理枝は女に生まれたことを心から後悔した。
夫の親友を家に上げたがために味わった恥辱。
一度だけの過ちをネタに貞操を奪われた上に
菊門をうがつ指、舌、そして浣腸液……。
さらに今、美しき人妻は凌辱鬼の仲間に
アヌスを連姦されようとしているのだ!!
りえ 人妻
あやこ 人妻
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た、たまらない、ああッ……助けてッ、あなた、助けてッ……。
理枝は双臀をはねあげて、泣きわめいた。
再び何かを押しこまれた。
「ちきしょう、なかなかうまくいかねえ」
啓太は指先でグイグイ送りこんだ。
「イッ……いやあああッ、ああッ」
絹を裂くような悲鳴があがる。
「いかがですか、先生。ひとつ釣りを楽しまれては」
「フフフ、イキがいいね、この女は……泣き顔が、上のも下のもなんともいい」
黒地は満足げに笑うと、理枝からたれさがっている糸の一本を手にした。糸がピーンと張った。
「ううッ、いやッ! やめて、やめてッ!」
凄まじい官能の嵐に弄ばれながら、理枝が肉体の底から絞りだすような悲鳴をあげた。
グイグイと糸が引かれた。つづいて鍋田、正田らが一本づつ糸を手にして、交互にグイグイと引く。そのたびに理枝のなかの蠢きが激しくなる。
「ヒ、ヒイッ、イイッ……ヒエッ!」
この世のものとは思えぬ悲鳴が、真っ白な歯の間から洩れた。もう理枝は狂ったように双臀をくねらせ、嬌声をあげた。
グッ、グッという抵抗が、黒地の指に伝わってきたかと思うと、理枝のすすり泣きが一段と高くなる。
「フフフ、たまらん手ごたえだよ。理枝とかいったな。可愛い女だ……」
黒地が再び糸を引いた。タイミングよく、鍋田、正田も糸を引く。
「ああッ……啓太さん……助けて、もう……ううッ」
理枝の声が、絶頂に昇りつめるのが近い肉体の状態を教えている。
頃合いよしと見た黒地が、ピーンと張った糸を思いきって引いた。ヌルッというようにドジョウが顔を出した。
「フフフ、このドジョウを食べたら、うまかろう」
黒地は、糸の先ではねるようにしているドジョウを見て笑った。ドジョウは、まるでゆでたてみたいにホカホカと湯気を立てている。
「フフフ、奥さん。ドジョウの味はどうだったかね?」
黒地の恐ろしい言葉に、
「ドジョウ? ああッ、そんな!?」
自分の身体の奥深く入れられたものの正体を知った理枝は、あまりのことに一瞬、顔をひきつらせた。すぐに官能の波に押し流されるように「け、けだもの!……」と叫んだだけで、いっそう泣き声を高めていった。