本販売日:1994/02/23
電子版配信日:2009/05/22
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0536-3
抜群の肢体と長い髪で女の色香を漂わせる白川紗英、
セミロングの髪に健康的な女体が眩しい永井直美、
悪魔のような少年に恋したが故、マドンナ二人が
学園の治外法権、性の巣窟に囚われた!
昼夜なく不良たちに嬲られ肉奉仕する哀れな美少女……。
綺羅光・学園凌辱倒錯の世界がここに帰ってきた!
さえ 女子学生
なおみ 女子学生
えりこ 女子学生
本編の一部を立読み
シートの上で、セミヌードに近い下着姿で美少女は腕立て伏せを開始した。
隊員たちはそれを興奮して見おろしながら、回数を数えだした。
白くか細い両腕で全体重を支えるため、今にも折れてしまうのではないかとハラハラさせられる。
弱々しく身体が浮き沈みするにつれて、輝きみちる黒髪が、あちらこちらで甘美に揺らめく。
なんとも新鮮でエロチックな見せ物だった。そうした姿勢をとると紗英は、本当に足がすらりと長くて抜群のプロポーションをしていることがよくわかる。すべすべして艶やかな肩のライン、そしてブラジャーのベルトをぴっちり食いこませた白い背中も、ひどく欲望をそそる。
「あのケツのうまそうなこと。ああ、このまんま、のしかかってヤリてえよ」
隊員の一人が、ぱんぱんに膨れきった股間を押さえ、呟いた。
さっきから少女が力を入れるたび、純白のナイロン地に包まれたヒップがキュッ、キュッ、と張りつめ、形良さがいやというほど強調されているのだ。
「おっぱい、すげえでかいよな。ブラジャーんなかでブルンブルンして。くそ、もうちょっとで全部見えんのによ」
斜め正面からも、一生懸命に目をこらして紗英の胸もとをのぞきこむ男たちがいる。
「あー、あっあっ、もう駄目だ、畜生!」
誰かが部屋から飛びだしていった。トイレへ射精しに行ったらしい。紗英に悩殺され、すでにこれで三人が自爆したことになる。この調子だと淫らな体力測定が終わるまでに、さらに何人かの犠牲者が出そうな気配である。
しかし十回をすぎて、紗英のピッチが落ちてきた。細い腕がわなわな震えだして、いかにも苦しそうだ。腰までの長さの黒髪が腕の震えとともに肌の上でざわめく。
ブラジャーのストラップが片方、はらりと外れ、まばゆい胸のふくらみがきわどく露出するが、それを直す余裕もない。
部屋中に漂う不良たちのドロドロした淫欲の塊りが、ムンと濃密になっているのが感じとれる。
隅のほうで煙草をふかしながら、冷ややかな眼差しを注いでいた結也も、さすがに身を乗りだしてきている。
「ほらほら。どうした。根性出せよ、白川」
毒島が言う。やたら楽しそうだ。ニッと残忍そうな笑いを浮かべ、会議の時などに白板を指し示す伸縮自在スティックの先で、こんもりした臀丘を撫でたり、軽くピタピタと突ついたりする。
隊員たちが「うへへへ」と卑猥に笑う。
「や、やめてください!」
屈辱に真っ赤になって紗英は叫んだ。
「気を散らしてる場合じゃねえだろ。早く先をつづけな」
スティックの先がさらにパンティ越しにいやらしく這いまわる。やがてヒップの亀裂へもぐりこみ、あやうい中心ラインをぐいぐいと刺激するのだ。