ソファで眠ったふりを装う母・美南子。
若すぎる、美しすぎる、悩ましすぎる女体は、
息子を獣に豹変させるに充分だった。
欲しかった。かつて愛した男に似た我が子に、
美南子は思いきり犯されたかった。
だから、母の理性を捨て去ったのだ!
みなこ(36歳)実母
ゆうこ 女子学生
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「大丈夫よ、譲治、心配しないで……あなたはただ、黙って立っていればいいの」
なだめるように言った美南子は、有無を言わさずこわばりの突端を口に含み、夢中で舌を躍らせはじめた。
「ああ……」
観念した譲治が、拳を強く握りしめ、腰を前に突きだした。母の生温かい口腔の感触は得も言われぬほど甘美だった。
久しぶりに自らすすんで味わう男の味は、美南子の牝の本能をとことんかきたてずにはおかなかった。十七年間のブランクがあっという間に消滅し、ジョージの巨大な男性シンボルを咥えこんでいるような錯覚すらあった。
唾液によってコーティングされた亀頭は、毒々しい色をますます際立たせて、鮮やかに発色し、美南子の官能を刺激する。今まで抑えに抑えていたものが、心の壁を打ち破って一度に噴きあげてくる。駆られるように美南子は肉棹を横咥えにして舐めおろし、皺々の肉袋を掌にのせて揉みしだいた。
欲望に狂って男根を舐めしゃぶる母──それは譲治にとって、いまだかつて見たことのない、母の一面だった。淫らな母の一面を見るのはショックではあった。が、それと同時に、今の母との関係が永遠につづいてくれることを心の隅で願っていた。
こわばりの根元まで舐めおろした美南子は、ためらわず睾丸を口に含み、ズルズルと吸いたてた。手は休みなく肉棒をしごきたてる。
「あっ! 母さん……」
陰嚢まで平気で舐めてくれる母のやさしさに、譲治は感激し、胸をつまらせた。だが、溜まりに溜まっていた譲治の欲望のエキスは、早くも噴火口に向かって上昇しはじめていた。
「ぼ、僕、もれそうだ!」
譲治が腰を引こうとした。
「いいのよ、譲治。お母さんの口のなかに出しなさい」
あわてて勃起を咥えこんだ美南子は、素早く唇をスライドさせ、欲望の剣に磨きをかけた。茎がぐんぐん太く、硬くなっていくのがわかる。根元をギュッギュッと絞りあげ、さらに出し入れをつづける。
譲治の腰が痙攣しはじめた。
「う、う、ううう……」
頭上から呻きがもれてくる。ここぞとばかり雁の裏側を舌で嬲り、唇をすぼめて肉棒を吸いたてた。
「おおおお!……」