーなんかに、奥さんの滴を吸わせるのはもったいない」
男は艶やかな陰毛の先に露を宿した女陰をのぞきこんでいた目をあげると、志摩子の顔を見つめながらサングラスをはずした。
志摩子は迂闊にもその時になって初めて、男が夫健彦の勤務する大手総合商社、東商総務部の木暮哲二郎であることに気づいた。夫がイランに発ってから、長期海外出張社員の留守連絡係だといって、何度か訪れてきたことのある男だ。相手の正体がわかった途端に、それまでショックで真空状態になっていた頭に、カーッと血がのぼった。羞恥や怒りより、恐怖が先に走った。
犯される!
とにかく逃げなければ!
志摩子は咄嗟に便座に腰を落としたまま、男の肩を双手で力一杯突きとばした。
だがそれもむなしく空を切っただけだった。木暮にかわされたのだ。バランスを失った志摩子の躯に、木暮が覆いかぶさってくる。大きく開いたままの股間は、便座から離れて宙に浮いていた。
「その手はくいませんよ奥さん。そうくるだろうと思ってましたからね」
落ち着きはらった木暮の声とともに、腰巻の下に滑りこんだ男の手が、志摩子の裸のお尻を両手で抱えて、ぐっと前へ引きよせた。
男の背中で必死にもがいていた志摩子は、その反動のおかげでやっと上体を起こすことができた。
と、間髪を入れず男の顔が、まだ用をたしたままでしとどに濡れている女の恥ずかしい部分にはりつき、熱い舌が内股といわず秘丘といわず、ところきらわず舐めまわす。
「あっ! いやーっ! 離して!」
志摩子はなんとか男の舌から逃れようと腰を振り、グレイのスーツの広い背中を拳でめちゃめちゃに叩いたが、男の強い力にとらえられた腰はどうにもならない。
「あっ! いや! いや!」
チカッと鋭い感覚が、股から腰に走る。熱く柔らかいものが、敏感な裂け目をえぐったのだ。
志摩子は腰をひねった。しかし、それは志摩子の意志とは逆に、さらに男の舌を迎え入れる結果になってしまった。ぬるりと割れ目に潜りこんだ舌が、秘肉の襞をぴちゃぴちゃと舐める。
「あー!」
今度はジュルジュルと吸われた。
「いやー!」