男を待っていた場所は「魔淫の園」……
「ああ、もう焦らさないで」「い、いい、もう駄目ェ」
ぬめ光る肢体をのけぞらせ喘ぐ社長夫人・舞。
隣りでは令嬢の麻紀が尻肉を引きつらせている。
たしなみも地位の忘れた時――女はこうまで変わる!
とても夫には、見せられない色と欲望の姿。
まい(32歳)人妻
まき(27歳)令嬢
ゆうこ 人妻
ひとみ(25歳)OL
本編の一部を立読み
「さあ、早くテープがほしければ、滝沢政彦にする以上に気を入れて俺のモノをしゃぶれ!」
俯いて手で胸と下腹部を押さえて坐っている舞の前に立ちはだかると、髪をつかんで顔を仰向けて、硬直しきった肉茎を突きつけた。
弱々しく舞が顔を振る。おぞましそうな表情を浮きたてた顔を、肉茎が撫で回した。それがローズレッドのルージュを掃いた蠱惑的な形の唇に触れると、もう逃れられないと覚悟を決めたのか、舞は抗うのをやめて、おずおず唇をひらいた。
阿久津の先端部分をくわえた舞は、その根元に両手を添えて、おぞましそうな表情で眼をつむると、ためらいがちに舌をからめてきた。
「早いとこ俺をその気にさせないと、いつまでも茶室にこもっていることになって、お手伝いに怪しまれるぞ」
阿久津の脅しが効いたのか、舞の舌遣いが滑らかになって、くすぐりたててくる。ときおり顔を前後に振って、口腔全体をつかってしごくようにしたりもする。そのおぞましそうな顔に、しだいに昂りの気配が浮いてきて、それにつれて舌が狂おしさを訴えるように戯れ、顔が首の支えを失ったようにグラグラしはじめた。
その気にさせろ--といったものの阿久津はもう充分にその気になっていた。彼のモノをくわえ、昂りのために美貌がますます冴えわたってきた人妻の、生々しさとなまめかしさに見惚れていると、もう我慢も限界だった。
阿久津は舞を押しやった。
「四つん這いになれ!」
ためらうのを無理やり俯伏せにして、腰を引き上げた。いきり立ったモノを手にクレバスをまさぐって花芯をとらえ、熱いぬかるみの奥に突き入った。
「アウッ……!」--呻いた舞がグッとのけぞって、ガックリと頭を垂れた。
阿久津はハート型に形よく張った腰を両手でつかみ、ゆるやかに律動した。ねっとりとからみついてくる粘膜--そのなかに微妙な襞のくすぐるような感触がある。
快感を味わうような律動につれて、舞が狂おしそうにかぶりを振り、こらえきれなくなったようにきれぎれの喘ぎを洩らしはじめた。
阿久津は行為をつづけながら、なまめかしい牝を想わせるしなやかな裸身と、あからさまな眺めを眼で堪能していた。繊細な表情をもった滑らかな背中、括れたようにくびれた細腰、そんな華奢な上体とは対照的に熟れた女の官能が詰まったような肉感をたたえたまろやかな尻……。その、くっきりと割れた尻朶の狭間に、柔襞を分けて押し入り、突き引きを繰り返す肉茎と、充血してふっくらとせり出したアナルがあからさまに見えている。
阿久津は、アナルに指を這わせた。
「アアッ……い、いやっ!」
舞が焦れるように腰を振る。かまわず指を挿入していった。
指をアナルが生き物のように締めつけてきて、それと同時に肉茎をくわえたバギナが生々しくヒクつく。
「奥さん、前のほうもピクピク動いてるぜ」
「ああっ、だめっ……うっ、ううんっ」