兄いもうと

著者: 久葉純介

本販売日:1987/09/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0150-1

大学に受かり、上京した麻理子、

18歳。5歳年上の兄と一緒に暮らせる希望が、

一夜にして絶望へと変わった。

なんと、兄の雄一は性奴隷だったのだ!

寄宿先の主人夫婦に弄ばれる愛しき兄。

変質夫婦の魔手は、18歳の美肌にも襲いかかる。

実兄の眼前で処女を奪われ、

性の秘戯を調教される羞恥、屈辱……

やがて兄妹は、命じられて、

おぞましい背徳の肉交にのめりこむ……

登場人物

まりこ(18歳)妹

ゆうこ(26歳)義母

もとみ(18歳)女子大生

あやこ 女子学生

本編の一部を立読み

「お次はいよいよ一つになるところを見せてもらおうか」

「ラーゲは麻理子ちゃんが上になるほうがいいわね」

そのほうが結合場面がよく見えるから、と沙紀夫人も待ちに待った兄妹相姦のクライマックスに心を弾ませている。そして麻理子はその指示どおり、兄の腹をまたぐように自分の火照った上体をその厚い胸板にピッタリ重ね合わせた。

「そのままゆっくり腰を落とすのよ」

麻理子はしっかり兄に抱きついたまま、高く差し上げた尻を降ろしていった。

「ああ……」

股間のはざまに兄の灼熱が触れた。一瞬のためらいが起こる。麻理子はそれを打ち消すように一気に腰を沈めた。

「ウムッ」

雄一の下半身がピクンと跳ねた。それを受け止めるように麻理子は深々と咥え込んだ。

「フムフム、ちゃんとつながってるな」

妹の可愛らしい割れ目に、兄の剛直がはちきれんばかりに収まっている。あふれた愛液が、根もとの回りに白い泡をつくっている。

正也は兄妹の交わりを確認すると、

「さあ、今度は二人で気をやってみせろ」

「そして、イク時は、ちゃんとそう言うのよ、麻理子ちゃん」

沙紀夫人も後ろから結合部分を覗きながらけしかける。

「ああ、お兄さま……」

麻理子は兄の胸に手を置き、上体を反らすように腰を揺らし始めた。下から雄一の両手が麻理子の乳房を握りしめる。二人の全身も真っ赤に上気し、密着したすきまからは、淫靡な音とともに、むせかえるような匂いを発散している。

「あっ、あっ」

やがて律動のピッチが早くなり、麻理子の喘ぎが甘く糸を引くようになった。

「ま、麻理子、もうダメ、いっちゃう」

麻理子はひときわ高く歔くと、

「お兄さまッ、麻理子、イクッ――」

グッと背をのけぞらせ、秘芯に咥え込んだ兄を小刻みに絞り上げた。

「麻理子ッ」

たまらず雄一も呻いた。官能が一挙に凝固し、雄一は最後にその狭い果肉を下からしたたかに突き上げた。同時に快感が砕け散り、兄は妹の体奥ふかく、禁じられた劣情を勢いよくほとばしらせたのだった。

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