剥かれた喪服からこぼれ出る白磁の如き乳房、柔肌。
悲嘆に暮れる兄嫁の躯は予想以上の素晴らしさだ。
「これからは俺が、霧子さんの男だ!」
太腿を割り、赤い牝芯を貫く熱化した怒張……
兄嫁と義弟の関係は通夜のレイプで始まった。
きりこ(32歳)兄嫁
ちえみ(24歳)OL
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「あの日、兄貴に誓ったんだ。これから義姉さんの面倒は俺がみるって。化けて出ないところをみると納得してくれたんだ」
なおも逃げようとする霧子を抱きあげ、あの日躯を重ねた寝室に運んだ。
「ここで毎日愛されていたんだな。兄貴はどんなふうに愛した。やさしくか、激しくか」
広いベッドの隅で霧子は身をちぢめた。
「今夜は誰もいない。思いきりやれるぞ」
獲物を見る目になった。
か細い声で霧子は拒んだ。
男を誘うような目をしている。哀しい顔であればあるほど力ずくで抱きたくなる。あの日もそうだった……。
「兄貴の初七日は俺達の本当の初夜だ。いいな」
霧子は無言だった。これからの日々を霧子は自分に託したのだと、修次は勝手に解釈した。
「そこに立って自分で着物を脱ぐんだ」
壁際をさした。
「明かりを……消してください……」
押し倒し、着物を剥ぎ取ってしまいたくなる。すでにズボンの中の肉棒はいきりたっていた。
「さっさと脱げよ」
身につけたものがひとつ落ちるたびに、霧子の動きが鈍くなった。
(見ないで……そんなふうに……)
襦袢と湯文字だけになると、ついに霧子の動きはとまった。
「あとはあなたがなさって……お願い……」
修次の脳裏に、かつて考えたこともない淫靡な行為が浮かんだ。これまで関わったどんな女にもノーマルに接してきたが、霧子を見ていると無性に虐げてみたくなる。
「脱がないんだな」
これが返事だというように、霧子は背を向けた。そのまま動こうとしない。
「わかった。じゃあ、毛抜きがあったら貸してくれないか。指に棘が刺さってるんだ。放っておいたら今ごろになってひどく痛みだしたんだよ。ズキズキする。頼むよ、義姉さん」
霧子がそっと首をまわした。
修次は右の人さし指を差し出した。
ドレッサーの引出しから毛抜きを出した霧子は、襦袢の胸元を押さえて差し出した。受け取った修次は、次の瞬間、霧子の手首をつかんだ。
「言うことを聞かなかった義姉さんに、これからお仕置きしてやる」
思わせぶりな笑いを浮かべた。
追いつめられた霧子の不安なまなざしが、ためらうことなく修次を淫猥な行為に駆り立てていく。
「義姉さんのかわいいヘアーを抜くんだ。剃ったんじゃ面白くない。すぐに終わってしまうだろう? こいつで一本一本全部抜いてやる」