慎ましやかで綺麗なピンクの肉花に向けられた毒牙!
堅物の夫では得られない激烈な悦びで、
小夜香の裸身は淫らな蜜がとめどなく溢れる。
あなた、許して下さい。私は罪深い妻です……。
敬虔なクリスチャンの若妻は、心で夫に詫びながら、
初めてのクンニに、フェラチオに酔い溺れてゆく。
さやか(24歳)人妻
まりこ(27歳)人妻
本編の一部を立読み
(信仰篤いクリスチャンか……だが、所詮、肉を持った女に変わりはないさ。それをこれからじっくりと教えこんでやる)
剥き出しになった乳房は、〈ビューティMARI〉のマジックミラーごしに見たとき、やけにうまそうだったが、こうして間近に見ると、いっそう食指をそそった。茉莉子より小さいが、それだけ控え目に見える。
しっとりして吸いつきそうな皮膚だ。血管が薄く透けている。仰向けになっていても、張りのある若々しい乳房は、その形を崩さずに椀形を保っていた。
淡いピンクの乳暈が、また小沢に〈ミルク〉を連想させた。そのまん中のかわいい乳首は、恥ずかしげにわずかに沈んでいた。
小夜香の腕を押えこんだまま、小沢は乳房を舐めまわした。汗ばんだ肌は、甘い香がした。つるつると絹のように滑らかだ。
(こいつは極上だ……こんないい女にクンニのひとつもしてやらないとは、亭主の奴、それこそ罪深いというもんだ)
乳首を舌先でころがした。
「ああっ……いやっ……やめて……」
享輔以外の男に触れられる嫌悪と、ぞくりとする快感がせめぎあっていた。
(神さま、助けてください。もう自分で……自分の指で……恥ずかしいことは決してしません。ですから、許してください……助けてください)
小沢の手がパンティを下げた。
「いやァ!」
ありったけの力で小沢を押した。だが、ほんのいっとき、小沢の手から逃れられただけだった。
膝まで下がっていたパンティは、小沢の足指にかけられ、あっというまに足首へと滑っていった。
柔らかい茂みを探る手に、小夜香は腰を振った。
「こんなこと……こんなことするなんて……後悔するわ……地獄に落ちるわ……いや……夫がいるんです……しないで……お願い」
脅しから哀願へと変わっていく小夜香に、小沢は快感を覚えた。
「地獄? いっしょに天国に昇ろうといってるんだ」
「いやいやいや!」
(厄介なものを信じてるだけ、さすがに往生際が悪いな。ここらで、括りつけてねっちりいたぶってやるか)
ベッドの下のロープを探って手首を括ると、バンザイにして金枠のヘッドに繋ぎとめた。両足は思いきり広げ、尻が浮くほど持ち上げ、ポールに繋いだ。四柱のある天蓋つきのベッドは、こんなときのためにこそ役にたつ。
押えこむ必要のなくなった小沢は、小夜香の全身を、距離をおいてじっくりと眺めた。
「見ないで! いや! 放して!」
拘束から逃れようと腰を振る小夜香は、小沢には「早く来て、早く」そう言っているように見えた。
(恥ずかしい……こんなこと……ああ、いや……)