漆黒の闇に浮かぶ京都「大文字」の火を背に
新人女優、由紀の白い裸身が揺れる。
羞じらい、拒みながらも肉茎を吸い寄せ、
締めつける陰裂……プロデューサー、監督に
貪られ、競り合う媚肉の凄まじい色香が
京の街にはじけ、ただよう!
ゆき(18歳)女優・アイドル
りえ(18歳)女優・アイドル
きぬよ(38歳)実母
本編の一部を立読み
「や、やめて……お願い、谷垣さん」
谷垣は羞恥に歪んだ由紀の顔を、楽しそうに見やりながらいった。
「よう濡れとる……おまえのここ」
差しこまれた谷垣の中指の手応えは充分であった。花弁はたっぷりと蜜を含んで熱く燃えている。
「やめて」
由紀は谷垣の中指の攻撃から逃れようと身悶えた時、突如、電流が四肢の末端まで走りぬけるような強い衝撃を覚えた。その衝撃は、まさしく性の快感以外のなにものでもなかった。
「あっ!」
せつない吐息を由紀は初めて洩らし、身をのけ反らした。
その顔をみつめる谷垣の目は、小躍りしたいような勝利感に満ちていた。自分の中指を咥えこんだ女の襞は、じわりじわりと蜜液を吐き出し、中指を締めつけてくる。
谷垣は、奥深く入れた中指を入り口近くまで引きもどすと、人差し指をもう一本差しこんだ。
「あっ、いたい!」
由紀は反射的に腰を引いた。だが谷垣は、いさい構わずに押し入ると、二本の指を交互に折り曲げ、狭い通路をこねくりまわした。指の腹が通路の奥と入口の上部を内側から圧迫する。
「ああっ……」
由紀の美しいボディラインが、風船のように膨らんだ。
「感じるか?」
「…………」
「ええ気持か?」
「…………」
返事のかわりに突き出した腹部がわなわなと波うった。
谷垣はリズミカルに圧迫を続けた。その指の動きにあわせて、由紀の下腹部がせわしなくざわめき、肉路はたちまち蜜液で溢れ、二本の指を動かすと、グチュッグチュッという淫らな音をたてた。
突然、谷垣は女体に侵入させていた二本の指を引きぬいた。指がピンク色の肉唇をこすりあげて離れる瞬間、由紀はせつない声を洩らし、今にも尻の方からくず折れんばかりに体を揺らした。