制服凌辱

著者: 雨宮慶

本販売日:1993/12/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0529-5

清純な制服美女を穢す――男にとって最高の楽しみだ。

標的は銀行員、女子高生……

指が制服をめくり、甘肌を這い、恥肉を抉る。

通勤電車の中で喘ぎを噛み殺しながら、

ひとたび倒錯の悦楽を知った成美と瑠璃子は

さらに淫靡なる魔界へ堕ちていく。

登場人物

なるみ(23歳)銀行員

るりこ 女子学生

本編の一部を立読み

スカート越しにヒップの形をなぞるように撫で回した。たぶん高二か高三で、だとすれば歳は十六か七か。見た目よりも尻のまるみは量感があり、こんもりと盛り上がって形よく張っている。

煽情的なふくらみといっしょにビキニショーツらしいラインが掌に触れ、安城は早くもズボンの前が突っ張るのを感じながら、スカートの中に手を入れていった。

俯いたままの彼女の横顔を見ると、頬のあたりが上気してきている。コットンの感触のショーツの上から、より生々しく感じられる尻を撫で回していると、尻朶がキュッ、キュッ、と、うろたえるようにしこる。

股間に滑り込んだ安城の手を、彼女の内腿が締めつけてきた。が、ピクピク痙攣しながらすぐに締めつけを解く。

生温かいふくらみをとらえた指を、安城はショーツ越しにクレバスに食い込ませた。そしてそのまま、ゆっくりとこする。

驚いた。早くも、ショーツの上からでもヌルヌルした感じがある。

すると、ぎごちなく、彼女が腰をもじつかせはじめた。どうしていいかわからないというようにモジモジさせている。

クレバスをこすりつづけている安城の指にはっきりと、ショーツが生温かい湿り気をおびてきている感じがあった。

そのとき電車が新宿駅に着いた。乗降客が入れ替わる。安城はドキッとした。突然彼女が安城のほうに躯の向きを変えてきたのだ。一瞬、非難する声でもあげられるのではないかとヒヤッとしたが、そうではなかった。

どうやら、ほかの乗客に顔を見られたくなくてそうしたらしい。躯をやや斜めにしてドアのほうにむけ、明らかに興奮のためとわかる強張った顔で俯いている。

先日安城が成美に痴漢プレイを仕掛けたときと同じ状態だった。向き合った二人の躯と電車のドア側との間に、ほかの乗客の眼からは死角になる三角形の空間ができた。

電車が新宿駅を出ると、安城は遠慮なくスカートの中に手を入れ、さらにショーツの上側から中に手を滑り込ませた。

彼女は両手で鞄を持っていたが拒まなかった。もはや痴漢プレイも同然だった。

安城の手は、モヤッとした柔らかいヘアを撫で、その下のクレバスに分け入った。

グショ濡れという形容がぴったりの、張りがある秘唇の間を指でこすってやると、彼女は興奮して強張った顔をドアのほうにそむけるようにして花びらを思わせる唇を開いて息を乱し、両脚をすり合わせる。

ショーツ越しにこすっていたときからそうなっていたのだろう。クチュクチュと音がしそうなクレバスの上端の肉芽は、コリッとした感触がはっきりと指に感じ取れるほどふくれあがり、柔襞に挟まれた膣口も、心なしかふっくらと迫り出してきている。

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