生徒達からマドンナと憧れられる女教師、
優子の体内には淫魔の血が流れている!
男に全裸でぬかずき、舌で唇で性器で奉仕するのが、
優子にとって最高に甘美な時間なのだ。
淫らな性癖が一人の教え子に知られてしまった!
優子の悲劇はその時からはじまった。
ゆうこ(23歳)女教師
まゆみ 女子学生
本編の一部を立読み
ペニスがすっかり女の中に入ると、男は自分の優位を見せつけるように、悠然とピストン運動をはじめた。最初はゆっくりと、しだいに大きく。しかしリズムは決して乱さない。職人の仕事のように、正確で念の入った動きのように思えた。
その動きに変化をつけているのは、女のほうだった。女は自分の体内に楔が打ち込まれたと知ると、積極的に動きはじめた。しかし、女の動きは気まぐれで突発的で、男ほどには器用だとは思えなかった。その不器用さが、女の情欲の強さを示していた。
女の欲情は、身体の中から湧き起こり、身体を貫いているのだ。それにうながされて女は身体をくねらせ、髪を振り乱し、狂ったように泣いた。
男の動きも次第に早さを増し、だんだんとリズムを狂わせていった。
男の欲情は、女の寄せては返す波のようではない。むしろ積み重なっていくもののように、徐々に高まっていく。その勢いはゆっくりだが、決して下ることはない。ここまで、次はここまで……と高まっていく内に、途方もなく高く大きく、まるで天まで届くかと思えるような大波となって、さらに上を目指そうとした瞬間、音をたてて砕けるしかない。男の高揚は、ただ一度きりの昇天に向かってひたすら昇りつめていくのだ。
男の腰の動きは女によって、完全にリズムを狂わされていた。今はもう、がむしゃらな前後運動でしかない。
そして突然、変化が起こった。蒼穹にまで達しようかという満々たる大波が、天井をうって砕け落ちたのだ。
「ああっ!」
女が声を震わせて叫んだ。
男の腰がガクンとたががはずれたように奇妙な動きを見せた。二度、三度、しゃくりあげるような腰の動きがあり、二人の動きは完全にとまった。