本販売日:1992/09/23
電子版配信日:2011/05/27
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0453-3
それは、まさに狂気の世界だった!
父の眼前で義母を犯す──
息子に悩ましい下着を剥ぎとられ、
羞恥で裸身をくねらせる義母。
なのに女体は燃え、濡れてしまう。
彼女は今、愛欲に生きる獣になっていた。
あずさ 義母
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あずさはまず、ベッドにうつ伏せにされ、スカートをめくられて、一気にパンティをおろされた。
夫に裸の尻が見られたことが、あずさには何より恥ずかしかった。
さらに光太はあお向けにして、脚を大きくひろげさせ、乱暴に女陰を撫でた。
光太が体をあずけ、首筋から耳のあたりに唇を寄せてきた隙に、あずさは昭夫へ目をやった。しかし、昭夫の姿勢はさっき見たときと少しも変わっておらず、じっと二人の動きに見入っていた。
「あなた、見ちゃだめ!」
まるで、言っている言葉が届いていないように、昭夫の反応はない。
「見ないで! お願い」
百メートルも離れたところにいる人に話しかけるように叫んでみたが、相変わらず昭夫は何も反応しない。
その間にも光太は、ブラウスにとりつき、ボタンをはずしにかかった。
「いやっ!」
業を煮やした光太は、平手をあずさの頬に一発をくらわせ、黙らせた。その後は一方的だった。ブラウスが剥ぎとられ、ブラジャーが脱がされ、スカートが毟りとられた。
昭夫の見ている前で丸裸にされるのに、大して時間がかからなかった。
光太はあずさを全裸にすると、すぐさまズボンをずりおろし、隆々と大きくなったペニスを引きだした。そして蒼ざめているあずさを横目に、片脚を抱えて高々と跳ねあげた。
あずさの女陰がすっかり夫の目にさらされた。まるでストリッパーのように、お尻の穴さえ隠すことなく、股間のすべてを、夫と義理の息子に開陳していた。
あずさの股間に割り入った光太が、そろそろと一物を近づけてきた。
「ああ……」
光太の直立したペニスが割れ目に当てられた。
「いくぜ」
光太が静かに言った。
「ちょっとォ……あああっ!」
あずさは最後のためらいを示したが、無視された。
光太の腰がグイッと振りこまれて、硬く張りつめた肉棒が一気に女陰を差し貫いた。
「……父さん、入ったぜ」
光太が昭夫を振り向いた。
昭夫が二人の結合しているのを目で確かめて、深くうなずいて見せた。
光太が静かにグラインドを開始した。
「あああああ……」
あずさは何もかも諦めて受け入れるよりほかなかった。重い敗北感のなかで、亢進してくる快感の狭間にいた。
光太の腰が次第に激しいピストン運動に移っていく。それにつれ、あずさは自分が昭夫に見られていることを忘れていった。