仕事を終えた人妻OL・珠実を待っていたのは、
身も心も、倫理観さえ変えてしまう淫虐の肉責め。
27歳の美しき女体が衆人環視のなか全裸に剥かれ、
恥部のすべてがひろげられ、抉られ、弄ばれる!
ああ、もう夫のもとには戻れない……。
理性が快楽に負ける時、幸福な生活は崩壊した。
たまみ(27歳)OL
みわこ(32歳)人妻
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「ああ……咬んで……乳首を咬んで……ああう……」
唇がくすぐったい。乳首が疼く。美琶子にしていることがそのまま返ってくる。美琶子にすることで自分にも同じ快感が伝わってくる。珠実は美琶子への行為で自分まで疼くのが不思議だった。
美琶子の手が珠実のショートカットの髪をまさぐりはじめた。
「あう……そうやっていつもご主人に愛されてるの? ね、教えて、珠実さん……」
すすり泣くような声で美琶子がきれぎれに尋ねた。
(昔のように、夫にこうして愛されたいのよ。恋人だったときのように……毎日こんなふうに、眠ることも忘れて愛してくれたのに……)
珠実は激しかった愛の日々を思い出した。
「あぁあ、いい……いつもこんなふうに愛されてるの? ねえ、教えて……」
小さな珠実の頭をかき抱くようにして、美琶子は眉間に小さな皺を寄せながら首をわずかに持ち上げた。
「帯を解いて……」
「いや!」
なぜ即座に拒んだのか珠実にもわからなかった。
「解いて」
「いやよ、いや!」
(私はあなたが思っているように夫に愛されてはいないわ。毎日毎日愛されたいのに)
「咬んで……」
「いや! もうしてあげない……してあげないわ……」
そっぽを向いて美琶子から躰を離し、珠実はうつぶせになって耳を塞いだ。
右脚のふくらはぎから下と、左の踝から下だけが長襦袢からはみ出している。
美琶子は珠実の右のふくらはぎに舌を這わせた。
「あ……」
美琶子の舌は少しずつ足元に這い下りていった。
正座した躰を横に倒し、わずかにゆるめたような艶めかしい姿の美琶子の着物の裾がめくれ、渋い朽葉色の着物の裾裏の香色が見えている。胸元が乱れ、肩先が見えているのも妖しかった。
喘ぎながら珠実はときおり首をのけぞらせた。
「あ! んんん……」
足指を口に含まれ、指の間を舐められたとき、珠実は躰を大きくくねらせた。
そのとき珠実の右脚のすべてと臀部の一部があらわになった。つんと盛り上がった形のいい尻が、美琶子の愛撫によってびくんと硬直して跳ねた。