「やめて、あなたの奥さんが知ったら!?」
親友の夫が突然、強姦魔に変身し、
麗しき若妻に襲いかかった。
力ずくで奪われる緊張感、
荒々しい愛撫、裂かれる鋭痛は、
仁美を最高の絶頂感へと誘う……
ひとみ 人妻
ゆみこ 女子大生
りつこ その他
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いつもの哲夫じゃない……。そう思った途端、抵抗する意志がスーッと消えてった。
いままで幾度となく夫の前でとったことのある姿勢なのに、今日は、四つん這いのその格好をするのに、相当な勇気が必要だった。洗い場のタイルの上で、しぶしぶ獣のポーズをとった仁美に向かって、
「もっと尻を高くして、股をひろげるんだ!」
哲夫が野卑な言葉を浴びせかける。性行為の最中、一言もしゃべったことのない哲夫からは想像もつかない言葉だった。しかし、その怒声には、有無をいわせぬ強制的な響きがあった。
仁美は頭を低くして、なおのこと尻を高くもちあげた。峡谷の底に沈んでいた媚肉がムリッと盛りあがって縦に裂け、そこから濡れたピンクの小舌が頭を覗かせている。柔肉を裂いて走る淫靡な亀裂は、モヤッと煙る草原の中へとまぎれこんでいる。もちろん、すねたように口をとがらせたアヌスも丸見えである。
仁美は複雑な心境だった。むろん、普段とは別人のようになっている哲夫のことを考えると、何をされるかわからないという恐怖はある。だが、心の片隅のどこかに、そうした不意討ちを密かに期待している自分がいるような気がしてならなかった。
それにしても、わたしがオナニーをしていたことがそんなに癪に触ったのかしら?……ふと、そんな想いに駆られた時、お尻のあたりに鋭い痛みが走った。
ピシッ、ピシッ……。
見あげると、哲夫が血相を変えて、ズボンから引き抜いた革のバンドを振っている。
「あ、あなた、なにしてるの……や、やめて、痛いわ」
身を起こして、哲夫の無暴なふるまいを制止させようとした仁美のふくよかな胸部をピシッと鞭がとらえる。つづいて、腹部、そして肩に鞭がくいこむ。
「ヒヒヒ……淫らな肉体をこらしめてやる」
薄ら笑いを浮かべて鞭を振るう哲夫の表情は、もはや正常な人間のそれとは思えなかった。ズボンがだらしなくずりさがり、青い縦縞模様の入ったトランクスが半分露出してしまっている。
「あなた、気でも違ったの!? しっかりして」
仁美は哲夫の足もとにすがりついた。その拍子にズボンが脱げてしまい、だぶだぶのトランクスの裾から、毛に覆われた醜怪な肉袋がはみだした。トランクスの前面は、石ころでもしこんだように異様なふくらみを呈している。
「この色狂いめ!」