兄嫁は未亡人

著者: 藍川京

本販売日:1991/04/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0369-7

シチュエーション

剥かれた喪服からこぼれ出る白磁の如き乳房、柔肌。

悲嘆に暮れる兄嫁の躯は予想以上の素晴らしさだ。

「これからは俺が、霧子さんの男だ!」

太腿を割り、赤い牝芯を貫く熱化した怒張……

兄嫁と義弟の関係は通夜のレイプで始まった。

登場人物

きりこ(32歳)兄嫁

ちえみ(24歳)OL

本編の一部を立読み

「あの日、兄貴に誓ったんだ。これから義姉さんの面倒は俺がみるって。化けて出ないところをみると納得してくれたんだ」

なおも逃げようとする霧子を抱きあげ、あの日躯を重ねた寝室に運んだ。

「ここで毎日愛されていたんだな。兄貴はどんなふうに愛した。やさしくか、激しくか」

広いベッドの隅で霧子は身をちぢめた。

「今夜は誰もいない。思いきりやれるぞ」

獲物を見る目になった。

か細い声で霧子は拒んだ。

男を誘うような目をしている。哀しい顔であればあるほど力ずくで抱きたくなる。あの日もそうだった……。

「兄貴の初七日は俺達の本当の初夜だ。いいな」

霧子は無言だった。これからの日々を霧子は自分に託したのだと、修次は勝手に解釈した。

「そこに立って自分で着物を脱ぐんだ」

壁際をさした。

「明かりを……消してください……」

押し倒し、着物を剥ぎ取ってしまいたくなる。すでにズボンの中の肉棒はいきりたっていた。

「さっさと脱げよ」

身につけたものがひとつ落ちるたびに、霧子の動きが鈍くなった。

(見ないで……そんなふうに……)

襦袢と湯文字だけになると、ついに霧子の動きはとまった。

「あとはあなたがなさって……お願い……」

修次の脳裏に、かつて考えたこともない淫靡な行為が浮かんだ。これまで関わったどんな女にもノーマルに接してきたが、霧子を見ていると無性に虐げてみたくなる。

「脱がないんだな」

これが返事だというように、霧子は背を向けた。そのまま動こうとしない。

「わかった。じゃあ、毛抜きがあったら貸してくれないか。指に棘が刺さってるんだ。放っておいたら今ごろになってひどく痛みだしたんだよ。ズキズキする。頼むよ、義姉さん」

霧子がそっと首をまわした。

修次は右の人さし指を差し出した。

ドレッサーの引出しから毛抜きを出した霧子は、襦袢の胸元を押さえて差し出した。受け取った修次は、次の瞬間、霧子の手首をつかんだ。

「言うことを聞かなかった義姉さんに、これからお仕置きしてやる」

思わせぶりな笑いを浮かべた。

追いつめられた霧子の不安なまなざしが、ためらうことなく修次を淫猥な行為に駆り立てていく。

「義姉さんのかわいいヘアーを抜くんだ。剃ったんじゃ面白くない。すぐに終わってしまうだろう? こいつで一本一本全部抜いてやる」

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