四つん這いになった尻肉の狭間に、
残虐な男の指がねじこまれる!
手指は赤い肉芽を、鮮紅色の花弁を、
薄茶色の裏門を撫で、嬲り、抉る!
美貌と気品と教養に満ちた社長秘書・美奈子。
男に穢されたことのない陰部を、
無理矢理、後輩OLの前で、剥かれる恥辱、犯される屈辱。
だが、次第に割れ目は熱と潤みを帯び、
朱に染まる裸身に慄えが走りだした……
みなこ(26歳)秘書
くみこ(21歳)OL
まりこ(26歳)その他
本編の一部を立読み
バイブは万里子の肛門から直腸を脅かしていた。組紐で大きく股を割られた形に縛りあげられて、バイブが尻の穴を串刺しにしている今の自分の格好を思うと、せめて泣き声をあげることだけが、唯一人間的な行為のように思えるのだった。万里子はせいいっぱいの声をあげて泣いていた。
しかし、万里子の泣き声は、善蔵の倒錯した性向をただ高じさせるだけだった。万里子のまったく無防備な排泄器官に加わる善蔵の力は、ますます凶暴さを増した。いつしかバイブは、その根元まで万里子の中におさまってしまった。
「どうだい、さんざんてこずらせてくれたが、全部おさまったじゃないか」
おさまってしまうと、挿入時の痛みはどこかへ消えて、直腸にただいやらしい異物感だけが残った。その異物感を冷静に辿っていけば、自分の身体の中にあの凶々しく反りかえっている張形が、はっきりとイメージできた。
バイブのスイッチが入れられた。
万里子の身体の中から、低い唸りが聞こえてきた。
「あああああ……」
身体中から汗が噴きだした。乱れた髪が汗に濡れて額に張りついた。
肉体の底で固いものが蠢いていた。万里子の細い管の中で、それがぐるぐると動くたびに、万里子の身体は何か酸っぱいような気分になった。それは遠くで響いている雷鳴のようだった。光芒は一瞬だが、その余韻ははるかに遅れて静かにひろがってくる。
万里子のヴァギナから愛液が溢れた。樹液のように粘りのある、水晶のように透明な愛の涎は、まるで失禁のように、万里子のデルタを熱く潤した。
「ああん……」
万里子は縛られて不自由な肢体を、揉むようにくねらせた。
「どうだ、いいだろう? ええ、いいんだろう!?」
善蔵が言った。
万里子は口をつぐんだ。自分では決して認めたくないけれど、死ぬほど口惜しいことなのだけれど、万里子は快感を覚えていた。気持いいのだ。たまらなくいいのだ。
「この格好のまま、鞭で叩いて欲しいか? 叩いて欲しいんだろう、ええ!?」
「ああ、叩いて、思いっきり……」
身体中の毛穴までが感じていた。バイブはまだ身体の中で動いていた。なにもかもが官能的で、切なかった。
「ああ!」
善蔵の振りおろした鞭の最初の一発が、万里子の臀部をとらえた。
火のような痛みがはしった。瞬間、万里子は尿意をもよおした。が、最初のそれはかろうじて耐えた。
しかし、鞭は息もつかさず打ちおろされた。
痛みがはしるたびに昂ってくる尿意を、万里子は遂に解放した。身体から蛍光が発するような、何もかもが遠のいていくような安堵が万里子を包みこんだ。
勢いを得た黄金水は、万里子の股の間から一筋にほとばしって流れでた。